先日の土曜が幼稚園の父親参観でした。

 

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先月は母の日参観で、
子供の様子はというと、見れたもんじゃないほど
酷い有様で、大声を出したり席を離れてウロウロしたりと、
妻は死にたがっていました。

 

その状況は私が目で見ていないので、
何とも言い難く、死にたいなんて言う言葉を
子供の前で使ったことを咎めました。

 

そして、私の番。


序盤中盤と良い感じで、ニコニコして楽しく
やっていましたが、途中はしゃぎすぎている場面が
見られたので、目が合った瞬間に子供を
睨みつけて圧しました。

 

これが良くなかった…

 

一気に集中力を失ってしまい、
ゲームに取り組んでいたのですが、

手をあげても先生に指されなかったことで
(※最初の方で一回指されたから)

 

椅子からずり落ち、突っ伏して
泣き始め負号泣。

 

別の先生が来て慰めてくれたものの
そこから帰るまでの10分が
もう調子崩れまくって


歩き回るし、片付けも帰りの支度も
できなくなって惨憺たる結果。

 

コロナ禍だったこともあり、
最後にお土産を貰った順番に順次帰宅なのですが、

 

きっと、子供は「ねぎらいの言葉」を
最初にかけてほしかったのでしょう。

 

しかし私はそこそこ頭に来ていたので
「お前は全然できなかったな!」と言ってしまいました。

 

そして、子供ははぐらかして、

幼稚園の別の部屋を私に紹介しようとしてきたので、

話をそらされたとカチンときて、そんなものいい!
下駄箱に向かいます。

 

もういじけちゃって、隣の父親が脱いだスリッパを
履こうとしたので、グーでノックする要領で頭を
二回コンコン「ダメだよ!」

これでもう崩壊しました。


流石に三歳時のように、大号泣してひっくり返るみたいなことは
なくなりましたが、

 

大泣きして
「叩いたな!」と口で応戦してきます。

 

うちではなにがあっても友達を叩くなとしつけているので、
ぎゃいくの子とするとめちゃ怒る。

 

しまったと思ったけど、後の祭り。

もう無理に手を引いても止まって

 

ぐずりながら
「叩くお父さんとは帰らない」となるから
私だってヒートアップします。

 

途中、道すがらのマンションの花壇に座らせて、
話し合いをして仲直りと称して
コーラ飲ませたり、菓子を口に入れるも

 

「叩かれた」とインプットされているから
そこがイライラして精神的に不安定な状態

ちょっと歩くと思いだして怒る


ここに行きたいと怒る

 

日頃のイライラが噴出していました。


三歳時の療育を終えて、年中から幼稚園に入りましたが


思いのほかうまくできていて、一年経過し、

それでもバスのお迎えを待つときに
騒ぐところや、他人にしつこいところが
親としては嫌だったので、


くどくど注意していたし、

 

家でもご飯が遅いのを叱責したり
かなり厳しくしていました。

 

普通の子でもこんなに叱られないくらい
キツイ当たりだったと思います。

 

しかし、

 

この手の子供は厳しくしないと将来曲がってしまう


療育で教わったこととは真逆の
アプローチで圧をかけてしまってたなと気が付きました。

 

この子は、成長しいいところもたくさんあるし
友達もいっぱいできました。

 

騒がしいところもあるし、
朝からやかましくイライラしますが

 

うるさい=悪い
騒がしい=悪い
ご飯が遅い=悪い

 

いつの間にか、仕事の後輩や高校生に対応するような
やり方で5歳の子供に厳しく当たっていました。

 

そういえば子供に
「もっとやさしくして」とか
「優しく怒って」と言われたときがあって、

 

優しくしても聞かないだろ!と逆に
猛怒りで返したことがありました。

 

ちがうちがう

 

この子は普通のことは違うなりに
本人もストレスをたくさん感じながら生きている

せめて親がもっと優しく甘えられるような場所に
ならなかったらこの子は壊れてしまう。

 

すでに壊れ始めているような
そういう感じをいち早く妻が察知して
(※妻もカリカリ怒ってた)

 

すぐに話し合って優しくしなければ!と考えを改めました。

 

療育で教わったことをすっかり忘れて、
この子が高IQで、難しい本を読み、
漢字もすらすら読むので、つい勘違いしましたが


まだ5歳で幼稚園で、心がぐらぐらして
したいこともたくさんあるのに、
コロナで全部できない、

 

お父さんが全部だめだという。

 

そういう中ではどんどん緊張して
できていたことも、何もできなくなります。

 

最近悔し泣きをするようになり、
その頻度も高いので、この半年
きつかったなと反省。

 

きついと言っても、年中行事のお祝いや
プレゼントも上げていたけど、


そういうことじゃなくて、

 

ご飯が遅い時は、叱責して時間を決めて
ここまでに食べれなかったら○○抜きみたいな
ことをするんじゃなくて、

 

時間を決めたら、手伝って
まず時間通りに食べて、褒めてあげる

それを積み重ねることが自信につながる

 

みっちり、療育でそう習ったはずだったのに、


なぜか「遅い子はもう食べなくていい」という
対応になっていました。

 

胸が痛みます。
本人はもっとつらかったと思います。

 

そんな辛い対応されても
お父さんを好きと言ってくれていたことが
私には一番つらいです。

 

甘やかすのと、甘えさせるのとかと、
好きに、やりたいようにさせるのは違うので、

 

なんでもかんでもというわけにはいかないけど、
少なくとも今後は否定せずにやらせてみようと思うし

親がイライラしていたらバトンタッチして
イライラしていない方が対応するようにしようと思った。

 

せっかくの父親参観で、
きっといい所見せたいと思っただろう
それなのに、何もわかってあげられなかった…

 

もう幼稚園の父親参加行事はないのに
嫌な思い出にしてしまった。


本当に悪い父親だ。 

 

だから
「今まで怒ってばかりでごめんね」と
謝った

 

子供は
「いいよいいよ、甘やかしてくれた方が僕はできるんだ」

 

胸が張り裂けそうでした。


午後は自由だったので、

一緒に図書館に行って本を選ぶ。


相変わらずウイルスや病気の本とか
毒の生物みたいな難しいのを読んでいて

図書館のどの子よりも利口に見えるしハンサムだ(笑)


三歳の時に比べたら落ち着いて
おしゃべりしないで黙々と本を読む。

 

こういうところって当たり前になりすぎて
もちろん褒めるけど、できて当然という頭になってきたので、
できてないときに叱って「褒め」が目立たなくなりましたね。

 

そういう考えがあふれるように思考をめぐり
図書館で泣きそうになりました。


泣きたいのは子供なのにね。

 

それで図書館も好きなだけいさせようと思っていたら
横に座った子供が
先週子供が借りた毒の生物の本を読んで
私に向かってヒョウモンダコの説明をしてきます。

 

最初に他所の子に話すなと約束したのは、

五月蠅くしないためと、コロナだから。

 

でも、同じ趣味で気になる子供。

それで結局我慢できずに話しかける。

 

小学校1年生だということですが、
うちの子供の方がでかい…

 

向こうのかあさんも「何年生?」と聞いてくるけど
「幼稚園だよ!」と言われてでかくて驚いていました。

 

年上の友達と仲良く本を読んでいて、
うちの子は
「ちょっと、なんでどんどんめくるの?ちゃんと最後まで読まないとだめだよ」
なんて偉そうなこと言ってましたが、

 

コレ私が良く言うセリフですね。
客観的に聞くと嫌なセリフですね(汗)

 

最後は二人とも楽しくなりすぎてうるさくなってきたから

向こうのお母さんも慌てて
また今度ね!でバイバイ。


進学する小学校にいる子だったので
なんかよかったねという感じでした。

午前中のあのありさまが帳消しになるほど
いい感じで遊べたし楽しめたかな。

 

帰り道でアイス買って食べながら帰りました。
夜はご飯手伝ったし、歯も磨いてあげて、
一緒に寝ました。昼寝していないから2分で寝落ち。

 

子供への対応は、気を付けようと思いました。

 

だってさ、難しい本読んで、社交は外交的で、
大きいから私も妻も5歳を育てている感じがしないというか、
1人の人間として、大人のように扱っていました。

 

幼稚園の先生には、もう一回
この子の性質について説明して
支援していただけるようにお願いしないと。

 

コロナ禍で担任が変わり、
やっぱザワザワしていたのもあるし、
普通の子と同じようにスルーされたら困る箇所は
いまだにある。

 

それが悪いとかいいじゃなくて、

丁寧にしたら乗り切れるので、
紙に書いてまとめましょうかね。


できると思い込んでしまっていたし、

スパルタ過ぎました。


これが戒めになり気を付けるきっかけになり、ある意味良かった。

ごめんね。もう絶対に怒りすぎないよ。