吉井城ホールライヴレポート!! (※ネタバレあり&かなりの長文) | 徳島県鳴門市にあるレトロと猫が好きな雑貨屋「白猫堂ノスタルジック」 オフィシャル的ブログ 「白猫道」

徳島県鳴門市にあるレトロと猫が好きな雑貨屋「白猫堂ノスタルジック」 オフィシャル的ブログ 「白猫道」

誰が呼んだか徳島猫好きの聖地。地元の陶芸家による陶器や、ハンドメイド作品を中心に、色んな場所や地域の雑貨たちがお出迎え。 「懐かしくて、いつも新しい」懐かしさやレトロな雰囲気に癒される、モノとの新鮮な出逢いに心が踊る。そんな雑貨店です♪


新・狂い咲きサンダーロード

さて、だいぶ遅くなってしまったけど、ライヴレポ書いてみましょうか。

開演前に吉井仲間たちと続々再会、ちと和む私。

私は基本的に待つのがキライなので、開演前ギリギリまで仲間たちと話してました。

10分前に着席、約10分押しでスタート。

席はスタンドN 19列、ステージを左下に見下ろす感じ。おおー、よく見える。

あとこれ映像化あるのかなあ・・・スタッフ用のモニターも見れて表情確認w

吉井がステージ下の階段を登ってくるのまで見えた!!

そしてスタート・・・。

・・・客電がついてる・・・やけに明るいなあ。

のっけから「アンコールどうもありがとう!!」

あははw かましますね吉井。

●「JUST A LITTLE DAY」

ふわりと開始。やさしい感じ。正直予想外・・・。

だけどもう半泣き、歌詞が胸に突き刺さる。

戸惑いと感涙のマーブルチョコレート。

●「All By Love」

そしてそれ出しますか・・・また涙。歌詞が・・・。

そうだよ不安定だよ。けど未完成でかまわないのか・・・。

頭の中を色んな想いが駆け巡る・・・。

●「Do The Fllippng」

暗転、赤いライト・・・赤と黒の世界。

けどこれ正直あんまり思い入れないんだw Cメロ好きだけど。

ひかえめなヘドバンでノッてみる。

●「Living Time」

久しぶりだなー。やっとエンジンかかってきた感じ。

まわりがねー、ノらないのよ。

けどこの辺から関係なくなってくるw

●「黄金バッド」

あっ、ジョシュが来てたんだった。私、初めて生で聴くんだ彼のドラム・・・。

ラストの畳みかけオカズにもう演奏中なのに思わず「おおおお」とも「うわあああ」ともつかない声が・・・。

ある人が「高速で見えないかも・・・」と言っていたが、逆によく見えたのよ、動きが。

逆にあのスピードでちゃんとあの音を出せる技術と体力がすさまじい。

「今日は吉井和哉グレイテストヒッツということで」

「とか言いながら次の曲はカバーなんですけども」

反射的に笑ってしまう。

●「ヤーブルース」(ビートルズ)

「俺の歌詞はいつだって裏返しなんで、いひひ」

「じゃあ・・・聴いて・・・くだちゃい」

「死にたい!死にたい!まだ生きてたの?って君に言われたい」

・・・なんかものすごい歌詞・・けどほんとに本人も言ってたけど自分の曲みたい。

まだ生きてたの?って君に言われたい、のフレーズが頭にこびりつく。

●「ウォーキングマン」

おおー、そうつなげますかー、と感嘆。

吉井のギター、そんなに難しいフレーズじゃないのに、なんでそんなにカッコイイのよ!?

あ、吉井だからかw

けどギターソロは音数控えめ・・・引き算の美学。

ちょっとブルースなので渋めにノッてみる(どんなんだw)

●「Lonely」

なんか語りかける?しゃべるように始まって困惑するw

これも歌詞か胸に迫る・・・あ、ちょっと前の俺が居た。

★大阪弁講座

「ええよお~」 「ええよお~」

「こおたるよお~」

うわー、こんなおっさんサテンにおるw

何をねだられてるんだw

どっちにしても相手の女はロクな女じゃないな、と妄想爆発w

いやー、セクシーな吐息まじりの「ええよお~」でした。今、クルマの中で練習してますw

●「20 GO」

今考えたら「ええよお」からよくこれに繋がったよなw

あんまり違和感なかったけどw

「ええよお」交じりの20 GO・・・けど思わず空に向け指を立ててしまった。

後半のギターのハモリ気持いい。ちゃんと二人がアイコンタクトしてたのまで見えた。

●「CALL ME」

これある方にも言ったんだけど、俺はこの曲の本当の良さが理解できていない。

いや、いい曲なんだけど・・・そこまで思いいれがないというか・・・。

女性が聴くとなんか感じる(変な意味じゃないぞw)かなあ。

あ、けど前のカップルの男のほうが少し泣いてるみたいだったな。

・・・ほんとに電話一本で飛んでいったらえらい目にあったからかなw

●「Black Cock's Horse」

最近のマイブーム。これは聴きたかった!!

これのCメロの前のリズムがウラ打ちになるところ。

ギターの音がだんだん上がっていく・・・。

ここでなんていうか切なくて、けど血が逆流して、興奮して、泣きそうで・・・なんともいえない気持ちになる。

けど、気持ちいい。Cメロで爆発!!

これけど、アルバムより進化したなあ。

●「欲望」

みっともない欲望で傷を作ってしまった私には少し複雑。

それを振り払うかのようにそろそろ本格的にヘドバン。

吉井のライヴは色んな女性の顔が浮かんでは消え、浮かんでは消えて・・・。

「ハートに火なんてつけないでくれドントタッチミー」

●「I Want You I Need You」

「バカにつける薬ください、それだけが手に入らないんだ」

この辺りから左足負傷w そして「今日の吉井、とんでもないドSだ!!」と確信する。遅いかw

●「魔法使いジェニー」

ええー、さらに!!!!????と思いつつ、身体が勝手に動く。

体力はちときつくなってきた。けどTMP全力で叫ぶ。

この曲はまわりもみんなノリ良かったなあー。

●「BUAUTIFUL」

「この曲が一番好き」と言っていたある彼女。おそらく彼女がいるであろう方向を思わず見てしまう。

見えるはずないのに。よかったなあー、となぜか私まで感動。

こんなデートというか、おでかけ、いつかしてみたいなあ。

吉井だからいいんだろうか?w

「草原はたまにどしゃぶり、光見失うけど、雲は必ず、いつか切れてく」

●「PHOENIX」

これも最近のマイブーム。というか松山からマイブーム。

これもなんか、上手く言えないけどなんだか力が湧いてくる。

再生、再び生まれ変わって力を取り戻す感じ。

最後のフレーズが胸に届いてなんだか吉井との距離を近くに感じる。

なんだか俺に言ってくれてるみたい。

●「ONE DAY」

こぶしを突きたてる!!

これはこの曲を・・・というか歌詞をかける心境になれた吉井はすごいなあ。

「キングになる」って言っちゃってるもん・・・。

「降りた電車に誰が乗ってたかなんて~」のとこで前は傷がうずいたけど、なんともなかった。

ああ、あれはもう過去になってるんだな、少しは強くなれたんだろうか。

「この願いが叶うといいな、ずっと自分を信じているんだ」でウルウル。

まあこの日は全体的に所々ウルウル。

会場がひとつになる一体感が最高に気持ちいい。

●「ビルマニア」

あれっ、後半に??? と思いつつ、一気にスパーク、夜はスネークw

もうガンガン乗りまくる。てっきり本編ラストかと思って派手に暴れちゃった。

ジョシュのドラムで音が格段に重くなってる。

だけど確実に疾走感は増している????? なんじゃこりゃー!!! じっとしてられるかー!

コーラスばっちりきっちり全力で唄い叫びましたw

●「ノーパン」

ああーー、こっちが最後かあ・・・と直感する。

夏のツアーの一曲目で本編終わらす・・・吉井らしいなあ・・・。

けどドラムが入るまで少し座って見てましたwww

だってまわりほとんど座ってるんだよw 前のおっさんなんか座りっぱなしだしw

ラストと思って最後は踊り狂いましたw

この時左足の痛みピーク。

最後のなんかギターで終わるとこ、流れ星が消えるみたいだった。しばし呆然と恍惚。

これが宇宙なんだな・・・。

~本編終了・・・座ってジュース飲んだりケータイの電池をチェックしたりして回復をはかる・・・。

あれ、いつもだけどもう出てきた、アンコール早っ! 慌てて立ちあがる。

吉井手になんかビンかペットボトルみたいなのぶらさげて再登場。

「アメリカ人チームがグレイトだって言ってたよー!」思わず笑って拍手。

●「Believe」

アコギのイントロが流れた瞬間に、「ああ」とも「おお」ともつかない声を出してしまって、思わず顔をおおった。

涙がしばらく止まらなかった、もう確実に号泣に近かった。ずーーーっとこれを生で聴きたかったんだ。

「振り向いても後ろには通り過ぎた、景色があるだけさ」

当時何か背中に重たい荷物をしょっていたような気分だった私に、なんか優しく語りかけてくれたような歌詞。

なんだ、何もないのか、景色があるだけなんだな。ものすごく救われた。クルマの中で何回も泣いた。

「離れても側に居ても変わらない想いがある、人はみな、星になるそのわけはそのときわかる」

「今を駆け抜けたい」でサラリと終わる終わり方も大好きな一曲。

ああ、まさかアンコール一曲目とは・・・ああ、来てよかった。

けどこの時の傷はもうふさがってるよ。

●「ルビー」

青と赤の照明だったかなあー。

天井近くだったので、天井とアリーナを交互に見てしまう。

どちらもキラキラ輝いてとてもキレイ。今年最後のルビーの罠。なみだ目。

「大阪のメリーゴーラウンド」って言ってたよな?

この辺から「ああ、もうすぐ終わりなんだな・・・・」と少し寂しくなる。

●「Weekender」

もう、燃え尽きろ!! といわんばかりにテンションマックス!!

イントロでこぶし突き上げて「Oi Oi」叫んじゃった!!

まわり誰もしてなかったのにw けどもうそんなのどうでもいい。

踊って叫んで腕ふってこの時右腕負傷。この曲は俺にとってPUNKなんですw

「朝からね、ササミばっかりで」

そのわりにふっくらしてなかったか吉井www

●「FINAL COUNTDOWN}

なんとなく年末ムードになる。お祭りみたいな感じ。

「無礼講」??? ちょっと違うかな。

「答えはわからへーん」って言ってたような。

もう「あけましておめでとう」とも言ってたなw

もう壊れててけど気持ちよくて踊りまくる。

●「Shine & Eternity」

ああー、でっかいな、この曲は、スケールいい意味で、でかすぎる。

悩んでた自分がアホみたい。

最初これをラジオで聴いた時は、

「また吉井えらい若ぶっちゃって!!」と拒否反応まで起こしてしまったが、

今では大好きなんだからえらいもんですw

けど、いまだに「ヘイオール」のとこは少し恥ずかしいですw

今年も幸せにおだやかに終わっていきます・・・。

~終幕~

いやー、いいライヴだった。ガンガン曲やってくれたし、身体はきつかったけどw 最高のライヴでした。

個人的な感想は、

「あ、俺もう自分でこさえた傷は、自分で癒やせるようになってる」

ということ。

もちろん音楽やライヴや、友達や仲間や、有形無形の力を借りてるけど、けど、自分で癒やせるようになってる。

そしたらもう、傷つくことは、こわくない。

俺、大丈夫やん。この日の気持ちを忘れんかったらこの先どんな辛いことが待っていても立ち向かっていけるんじゃないか。

これがでかい収穫。

そして、あの大好きなフレーズが頭をよぎった。

「さりげなく、強くなる、何もかも、うまくいく」


新・狂い咲きサンダーロード