「自分の血を愛せないと 人は愛せないとわかった
それは悪いけど たぶん本当だ」(「Flower」/吉井和哉)
ある人に聞いてみた。
「この歌詞みたいに、自分の血を愛せない、と思ったことがある?」
すると、ある人はためらうことなくこう言いきった。
「・・・ないなあ。」
おそらく、この感覚が、この人のまっすぐさ、実直さ、真面目さの秘密なんではないかと思った。
そして、これもおそらくだけど、俺がこの人に魅かれて「しまった」理由なんではないか、とかとか。
「そう 泣くことも そう 笑うことも
小さいがたくましい花びらのよう 黙って揺れている 」