読み聞かせが育児に良いという情報を、
子供が生まれる前から聞いていて、子供が生まれたらやりたいことリストに入れていました。
元々、本は好きなので、読み聞かせするぞ!って気合を入れる
わけでもなく、習慣のように図書館で毎週10冊かています。
2歳から読み聞かせをはじめて、1年で約500冊の計算で、
今では1000冊近くは読んだ4歳半の息子のお話をします。
①読み聞かせの効果とは
②子どもへの効果はあったのか
③親への効果
④まとめ
①読み聞かせの効果とは
・子供の感情が豊かになる
・想像力を豊かにする
・語彙力を伸ばす
・本好きな子どもに育つ
育児書や、ネットで調べるとこういうことが書いております。
私も、これは体感しているので概ね正解だと思います。
ただ個人差はあると思いますが、
自分が本を読んで何か感じるように
子どもだって同じように何かを感じているのだと思います。
②子どもへの効果はあったのか
それで実際のところどうだったのかを解説します。
2歳の頃、はじめての本は、字がなく
動物の絵だけ描いているものでした。
この頃は、まだ本に興味がなく、
読み聞かせも聞いていられないし
本の角をべろべろなめたりかじったりと
知性のかけらもなかったです。
徐々に、字のある本に移行しますが、
本を勝手にめくったり、前に戻ったり
「読む」ことはなく、本もオモチャのように
何か書いてあるものをめくる動作を楽しんでいるだけでした。
3歳くらいから、好みがはっきりしてきたので、
好きな本の、好きな場所だけを何回も読んでいました。
電車やバス、乗り物がお気に入りで、
そういう本は付き合ってくれますが、
ほかの本はつまんないようで怒ったりしました。
まだ、読んでいる途中でも勝手に先にめくって
自分の好きなページを探すかのようにしていました。
うちの子は3歳過ぎて言葉が爆発的に出るようになりました.
このとき、すでに500冊近くの本を読み聞かせていた成果なのか
難しい言葉も、分からない言葉も
つたないながらも口に出しては、どういう意味なのか
「●●って何?」と質問攻めの毎日が始まりました。
その後、乗り物ブームと平行して、
ポプラ社のかいけつゾロリに夢中になりました。
3歳半くらいで、ひらがなカタカナは読めるようになったので、
スイスイ読んでいました。
まだ、自分で読んでいるとつっかえたり、単語の意味が分からなかったりすると読むのをやめることもありましたが、
読み聞かせることでだいぶ先にめくろうとする手が出る頻度は下がりました。
4歳近くには、初見で大体の本は読むようになりました。
フリガナがあれば問題ないし、見慣れた漢字は
読めるようになり、分からなくても、想像して推察しながら
漢字を読んでいます(ほぼ間違っている。)
ただ、創造する力や読みたい気持ちが
2歳のときよりも爆発的に成長しています。
絵本だけじゃ飽きると思い、
小学生向けのゾロリのような本だとか、
宇宙の図鑑、人体の不思議や、恐竜の本、
漫画もどんどん与えて、興味がありそうなものは
次で追加するというように、興味がありそうなところを
沢山見つけられるようにしたいと最近では思っています。
先日、とうとう「コロコロコミック」を
病院の待合室で手にしてしまい、
下品な漫画でげらげら笑っていました。
でも、ちょっと早いかな・・・と感じました。
私がコロコロをはじめて読んだのは
小学校1年でしたから。
③親への効果
スキンシップが取れますし、一緒に何かする時間が増えます。
コミュニケーションが増えることで、しゃべることも増えました。
沢山しゃべるし、何かのまねをするのですが、
それがなんなのかすぐに分かるし、同じ情報を
同じように脳に蓄積することができて
子どもの趣味や思考が分かるようになりました。
絵本の傾向が分かるようになりますし、
子どもの好きな作家さんの好みもわかります。
育児の上で、子どもにしてほしくない行動や、
家の外でのマナーとか、内科検診や、お薬の飲み方、
そのほかにも色々ありますが、絵本という映像を通じて、子どもに
言葉だけでは伝えにくかったことを理解させる手助けとなっています。
また、2.3歳は病院の待ち時間、電車やバスに乗っているとき、
いつも、スマホを渡してしのいでいました。
個人的に、スマホってすごく便利だし、
渡したら子どもも黙るので、静かにしてほしいときは
本当に大助かりですけど、最後までとっておきたいんです。
それに、スマホを簡単に与えるのはイヤだったので、
本を与えていたということもあります。だんだん
本で満足するようになり、今では
スマホは本当に最終手段になっています。
④まとめ
私は兄弟が多かったので、親に読み聞かせなんか
してもらった記憶がないです。
かといって愛情不足とも思いませんが、
だからこそ、何か子どもにしてあげたら、
いろんな興味が沸いて勉強が好きになったりするんじゃないかな
という思いはどこかにあるのかもしれないです。
音楽業もお休みしているし、ふつうの仕事だけだと
暇な時間は沢山あるので、スマホ見ている時間があったら
子どもに本の一冊でも読んでやりたいのが人情です。
幼児期の読み聞かせが大切と言われている一番の理由として、
幼児期には脳が急激に発達することが挙げられます。
幼児期の脳は3歳までに成人の
約80%が完成すると言われています。
更に6歳までに90%にまで達することから、
幼児期の刺激はとても重要みたいなので、
読み聞かせはたくさんしようとおもいます。
それと、親が本読む習慣をもっと取り入れたいなって思いました。
子どもは親をみているので、親が本を嫌いだと、
どんなにハッパかけても、説得力ないし、
子どもも興味は沸かないでしょう。