言葉にならない夜は 貴方が上手に伝えて
絡み付いた 生温かいだけの蔦を
幻想(まぼろし)だと伝えて
心を与えて 貴方の手作りでいい
泣く場所が在るのなら 星など見えなくていい
呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として
貴方が触れない私なら 無いのと同じだから
曖昧なだけの日々も 何処まで私を孤独(ひとり)に
褪せる時は これ以上望むものなど 無い位に繋いで
想いを称えて 微かな振動でさえ
私には目の前で 溢れるものへと響く
奇跡など一瞬で この肌を見捨てるだけ
こんなにも無力な私を こんなにも覚えて行くだけ でも必要として
貴方に触れない私なら 無いのと同じだから
数えきれない意味を遮っているけれど
美しいかどうかもわからない この場所で 今でも
呼ぶ声はいつだって 悲しみに変わるだけ
こんなにも醜い私を こんなにも証明するだけ でも必要として
貴方が触れない私なら 無いのと同じだから
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
昨夜、ある方に教えてもらいました。
鬼束ちひろ、何曲か知ってたけど、これは初聴。
なんか・・・わからんもんだなあ。イメージと違う。あ、先入観。
こんな優しいメロディーなのにものすごく悲しくも美しい情念渦巻く歌詞。
もう名フレーズのオンパレード、なのに全体を通して聴いても破綻していない。
そして、切ないの一言で表現するにはあまりにも悲しいほど切ない世界観。
特に「貴方が触れない私なら~」の一節がもうなんとも心に響いたなあ。
いや、すんません。鬼束ちひろ、ナメてました。また色々聴いてみよう。
教えてくれたお仲間ありがとう♪