こんにちは。ギタリスト蓮見はギターを弾く以外にもいろいろと活動しているのですが、その中の1つに作曲があります。今までうーん、100曲位は作ったかな、中には名曲(迷曲?)も(笑)でもだいたいが自分のバンドやユニットで演奏することを目的として書いたので器楽曲、インストばかりでした。ところが数年前、あるプロジェクトで歌詞に曲を付けて欲しいとの依頼が来たのです。蓮見昭夫初の歌詞がある曲用の作曲、どんな曲にしますか?と依頼主に聞いてみたところコンセプトとしては小中高校生が合唱で歌えるような曲との依頼でした。なので伴奏はピアノのみです。その際に歌詞を頂いて作ったのがこの曲『命のくさり』です。曲を書き上げましたが、残念な事にこのプロジェクト自体がポシャってしまい、この曲はお蔵入りとなってしまいました。 

 

そして、今年2025年。YouTubeをやっていると、“譜面ありませんか?”“レッスン受けたいのですが”...等々いろいろな問い合わせが来るのですが、そんな中たまに来るのが企業、会社からの問い合わせで、うちの製品を使ってレビュー動画を作ってくれないか?等です。先日ACE Studioというメーカーからソフトウェアのレビュー動画の依頼が来たのです。どんなソフトウェアなのかと調べてみるといわゆるボカロソフトです(正確にはボカロはヤマハの登録商標ですが)DTM歴は長くてもボカロって使ったことなくて、初音ミクみたいなの?どうせ機械ぽっくってアニメ声みたいな声しか出ないんだろ?位にしか思ってなかったのですが、1年間無料で使わせてくれるということで使ってみることにしました。 

 

早速インストールして立ち上げてみると、意外に簡単。DTM経験者ならほとんど説明書なしでも使えそうな感じです。手始めに『こんにちは』とか『きらきら星』とか打ち込んでみたところ、ん!なかなかいいじゃん! 

 

すぐに、『きらきら星』にも飽きて来て、あ、そうかレビュー動画作るんだった(最低1本っていうのが条件です、ただし期限なし)なんか、曲を入れてみるかな、と思っても人の曲だと版権の関係でトラブルのも面倒だしな...と考えていたところ、あ!前に作った歌詞付きのあの曲があった、ということでLogicから『命のくさり』を読み込んでみたのです。 

 

まず心配していた“声”に関してはもちろんアニメ声(今回のこの曲は小中高生を意識したのでちょっとアニメ声っぽいかな)みたいな声もありますが、テノール歌手(当然男声)やロック系シンガーの他多彩な歌声が揃ってました(全部で70種類位あるらしい)発音も日本人(?)を選ぶと結構いい感じで歌ってくれます。 

 

でも、一番感心したのが、ほとんどベタ打ち(音の強弱(ベロシティ)等を一切調整せず、音階だけを機械的に入力した状態)状態でもいい感じで歌ってくれてます。AIが優秀なんでしょうね。伸ばした音にビブラートとかしゃくりとか“あざとさ”も勝手に表現してくれています。今回はまだこのソフトを触って数回、ほぼベタ打ち状態です。今後もっと、使い方に慣れてエディットしていけばもっとリアリティー(人間味)が追求出来るかもしれません。凄いソフトです。今後このACE Studioの解説動画も作成予定です。 

 

もし、この曲“歌ってみたい”“YouTube等SNSで使いたい”“歌詞、譜面が欲しい”...等々リクエストがありましたらHPから御連絡ください。沢山の方に歌ったりコラボしてもらえたら嬉しいです。

 

蓮見昭夫 コンサート・ライブ、セッションのお知らせ お問い合わせ、御予約は蓮見宛にどうぞ 8月31日(日) 久米川 アコースティックギター・インスト 参加者募集中! オープンステージ in すなふきん 進行 蓮見昭夫(ミニライブあり) Open 15:00 スタート15:30 参加費¥3000 見学¥1500 +2ドリンク クラシック、フィンガーピッキング… アコギ1本でのインストパフォーマンスならジャンル不問(PAあり)ギターデュオ、他の楽器とのコラボ(2人まで)は事前相談 1人20分(事前予約制)演奏者定員8人 出演希望者は前もって事前予約をお願いします 見学の方は予約不要です次回以降の予定 10月19日(日) 

 

8月4日(月) ひばりケ丘 @Studio La Subala 自由参加セッション ギタリスト蓮見さんとDUOろう! Open 13:30 Start14:00 参加費¥2500(学生¥1500)見学¥1000 ソフトドリンク一杯付き 他に飲食したい方はお持ち込み自由です。ゴミはお持ち帰りお願い致します。 @Studio La Subala 西東京市谷戸町3-17-11 

 

8月6日(水)久米川 FLAT Five オールジャンルOK!自由参加ジャム・セッション ホスト: 蓮見昭夫(ギター) 石田健司(ベース) Open 19:00 Start19:30 - 22:30 参加費¥2500(1ドリンク付) ジャズ、ブルース、ボサノヴァ、ラテン、ポップス…とオールジャンルOK!幅広く楽しく演りましょう!見学のみも可。プロ歓迎(プロはチャージ不要)

 

 9月19日(金) 吉祥寺 「音吉!MEG」 出演 上西千波 (vo) 蓮見 昭夫 (g) Start 19:30 ¥3000+テーブルチャージ500円+2オーダー+消費税 

 

9月27日(土)西荻窪 SAWYER CAFE ソーヤー・カフェ Flute & Guitar Live フルートとギターの絶妙アンサンブル Flute:池田さく子 GUITAR:蓮見昭夫 18:00 start (17:30 open) Music Charge¥3000+Drink(お通し付き)

 

コラボ、YouTubeコーディネート・撮影、譜面作成、演奏、伴奏依頼お待ちしています!御連絡はHPからお願い致します。

 蓮見昭夫HP http://www.akiohasumi.com

 

 

 

皆さん、アンサンブル演ってますか?もちろんギター同士のアンサンブルも楽しいですが、他の楽器、歌とのアンサンブル楽しいですよね。私自身過去にはフルートの他、歌、ヴァイオリン、ビオラ、クラリネット、サックス、オカリナ、ピアノ、尺八、和太鼓(!)..といろいろな楽器とコラボレーションして来ました。一例です♪

 

流れよ我が涙/J.ダウランド Flow,my tears by John Dowland Soprano&Guitar 雨宮弘奈(ソプラノ)

 

 

Ave Maria by A.Piazzolla Piano&Guitar アヴェ・マリア/ピアソラ 

https://youtu.be/e1iEWimuOr

 

Yesterday 尺八&ギター 

https://youtu.be/QM3IpLYIx3s?si=NJOMCl_wTYPzPiBC

 

我無楽素(ガムラソ )Gamuraso Wadaiko&Guitar 山本麻琴(和太鼓)&蓮見昭夫(ギター) 

https://youtu.be/VDr8z4Y6xTw

 

今回取り上げたこの曲は元々は『タンゴの歴史』というギターとフルートのために書かれた4曲からなる組曲(1982年)の中の1曲です。個人的には4曲全て演奏して来ました。フルートのために書かれた曲ということもあるのか、フルートとの演奏が多かったのですが、今回あえてチェロと演奏してみました。この曲のチェロ&ギターバージョンあまり過去に例がないかもしれません(もしかして世界初?)それだけチェロには難しい曲なのだと思います。

 

さて、クラシックギターで他楽器とのアンサンブルというと数多く演奏されるこのタンゴの歴史ですが... 他にもクラシックギターで他楽器とのアンサンブルの曲って沢山あると思うのですが、あまり日本では演奏される機会が少なく、演奏されてもだいたい決まった曲が演奏されるように思えます。逆つまりギター以外の楽器(フルート、ヴァイオリン、歌...)の方からみれば伴奏は『ピアノ』というのが定番なのかもしれません。確実な統計を取ったことはありませんが、フルート、ヴァイオリン、歌等の演奏会、録音でギター伴奏の演奏ってピアノ伴奏に比べたらほとんど、ないに等しいのではないでしょうか?

 

自分がかつてドイツに留学した際に感じたことですが、伴奏楽器としてギターはほぼピアノと同等に扱われているし、ギター+他楽器の曲も多々あるということも驚きでした。残念ながら日本では今だにギター+他楽器のアンサンブルというと今回取り上げた『タンゴの歴史』の他ある程度決まった数曲のみという感がしています。

 

何故、伴奏は『ピアノ』が定番なのか?ギター伴奏が少ないのか?自分なりにいろいろと考察してみたのですが、まずは“出会い”が少ないということが一番の原因ではないでしょうか?特に音大にギター科がない(なかった)(もちろん最近は増えて来ましたが)もし、音大にギター科があればアンサンブルの授業やその他理論、歴史等の講義系の授業でギター以外の楽器奏者との出会いがあり、そこからアンサンブルの輪が広がる、ピアノ以外の楽器でも伴奏可能なんだということを知ってもらえる機会がもっと生まれたのではないでしょうか。 しかし、何で音大にギター科がなかったのでしょうか?

 

聞いた話ではギタリストは爪を伸ばす(もちろん伸ばさない人もいますが)ので鍵盤が弾けない(そんなに激しく弾かなければ問題ないと思いますが)という事が理由だと聞いた事があります。もっと深掘りすればですが、何故音大入学の際にピアノ(の演奏技術)が必要なのでしょう?もちろん、幅広い音域を持つピアノに触れる、単音楽器の演奏家が和音を学ぶ等ピアノを習得する意味はあると思いますが、和音を学ぶため等ということであればギターでも可能なのでは?ちなみにですがドイツでの音大受験の際にピアノは必須ではありませんでした。もちろん管弦楽器奏者が将来指導者になった際に生徒の伴奏を務めるためという理由もあるかと思いますが、ギターでも弾ける曲はありますし、いまなら打ち込みで出来ますよね(笑)

 

 それとあまりギターが他の楽器とのコラボレーションが少ない理由に、音が小さいということが挙げられると思います。フルート、ヴァイオリン位ならまだしも(それでも音の響く会場がいいですね)サックス、トランペット、ピアノ...となってくるとやはり音の小ささは否めませんよね。ただ、私の場合は音が小さければアンプ、PAを使うという選択肢を用意してあるので、上記した和太鼓との演奏も可能になるわけです。今回共演したチェロの竹花さんとの演奏会でもあまり響きがよくない会場ではアンプを使用しています。 今回竹花さんとは数曲撮りましたので、今後公開していく予定です。是非チャンネル登録してお待ちください!

 

蓮見昭夫 コンサート・ライブ、セッションのお知らせ 

8月31日(日) 久米川 アコースティックギター・インスト 参加者募集中! オープンステージ in すなふきん 進行 蓮見昭夫(ミニライブあり) Open 15:00 スタート15:30 参加費¥3000 見学¥1500 +2ドリンク クラシック、フィンガーピッキング… アコギ1本でのインストパフォーマンスならジャンル不問(PAあり)ギターデュオ、他の楽器とのコラボ(2人まで)は事前相談 1人20分(事前予約制)演奏者定員8人 出演希望者は前もって事前予約をお願いします 

Facebookイベントページ https://fb.me/e/5PZUo6q9r 

見学の方は予約不要です次回以降の予定 10月19日(日)  

 

8月4日(月) ひばりケ丘 @Studio La Subala 自由参加セッション ギタリスト蓮見さんとDUOろう! Open 13:30 Start14:00 参加費¥2500(学生¥1500)見学¥1000 ソフトドリンク一杯付き 

 

8月6日(水)久米川 FLAT Five オールジャンルOK!自由参加ジャム・セッション ホスト: 蓮見昭夫(ギター) 石田健司(ベース) Open 19:00 Start19:30 - 22:30 参加費¥2500(1ドリンク付) 

 

9月19日(金) 吉祥寺 「音吉!MEG」 出演 上西千波 (vo) 蓮見 昭夫 (g) Start 19:30 ¥3000+テーブルチャージ500円+2オーダー+消費税 

 

9月27日(土)西荻窪 SAWYER CAFE ソーヤー・カフェ Flute & Guitar Live 18:00 start (17:30 open) Music Charge¥3000+Drink(お通し付き) 全てのコンサート・ライブのお問い合わせは蓮見宛でもOKです。

 

暑い日が続きますが、皆さんお元気ですか?さて、YouTubeに新作アップのお知らせです🎥今回は今更説明の必要など不要の名曲中の名曲『神田川 作詞 喜多条忠 作曲 南こうせつ』を弾いてみました。通常動画作成の前には当然練習するわけですが、普段は譜面(ギター譜もしくはメロ譜)を見ての練習するところを今回は美しい日本語の歌詞のイントネーションを大事にしたいと思い主に歌詞カードを見ながら練習しました😊
個人的にはこの曲に対し多々思い入れがあります。というのもこの曲が発表されたのが1973年(昭和48年)ということは小学校5年生位だったかな、この曲を聞いてこの曲が弾きたくて、ギターを始めるきっかけになった曲なのです🎸なので初めはフォークシンガーを目指していたのですが、ある日大きな欠点に気づき😫シンガーの方は断念しました😝その後はギター一筋ロック少年になりフュージョン(当時はクロスオーバーと言ってました)ジャズ、クラシック...といろいろな音楽にギターで携わって来たわけですが、全ての始まりはこの曲でした☺️後にこの曲の舞台となった高田馬場の専門学校で約20年間働く事になったのも何かの縁を感じます♨️
そんな思い出深いこの曲ですが、今だに不可解に思っている事があります。それは昔テレビで観た『題名のない音楽会』でこの曲を取り上げた際に、司会の黛敏郎先生が“この曲は名曲だ、いい曲だ、ただ、音楽理論的には間違っている箇所がある”と発言されたのです(昔の事なので番組名等間違っていたらすみません)当時はうーん、そうなのか...程度に思っていました🤔ですが、その後自分なりに音楽理論を勉強しても、結局今だにこの御発言の意味が分かりません。この曲のどの箇所がどう音楽理論的に間違いなのか?もしご存じの方いらっしゃいましたら教えてください(笑)
 
出演者募集中です!
8月31日(日) 久米川 アコースティックギター・インスト
オープンステージ in すなふきん 進行 蓮見昭夫(ミニライブあり)Open 15:00 スタート15:30 参加費¥3000 見学¥1500 +2ドリンク クラシック、フィンガーピッキング… アコギ1本でのインストパフォーマンスならジャンル不問(PAあり)
ギターデュオ、他の楽器とのコラボ(2人まで)は事前相談
1人20分(事前予約制)演奏者定員8人 出演希望者は前もって事前予約をお願いします 見学の方は予約不要です
後日YouTube(蓮見昭夫サブチャンネル)にて配信(希望者のみ) お問い合わせ、御予約は蓮見宛にどうぞ🤗
哀愁のトレモロ奏法で奏でる 神田川 ソロギター 作詞 喜多条忠  作曲 南こうせつ ギター・アレンジ 蓮見昭夫