私の好きなバンドが、9月の末から
ライブツアーを再開するということでツイッターで
宣伝していましたが、個人的には、見切り発車と
感じずにはいられません。
前提として、
新型コロナウイルスは、インフルエンザ以下の感染力で、
症状も老人以外は軽症者が多く、無症状の人もいると聞くので
日常生活においては、
マスク、手洗い・うがい、消毒で9割は防げると私は考えています。
しかし、ライブ空間ともなると
話は別で、屋外だったら9.9割は感染しないと
思うのですが、ライブハウス内だと9.9割感染すると
想像せずにはいられません。
今は、バンドが活動主体のミュージシャンには本当に地獄のような日々だと
思いますが、せめてワクチンの第一回が終わるくらいまでは
耐えるのが利口じゃないかと思います。
多くのインタビューを見ても
ミュージシャン人生で初めての経験と
みんな口をそろえて言いますが、初めてなんだから
わかんないことばかりなんだし、
せめて年末までは警戒はしておいた方がいいと思います。
夏は、気温も高く日照時間も長いので
データ上での「コロナウイルスの生存時間」を
減少させるだけの環境が整っていますが、
秋から季節の変わり目による体調の変化と
冬の乾燥と日照時間の減少でウイルスが生き残りやすくなります。
冬になるにしたがって
感染しやすい状況になる上に、ライブハウスの環境によっては
保菌者が一人同じ空間にいたら、一気に大培養されることになります。
小さい箱だと、トイレも一つだし、唾や汗、密着し、
熱気が蒸気になり、ライターの火もつかないくらい
酸素は薄くなります。
ライブ後も、夜だったら客は、そのまま居酒屋に行き、
駅に行き、もらったとしたら、ウイルスを
まき散らして行動するのは目に見えているので
勘弁してほしい。
私も元ミュージシャンなので、気持ちはわかるんですが、
もうすこし裏が取れてからのほうが活動にケチがつかないと
思うんだけどなあ。
もう半年も自粛で苦しいのはわかります。
でも、まだ一年もたっていない中で
最初の方で動き出すよりは、他のバンドの動向も見て
発進する方が万が一の時に非難が
分散されると思うんだけどね。
大御所ほど、警戒しているのは、
単純に世間のイメージとか、年だから
自分の体調とかも考えている結果なんだと思うよ。
私は、早くて来年の4月が最速再開としては
ベストだと思います。
今入場者制限しているなかでツアー回って
身内だけで、盛り上がって、満足して、
ツイートしてライブに来れないファンを
喜ばせるよりもさ、他にすることあるだろ。
ライブ配信だって、無観客だって
あるのに、中堅はそこをすっ飛ばしていこうとする。
東京から地方に来られても
地方の市民は嫌がる。
しかも感染者出したなんて言ったら
「消毒していました」とか、
言われたところで無関係な一般人は
納得できないからね。
でも、私の意見は一般人の意見ですから、
本気のミュージシャンがこうしたいというのを
止めるような力もないけど、現状がきつくて、
打破したくて、我慢できないからって、
突っ走ってライブしてつぶれてほしくないからって
気持ちがあるのよ。
私の高校時代に好きだったバンドの人だから
コロナ絡みで辞めてほしくないんだ。
早く、音楽が楽しめる環境になるといいんだけどね、
テレビが国民の恐怖心をあおりまくった結果だよ。
インフルエンザより感染者も死者も出ていないんだから
いい加減にしろよマスコミ。