元ミッシェルガンエレファントのギタリスト、アベフトシ氏が亡くなりました。
ほんとはYOUTUBEを貼りたかったんだけど、
だめだなあ、突然過ぎて声も出ないや。とても選曲もできない。
うまくまとまりそうにありません。
ミッシェルさんとの出会いは、「吉井和哉のオールナイトニッポン」で、
(トライアド時代)「後輩のバンドなんです。カッコイイんで聴いてください」
と紹介されて、かかったのはデビュー曲「世界の終わり」
それからしばらくして、京都のタワレコだったか?CD屋で、
「ゲット・アップ・ルーシー」
を耳にしまして、「こりゃあカッコイイな」と。
ほんでどこのバンドや?と探したらミッシェルさんでした。
アベフトシ氏を語る上ではずせないのが、
やっぱり独特のカッティング(ブラッシングとも言うな)奏法。
あの高速カッティングをうかつに真似すると、
たぶん、右手の指はギターの弦で切れて血まみれになるだろうと。
あと、彼はエフェクターを使ってないんですね。
アンプ直結の音。
歪ませると、まあ、ある程度ゴマカシがきくというか(笑)
アンプ直結で、アンプだけの歪みで演奏するのは、
私はちょっとコワイですね。
ミスが露骨にわかる、というかね。
日本にも色んなタイプのギタリストが居て、
みなさんそれぞれの良さがあるけれど、
直球勝負で音楽シーンに闘いを挑んだ、数少ないギタリストでしょうね。
まさに「鬼気せまる」としか言いようのないスタイルのギタリストでした。
見た瞬間に「こいつはヤバイ!」と。
最近の子の使う「ヤバイ」じゃなくて、「アブナイ」のニュアンスね。
それにしても43歳かあ・・・早すぎるなあ。
それにしても、ロックンロールの、音楽の神様は、寂しがり屋なのか。
今年になって何人目だよ?いい加減にしてくれよ。
今の率直な気持ちです。
慎んでご冥福をお祈り申し上げます。