あっはっは、寝たかと思っただろうw
ガキの頃の憧れが、今でも第一線で闘っている。
何回も書いてるけど、それがどれだけ心の支えになることか。
ヒロトとマーシーは、まあ微妙に形を変えながらも、活動を続けている。
二人が並んで、そしてコーラスでハモった時に、
「ああ、このジャンルの音楽では、後にも先にもこんなすごい人たちは出てこないだろうなあ」
と、本気でそう思う。
どんどんとむしろ、無駄な贅肉をそぎ落とすように、
極限まで性能を高めたマシンのように、だけど、疲れて冷えた身体にそっと毛布をかけてくれるようなあたたかさで、
そして、シンプルになっているのに、前よりも逆に深くなっていっている詩世界。
なんなのこれ!? なんなのあんたら!?
一体、どこまで連れていってくれるんだ?
ロックンロールの限界のさらにその先の向こう側。
あんたらはそれをもう見えているかのように、音楽を奏でる。
ガキンチョの心の時に感じた感動、衝撃、高揚・・・ああ、もう言葉で語るのもなんだかなあ。
・・・と思わされるぐらい。突出している何か。
しっぽをつかんだと思ったら、するりといつのまにか逃げている猫のようにしたたかに、
だけど、誰よりも誠実に、まっすぐに、そして「ロックンロールは最後の価値観」を体現している。
もうはっきり言うよ。
これの良さがわかんなかったら、音楽なんて聞かない方がいいよ。他を当たってくれ。
「形は変わる 自分のままで あの時 僕は ああだった」