ゆっくりと朝食をとった後、W君とNGO団体Wのオーストラリア人B君と問題の現場に行く(写真)。元々、日本の運動会でよく見かけるような小さなテントを緊急住宅として使っていたが、改造して仮設住宅にグレードアップしている。梁と柱の接合部分の溶接がうまくいっておらず、数日前のハリケーンで屋根があおられた模様。小高い丘の上に敷地があるので、普段より浜風が強い地域である。屋根の強化を検討する。

NGO団体Wは、独自の仮設住宅建設プログラムがうまく機能しておらず、共同で何かできないかと最近になってうちの機関に働きかけている。B君はその調整役で、話を聞いていると、B君の団体Wも技術者が足りないとのことである。これらの条件で、有能な技術職を短期間雇用するのははっきりいって難しいと思う。その辺を上部が理解しないとうまく事が進まない。

昼はW君がAmparaで活動している10以上のNGO団体に声をかけて、BBQ大会が行われた。35名ほどの参加があり、情報交換や息抜きをする。アメリカのM会社に勤務するA君に水回りの設備について教えてもらう。

その後、海で泳ぐ。Arugam Bayはサーフィンの名所らしく、昨日は国際大会が行われていた。夜は、ピザとビールでのんびりと過ごす。