Y.T様へのご案内 261001 | 大木毛皮店工場長の毛皮修理リフォーム

Y.T様へのご案内 261001

カギの件

 

①手前がひっかけるだけのフックタイプ(焦げ茶)

真鍮製の輪っかとフックにナイロン製?のコイルを巻いたものです。

 

②奥がグリーンについていたケスカと呼ばれる

ひっかけてパチンとなるタイプです。

輪っかの方はプラスチック製 フックの方は金属製です

 

一般的に襟巻等には①タイプを使用します。

中央 角 の2か所に取り付け可能です

 

①の方がコンパクトです。大きさ 大 中 小 あり

画像は 中です 小は小さくてやりにくいかもしれません。 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

豹柄ミンク襟巻

 

縫い合わせてみました

 

カギの位置 中央に付けますか?

角に付けますか?

 

角に付ければ前合わせの場合にもこんな感じにできます。

 

①クッションカバー 45×45 完成しています

 

余った黒ミンク 縫い合わせても 45㎝にはとてもなりません

30㎝角ぐらいだと思います。 ぼんぼりは十分可能です。

毛足があまり長くないミンクなのであまり大きいのはお勧めしません

ピンポン玉ぐらい?数個出来ます。

 

②グリーンの敷物

縫い合わせて 

 

乾燥中

 

上から

グログランモアレ黒 2.5cm幅

カシミア (グレー)

綿芯 

ミンク

 

ひっくり返し口を閉じれば完成です。

 

左からミンク フェルト ミンク カシミア(画像はカシミアが白っぽく見えます)

 

グリーンの余です 右は本当の切れ端ばかりです。

ぼんぼりは可能ですが刈毛なので大きいと

きれいな丸にはならないと思います。あまりお勧めできません。

 

③ミンク豹柄襟巻

頂いたイメージ画像(後ろでミンクについていたカギを付ける)

 

上記の仕様ですと若干問題があります。毛並みが一方方向に流れますので

首の周りを回ってしまうということがあります。

 

極端な例を挙げると猫じゃらし

を首に巻いたような場合に近いとお考えください。

 

良い点は見た目が表も裏も同じ毛の流れになり両面表に使えます。

画像を見ていうと右から前を通って左に毛並みが流れますし

回るにのが気にならなければOKです。

 

長さを変えず工賃もそのままで下のようにも出来ます。

 

1 広げた状態のものを

 

2 端を中心までもってきた状態で

 

3 左右を縫い合わせ

 

4 端に鍵を付けます(まだついてませんが)

 

中心から毛の流れが左右に分かれますので首の周りを

回転しにくくなります。見た目 毛質も左右対称になります(模様は別)

よくない点は表面と裏面の毛の流れが変わり

片面を表としての使用に限られてきます。

装着時は鍵を後ろ中心にした場合スタンド風に立った状態で

表面が後ろから前へ 内側の面が前から後ろに毛が流れます。

毛の一番豪華な部分が前の表部分に来ます。

 

ご検討ください