ゴールデンのご説明 | 大木毛皮店工場長の毛皮修理リフォーム

ゴールデンのご説明

ゴールデンセーブルの詳細です



襟のみ外してみました。


劣化はありますが 補強して修理した後

裏地 綿芯 等を入れて使えそうです。


裏から見ても過去の修理や手を加えたあとは

ほとんどないです。


毛癖がついておりますが作業の途中で

お手入れをしふっくらできると思います。


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その他の部分の状態を見ていきます


白い芯は 破れの上から綿の接着芯を補強のため

貼られています。(こちらでは何もしていません)


肩にあたる部分 修理不可能です


右肩はこのようにすでに多くの接着芯で補修されていました

中はおそらくボロボロ破れる状態です。


芯を張った部分以外にこのように裂けている箇所が

数えきれないほど広範囲にあります。


こちらは身頃の裾部分です





その他に使える部分がどのくらいあるかというのは

使えない部分を削除して使える部分のみはぎ合わせていくという

作業ですのでこの段階で何とも言えません。

結構時間のかかる内容の作業になります。