朝、久しぶりの曇りで、「いやー、こりゃ今日は涼しいわー」
・・・と喜んでいたら、じわじわと気温が上がってきた徳島です。
午前の配送の帰りに、ちょっと遠回りしてきました。
なんか・・・せかせかして、気配りができんくなる感じ、好きでないです。
ちょっと肩の力を抜きつつ・・・。
なんて考えながら「セブン」で店に入ろうとしたら、
おばあちゃんが「ちょっと兄ちゃん、ほこの押すやつとってつか」
ああ・・・あの押すやつか・・・。
ばあちゃんは、電動カーに乗って来てはりました。
しかし・・・カートまでの距離は、歩けない。
「かんまんじょ、いつでも言うてよ!!」とばあちゃんとこ持っていったら。
「おおきに」
・・・で、ふつーというか私も一瞬思ったのですが、
「カートまで手すりがあればいいのになあ」
なんて考えたわけです。
けど、ほんまはいらんのです。
ばあちゃんが、若い衆に声をかけることができる能力。
ほんで、近くの若い衆がそれに答える能力。
ほれがあったら、手すりなんぞは「いらん」のです。
鳴門はほんまにええ町です。
うちのちっぽけな店なんかより、どうぞ鳴門の町を「歩いて」見てください。
有名なとこでなくて構いません。「ここ、なんかええなあ」と感じた場所で。
ほんで、色んな人と「話して」みてください。
案外、「おもっしょいこと」は、そこいらにあるんかもしれません。
「ないのに、ある」
※空・・・くう・・・無の状態。