ピックアップ交換前後の動画はこちら
音が激変?ピックアップをセイモアダンカンに交換してみた!コンデンサーも一緒に! SEYMOUR DUNCAN / SH-2n Jazz Neck https://youtu.be/jPsRLmwkiXU
2年前、年末には還暦を迎えるので記念に何か一本欲しいな、といっても1962年製のギターなんて高くて買えないし…だったらせめて赤いギターを!と思って日々ネットを観ていたら!ありました!これだ!という1本。元々箱物が好きでES165、175の2本は既に所有済みでしたが、セミアコも1本あってもいいかなとは思っていた、そこにこの1本。Gibson ES-335 Studioです。ただ、これまでメルカリでギターなんて買った事なくて、それなりに不安(試奏も出来ないし)はありましたがお値段、そこそこだしという事で思わずポチ!
このギターどこが気に入ったかというと
1.まずは色、木目、その時は赤を探していたのでこのワインレッドいいですね、木目もいい感じです。
2.バインディングが黒なのがいいですね。通常335って白いバインディングですが、これはStudioだから?335でバインディングが黒ってあまり見かけませんよね。最近のES-335 Studioのバインディングは白くなってしまったみたいですね。フルアコのバインディングは白でいいと思うのですが、335はこの黒がかっこいい!ボディーのワインレッドとバインディングの黒が良い感じです。
3.糸巻きがグローバー、銀色なのがいいですね。ちなみに所有している175はプラスチック(?)ですが165が金色、気に入ってます。
4.ピックガードがないのがいいですね。多分Studioって廉価版っていう事で余分な物を削った結果ピックガードがないのでしょうか?でも通常指で弾くことの方が多いので、元々ピックガード必要ないのです。元からないので当然ピックガードを外した跡もありません。
5.ポジションマークがドットなのがいいですね。フルアコはブロック型がいいと思いますが、セミアコはドットがいいですね。最後に
6.安いから改造する気になる、まぁ安いと言ってもそれなりの価格でしたが、同時期の335の通常モデルと比べると約半額。もし、ビンテージなんか買ってしまったら(買えませんが)変にいじりたくはないし、持って歩くのも神経使いますよね。その点、そこそこの物だったら自分なりにいじってみるのも楽しいかと…それと初めから変更したい箇所があったのですがそれは後述...
さて、届いた335ですが、特に大きい傷等はなくメルカリ上の写真、説明文とおりでした。ただ、調整がイマイチだったので早速リペアショップで調整してもらうと、いい感じです、弾きやすい、当時で7年落ちでしたが、フレットもほとんど減ってない、良い買い物でした。 肝心の音の方も特に問題なくStudioって廉価版?通常モデルとそんなに違うのかな?という感じでした。
ただ、その後ライブやレコーディングに使用してみて感じたのですが…音が、どうもしっくり来ない。もちろんこの335はこれで完成された音だし、この音がマッチするジャンルもあるかとは思いましたが、自分が演りたい音楽、出したい音とはちょっと違うかなとの思いが段々に強まって来ました。 じゃ、どんな音が欲しかったのか?音色に関しての表現は難しいですが、もうちょっと“ウォーム”で“メロー”サウンド、極端なことを言ってしまえばフルアコのような音、当然セミアコでフルアコの音が出るわけないですし、だったらフルアコ弾けばいいじゃんと言われそうですが(笑)なんか“若い音”っていう感じがして来て、そろそろピックアップいじってみようかな…等と考えてネット等で検索していると SEYMOUR DUNCAN ( セイモアダンカン ) / SH-2n Jazz Neck Blackに巡り合い、これが良いかなと。
そんなある日、たまたま知り合いからリペアマンを紹介されて、相談に乗って頂き、いろいろとアドヴァイスを頂きました。ただ、その方残念な事にあと、数ヶ月でそのショップを去ってしまうとのこと、巡り合いですね、だったら今しかないという事でピックアップ交換に踏み切りました。そのリペアマンの方からのアドヴァイスでピックアップはSH-2nで良いんじゃないかとの事でしたが、どうせピックアップ換えるならコンデンサーも変えた方がいいですよ、と言われコンデンサーも交換して頂きました。
SH-2nを選んだ理由なのですが、上記した“それと初めから変更したい箇所…”っていうのが正に主な理由の一つで、ピックアップカバーを外して黒いピックアップにしたかったのです。バインディングの黒とピックアップの黒とワインレッドのボディーとの組み合わせ、ビジュアル系ギタリストとしては外せない一点でした(笑)結果、最高にかっこいいルックスになったと思っています。現在所有している数十本の中でもルックス的にはピカイチですね。
さて、肝心な音ですが、こちらも正解!でもまず驚いたのがトーンの変わりようですね、コンデンサーを換えるとこんなにも多彩なトーン設定が出来るのか!という感じです。コンデンサーのおかげもあると多々あるのかと思いますが、予想通りメローなサウンドが出るようになりました。オリジナルのGibson57クラシックの時は何か“ぎらつき”みたいな音の要素が感じられたのですが(まぁ、それはそれで個性なのだとは思いますが)だいぶ“大人の音”になってくれたと思います。お気に入りはトーン5前後ですね。10だとまだ、ちょっとぎらつき感があるように思うのですが、トーンを下げると落ち着いて来ますね。バンドで演奏する際57クラシックの時は、ちょっと音が煌びやか過ぎの感もありましたが、これだとだいぶ落ち着くと思います、まだバンドで音出していませんがその辺も楽しみですね。
今回購入したピックアップとコンデンサー(サウンドハウスで購入)
使用ギター Gibson ES-335 Studio 2016年 使用アンプ Mesa/Boogie / MARK V
録音 花小金井201スタジオ 使用カメラ LUMIX DC-GH5M2 DC-G9 コラボ、YouTubeコーディネート・撮影、譜面作成、演奏、伴奏依頼お待ちしています!
御連絡はHPからお願い致します。 蓮見昭夫HP
http://www.akiohasumi.com