こんにちは!
ようやく春らしい気温になり、今日は日中は15度を超え、比較的暖かな一日でした。
ワタクシの思い出のカメラを時々紹介していますが、今回は一番長く使用したカメラを紹介します。
Nikon D700
ニコンのフルサイズのデジタル一眼レフ、D700です。発売は2008年で、もう14年前になるんですね。
D3と同じCMOSセンサーを使用したハイアマチュア向けのカメラでした。大きめのボディと、バシャッと鳴るシャッター音が、写真を撮る喜びを教えてくれたカメラでした。
当時はキャノンが7DマークⅡの時代で、どちらにするか迷った記憶があります。でも、実機を触った時に、D700の方が圧倒的にメカ感があったので、迷わずD700にしました。ワタクシにとってはそれで正解だったと思います。
画素数は当時も少なめの1210万画素でしたが、その分高感度に強く、ISO3200くらいでもノイズは少なめで、まずまずきれいな写真が撮れました。高感度番長とか言われていたと思います。
オートホワイトバランスがちょっと独特で、黄色に寄る傾向があったので、ホワイトバランスの微調整をして、B-1、M-1にすると、ちょうど良い感じになりました。そのあと出たD750ではこの点は改善されました。
このカメラは10年くらい使っていたので、かなりの枚数を撮影しましたが、シャッターユニットは15万回の耐久目安ということもあり、ワタクシの使用範囲ではまったく故障がありませんでした。
このカメラで撮った写真をいくつかご紹介します。
一面の菜の花畑です。栃木県の山の方で撮りました。
明るさ補正でハイキーに桜を撮影しました。春の明るいイメージを強調してみました。
花火も撮りました。これは川の対岸の花火を300㎜望遠で撮ったと思います。
イチョウの落葉。ファインダーを覗いて撮るというのがとても楽しかったです。ライブビューはほとんど使いませんでした。
明暗の諧調もしっかりと表現できるカメラだったと思います。とにかく撮っていて楽しかったです。
このカメラの存在により、Nikonを使い続けることになったと言っても過言ではありません。
今はカメラで動画を撮ることも一般化し、さらにサイズもミラーレスのようなコンパクトなカメラに移行しつつあり、ここ10年でNikonのカメラも方向性が変わりました。それでも、Nikonの写真に対するスピリッツは今でも生きていると思います。
今後、Nikonの歴史を振り返った時、このD700も名機の一つになるのは間違いないと思っています。
そんなワタクシにとっての思い入れの強いカメラでした。
また時々思い出のカメラやレンズを紹介したいと思います。
ではまた!