- この本を読んだのはもうだいぶ前だなー。
ふと見かけて、懐かしくなって読み直してみました。
初めての台湾とマレーシア、そこで色々な個性的な人との出会い、旅への開眼。
そのあと世界一カオテイックなインドへ。そこではさらにまた個性的どころかマンガみたいな人たちとの出会い。
そしてインドで今直根強く残る「カースト制」への複雑な思い。
揺れ動く心の中で、次第にひとつの答えをつかんでいくたかのさんの成長ドキュメント。
文体、おそろしくテンポがよく、あっという間に読めます。
退屈な日常があほらしく、やがていとおしくなってくる名作。
- ガンジス河でバタフライ (幻冬舎文庫)/たかの てるこ
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