というものがございます。
これがまた多くの人の胸を打つというのは、世界の名作が示している通りでございます。
父親というのは、少年にとって、乗り越えなければならない壁なのですね……
ところで、この題材、いろんなバリエーションがございます。
私が望んでいるのは、父親が、最初から、超えなければならない壁として立ちはだかっているというシチュエーションです。
最高に……熱い……!!
敵が実は父親だったー!!知らんかったマジで?!そりゃないよ父さん!!というパターンが実に多いのですが、これは逆に醒めるシチュエーションです。
そりゃないよ父さん!何でやねん父さん!!
そりゃ悲劇だけれども!!!
倒さなければならない敵が父さんだった!というのは受動的でありまして、少年にとっては予想外のアクシデントなわけです。
父を倒さなければならない。
初めからその覚悟を持って、戦いの場に身を置いて欲しいのです。
さて、夢色キャストといえば、先般、惜しまれながらサービス終了し、推しまれすぎたために、何故かサービス終了後も、グッズ界隈が異様な盛り上がりを見せている、乙女ゲームです。
えっ、乙女ゲームですよ?
間違ってませんよ。
私は、最初から乙女ゲームの話をしています。
乙女ゲームを、こんな目で見ているのは、私だけなのかもしれないが、なぜかこのゲーム、メインストーリーに恋愛が絡まない、超骨太な少年漫画やねん。
乙ゲー風、ゆるふわ煽りは、
潰れかけた劇団を、あなたの力で再生させて、彼との絆を深めちゃおう✨❤️✨
なんだけど
いや、私、こんな煽りを受けたら砂吐くんだけど、
これ、こうなるんだわ。
偉大なる演出家の死より二年……
父の後を継いだ若き青年は苦悩していた。
日本演劇界における最高の栄誉、かつては父の指定席だったその場所は、青年にとっては、未だ遥か遠い頂きであった。
これは、ミュージカルを愛する一人の青年が、仲間と共に頂点を目指す物語である。
はい、マッチョな少年漫画の出来上がりだよ!おねーさーん!
映画の一本や二本、余裕でできるよー!国民的大ヒットだよおねーさーん!!
世界的名作、夢色キャストを!知らない人が!多!す!ぎ!る!
サービス終了ってなんやねーん!!
しかもな、後半な、骨太さに、一気に磨きがかかるねん。
サービス開始当初は、まだゆるふわ乙女ゲーの雰囲気を漂わせていたんだ。正直、好みではなかった。無論、初期の雰囲気が好きだという乙女は多いだろう。
だが私はマッチョなんだ。
熱い戦いを求めているんだ。
そう……
偉大なる父という壁に、立ち向かう子。
それを支える仲間たち。
明かされる出生の秘密。
立ちはだかるライバルとの戦い、そして得た絆。
そして、物語の鍵を握るヒロイン。
熱い……熱いッッッッッッ!!!!
映画化は……映画化はまだかっ!?
スクリーンは爆発しないか?!?!
最後な、最後な、主人公率いる劇団が演じるのは、アーサー王物語のラストシーン「カムランの戦い」やねん。
何それ?
って人多いと思うけどな、これな、アーサー王の子、モードレッドが、父である王に反旗を翻す戦いやねん。
それを演じてしまうねん。
現実とリンクしすぎっていうか、え?配役?!そうなの?そういうことなの?!
もう意味わからんわ、何やのこの熱い物語は!!
授賞式のシーン、手に汗握ったわ!!
夢色キャストみんな見て!!
もうサービス終了したけど!!!!
愛する推しの誕生日に寄せて……(遅刻)
