皆さん、アンサンブル演ってますか?もちろんギター同士のアンサンブルも楽しいですが、他の楽器、歌とのアンサンブル楽しいですよね。私自身過去にはフルートの他、歌、ヴァイオリン、ビオラ、クラリネット、サックス、オカリナ、ピアノ、尺八、和太鼓(!)..といろいろな楽器とコラボレーションして来ました。一例です♪

 

流れよ我が涙/J.ダウランド Flow,my tears by John Dowland Soprano&Guitar 雨宮弘奈(ソプラノ)

 

 

Ave Maria by A.Piazzolla Piano&Guitar アヴェ・マリア/ピアソラ 

https://youtu.be/e1iEWimuOr

 

Yesterday 尺八&ギター 

https://youtu.be/QM3IpLYIx3s?si=NJOMCl_wTYPzPiBC

 

我無楽素(ガムラソ )Gamuraso Wadaiko&Guitar 山本麻琴(和太鼓)&蓮見昭夫(ギター) 

https://youtu.be/VDr8z4Y6xTw

 

今回取り上げたこの曲は元々は『タンゴの歴史』というギターとフルートのために書かれた4曲からなる組曲(1982年)の中の1曲です。個人的には4曲全て演奏して来ました。フルートのために書かれた曲ということもあるのか、フルートとの演奏が多かったのですが、今回あえてチェロと演奏してみました。この曲のチェロ&ギターバージョンあまり過去に例がないかもしれません(もしかして世界初?)それだけチェロには難しい曲なのだと思います。

 

さて、クラシックギターで他楽器とのアンサンブルというと数多く演奏されるこのタンゴの歴史ですが... 他にもクラシックギターで他楽器とのアンサンブルの曲って沢山あると思うのですが、あまり日本では演奏される機会が少なく、演奏されてもだいたい決まった曲が演奏されるように思えます。逆つまりギター以外の楽器(フルート、ヴァイオリン、歌...)の方からみれば伴奏は『ピアノ』というのが定番なのかもしれません。確実な統計を取ったことはありませんが、フルート、ヴァイオリン、歌等の演奏会、録音でギター伴奏の演奏ってピアノ伴奏に比べたらほとんど、ないに等しいのではないでしょうか?

 

自分がかつてドイツに留学した際に感じたことですが、伴奏楽器としてギターはほぼピアノと同等に扱われているし、ギター+他楽器の曲も多々あるということも驚きでした。残念ながら日本では今だにギター+他楽器のアンサンブルというと今回取り上げた『タンゴの歴史』の他ある程度決まった数曲のみという感がしています。

 

何故、伴奏は『ピアノ』が定番なのか?ギター伴奏が少ないのか?自分なりにいろいろと考察してみたのですが、まずは“出会い”が少ないということが一番の原因ではないでしょうか?特に音大にギター科がない(なかった)(もちろん最近は増えて来ましたが)もし、音大にギター科があればアンサンブルの授業やその他理論、歴史等の講義系の授業でギター以外の楽器奏者との出会いがあり、そこからアンサンブルの輪が広がる、ピアノ以外の楽器でも伴奏可能なんだということを知ってもらえる機会がもっと生まれたのではないでしょうか。 しかし、何で音大にギター科がなかったのでしょうか?

 

聞いた話ではギタリストは爪を伸ばす(もちろん伸ばさない人もいますが)ので鍵盤が弾けない(そんなに激しく弾かなければ問題ないと思いますが)という事が理由だと聞いた事があります。もっと深掘りすればですが、何故音大入学の際にピアノ(の演奏技術)が必要なのでしょう?もちろん、幅広い音域を持つピアノに触れる、単音楽器の演奏家が和音を学ぶ等ピアノを習得する意味はあると思いますが、和音を学ぶため等ということであればギターでも可能なのでは?ちなみにですがドイツでの音大受験の際にピアノは必須ではありませんでした。もちろん管弦楽器奏者が将来指導者になった際に生徒の伴奏を務めるためという理由もあるかと思いますが、ギターでも弾ける曲はありますし、いまなら打ち込みで出来ますよね(笑)

 

 それとあまりギターが他の楽器とのコラボレーションが少ない理由に、音が小さいということが挙げられると思います。フルート、ヴァイオリン位ならまだしも(それでも音の響く会場がいいですね)サックス、トランペット、ピアノ...となってくるとやはり音の小ささは否めませんよね。ただ、私の場合は音が小さければアンプ、PAを使うという選択肢を用意してあるので、上記した和太鼓との演奏も可能になるわけです。今回共演したチェロの竹花さんとの演奏会でもあまり響きがよくない会場ではアンプを使用しています。 今回竹花さんとは数曲撮りましたので、今後公開していく予定です。是非チャンネル登録してお待ちください!

 

蓮見昭夫 コンサート・ライブ、セッションのお知らせ 

8月31日(日) 久米川 アコースティックギター・インスト 参加者募集中! オープンステージ in すなふきん 進行 蓮見昭夫(ミニライブあり) Open 15:00 スタート15:30 参加費¥3000 見学¥1500 +2ドリンク クラシック、フィンガーピッキング… アコギ1本でのインストパフォーマンスならジャンル不問(PAあり)ギターデュオ、他の楽器とのコラボ(2人まで)は事前相談 1人20分(事前予約制)演奏者定員8人 出演希望者は前もって事前予約をお願いします 

Facebookイベントページ https://fb.me/e/5PZUo6q9r 

見学の方は予約不要です次回以降の予定 10月19日(日)  

 

8月4日(月) ひばりケ丘 @Studio La Subala 自由参加セッション ギタリスト蓮見さんとDUOろう! Open 13:30 Start14:00 参加費¥2500(学生¥1500)見学¥1000 ソフトドリンク一杯付き 

 

8月6日(水)久米川 FLAT Five オールジャンルOK!自由参加ジャム・セッション ホスト: 蓮見昭夫(ギター) 石田健司(ベース) Open 19:00 Start19:30 - 22:30 参加費¥2500(1ドリンク付) 

 

9月19日(金) 吉祥寺 「音吉!MEG」 出演 上西千波 (vo) 蓮見 昭夫 (g) Start 19:30 ¥3000+テーブルチャージ500円+2オーダー+消費税 

 

9月27日(土)西荻窪 SAWYER CAFE ソーヤー・カフェ Flute & Guitar Live 18:00 start (17:30 open) Music Charge¥3000+Drink(お通し付き) 全てのコンサート・ライブのお問い合わせは蓮見宛でもOKです。