さて、先日近くの「大津富士」に登ってきました。
ある様々な想いを胸に、そしてそれを振り払うために。
詳しくはまた後述したりしなかったり・・・。久しぶりの当ブログ名物画像鬼更新!最後までよろしく!
落ち葉がやわらかくて足に気持ちいい。
すでに結構疲れている・・・けど、ここまではまだまだ楽な道だとあとで知ることに・・・。
・・・・・。
さて、この辺から、写真がない。
もう写真を撮れなくなるほど道が険しくなったのだ。
どこまでも続く急勾配、いったいこのキツイ登りはどこまで続くのか・・・。
道は岩肌をむきだしにして、ほとんどロッククライミングの様相、両手両足、全身の筋肉をフル稼働させないと前へ進めない。
呼吸は乱れたまま、休憩しても全く整う気配はない。荒い呼吸のまま前へ進んでいく。
全身の筋肉はとっくに限界を越え、必死に落ちまいと普段は動くはずのない靴の中の「足の指」までが動き出した。人間の肉体は極限までいくとこんな力を発揮するのか・・・。
しんどい。荒い呼吸のまま、その辺の枝や木の幹をつかんで、なんとか身体を上にあげる。
頼れるものは、今は自分ひとり。今あるこの心と身体だけ。
格闘すること約一時間、唐突に山頂の気配が・・・。
おおおおおおーーーーー! 山頂到着です。大津富士、別名「袴腰」(はかまごし)
そして、山頂の風景を見て、思わず「大おおおおおおおおーーーーーー!」と疲れきっているはずの身体から声が出ました。
生前に親父が「大津富士から見える景色は最高にきれいんぞ」と語っていた。その景色・・・。
その景色が目前に・・・。
小鳴門橋、大鳴門橋、遠くに淡路島まで見える・・・鳴門の町が一望できる・・・。
なんだこの景色は・・・こんな景色は今まで見たことがない。
あまりにも美しい、あまりにもキレイだ。こんな景色はここでしか見られない。
これが・・・親父が俺に見せたかった景色だったのか・・・。
感涙・・・。
もう少ししっかりとこの景色を目に焼き付けておきたかったが、時間が・・・。
日没まであと1時間ちょい。微妙なところだなあ・・・。
こんな山の中で日が暮れてしまったら完全にアウトだ。
というわけで下山。
少し日が傾きだした・・・急がないといけないが焦ってはいけない。
道はやっと平坦になり、少し残り道の見通しもついた。少し気楽になる。
無事下山・・・日没までに間に合った。思いがけない美しい風景のプレゼント。
さて、今回つかんだこと。
「自分を変えようと思ったら、自分でその機会を作ればいい。そしてそれができれば自分は変えられる」
またひとつふっきれて、大きな収穫がありました。
どうしてもこの作業を34歳のうちにやりたかった!!
暗黒期、脱出です。
今まで、自分の想定内の苦しさの中でしか動けてなかった。想定外の状況でどこまでやれるか。またその限界はどこにあるのか、限界は越えられるのか、限界を越えた瞬間に自分はどうなるのか。今回の挑戦のテーマでした。
うん、今回も時間かかったけど、大丈夫だ。もう傷は完全に癒えている。
年末に吉井城ホールで得た確信は、間違ってなかった。
「もう自分でこさえた傷は、自分で癒やせるようになっている」
これをもう一度、自分で心の底から確信したくて、それも35になる前に、しっかりと自分のものにしておきたかった。
これからも上昇あるのみ! まだまだ派手にやったるでえー!(*^▽^*)
長文かつ、ひとりよがりな文章、そして画像鬼更新に最後までお付き合いいただきましてありがとうございました。