こんにちは!
以前にネットのレシピを見て、炒めないホイコーローというのに興味がひかれて、一度作ってみたいと思っていました。それで、家の冷凍庫に豚バラのかたまり肉があったので、それを使ってみました。
豚バラ肉は冷蔵庫で一日解凍しました。深めの鍋にお湯を沸かし、長ネギの青い部分と花山椒の粒を一つまみ入れ、豚バラ肉をかたまりのまま「1時間」ほどゆでます。
ゆで途中の様子。お湯は少し泡がポコポコ出るくらいの火加減(弱い中火)くらいでゆでていきます。山椒とねぎの香りがとてもいいです。
豚肉は500gくらいのバラのかたまり肉でした。脂身がプルプルしていておいしそうです。
ゆで終わったら肉を取り出し、皿に置いて常温で熱を取ります。その間にソースを作っていきます。
ソースの材料です。中央は薬味で、ニンニクとショウガのスライス、そして長ネギを細かく切ったものです。そしてピーマン2個と長ネギ1本のカットです。
多めのごま油で、薬味のニンニク、ショウガ、ねぎを焦がさないように炒めていきます。いい香りが十分出てきたら、トウバンジャン(豆板醤)を入れます。
トウバンジャンを油でよく炒めます。トウバンジャンの量は辛さのお好みで。炒めていると香りが出てきて、それを吸い込むと咳がゴホゴホ出ますのでご注意を。
それにテンメンジャン(甜麺醤)を入れますが、レシピではテンメンジャンを入れた後、砂糖をかなり入れていました。ですので、テンメンジャン+砂糖の代用品として、次のみそを使いました。
最初から砂糖やみりんが入った甘めのみそです。チューブ入りで使うのに便利なのと、価格がテンメンジャンの半額くらいで量もたっぷりなのでお得です。後から砂糖を追加する必要もありません。
みそを入れて少し炒めたら、先ほど豚をゆでたスープを加えてソースをちょうどよい濃度にします。それにピーマンと長ネギを加えて弱火で煮込みます。
こんな感じで、ピーマンが柔らかくなるまでぐつぐつと煮込んでいきます。
その間にキャベツを用意します。キャベツ半玉を使います。キャベツ半玉をさらに半分にカットして、両手で適度な大きさにちぎってボールに入れます。残りの半分も同様に手でちぎってボールに入れます。ボールに入ったキャベツを手のひらでギュッギュッと押して平らになるようして、キャベツの硬さを取ります。
先ほどの豚をゆでたスープから、ゆでる時に使ったねぎの青い部分と山椒の粒を取り除き、沸騰させます。これにキャベツを入れて柔らかくなるまでゆでます。
ちゃんと柔らかくなるまでなので、5分以上ゆでました。
その間に、常温に冷めた豚肉のかたまりを、できるだけ薄くスライスしていきます。
こんな感じでスライスできました。常温だと切りやすい硬さになります。
プルプルとコラーゲンたっぷりでおいしそうです。
キャベツがゆであがったらざるなどで引き揚げ、キッチンペーパーで水分を取ってボールに入れます。(ゆでたスープも使いたいので、スープを捨てずにキャベツだけをトングなどで取り出しました)
水分を取ってボールにあけたキャベツに、ごま油、塩、コショウを振って混ぜ合わせます。
さて、いよいよ盛り付けです。
大皿に最初にキャベツをまんべんなく敷き詰めます。
それに豚肉を乗せます。豚肉に比べてキャベツが多かったですが、その辺はお好みで。
このままでも十分おいしそうですね。
やはりこの料理の主役は豚肉です。1時間ゆでるとバラの脂も適度に流れてちょうどよい感じです。
その上にソースをかけます。
こってりしたソースがおいしそうです。
このソースは甘くて辛い味です。一口目が甘くて、後からピリッとトウバンジャンの辛さが来ます。
この豚肉に、たっぷりと甘辛のソースをつけていただきましょう。
いや~おいしそうです。
一口食べますと、まずソースの甘みが来て、その後、豚の脂身の甘さを感じます。そのあとに辛さが来て、口の中で何重奏もの味の音楽が奏でられます。これはおいしいですね。
炒めたホイコーローとはまた違った魅力があります。キャベツもたっぷりと取れますし、あっさりと食べれますので、年配者でもおいしいと思いますよ。
今回はこちらのレシピを参考にさせていただきました。
ビタミンBとコラーゲンを取って健康を保っていきたいと思います。
ではまた!