初めて三沢を見たのは、まだ二代目タイガーマスクだった頃。
「猛虎七番勝負」VSジャンボ鶴田
はっきりと覚えています。
エースジャンボ相手に、ヘッドロックを主体にした重厚な試合展開でした。
その後、虎の仮面を脱ぎ捨て、エース鶴田に立ち向かって行ったあの姿。
川田、小橋、ハンセンとのまさに死闘。
倒れても倒れても、不屈の精神で再び立ち上がるその姿に、幾度となく勇気をもらいました。
あまり言葉でプロレスを語らない人でした。
それよりは「試合を見て判断してくれ」という姿勢。一本スジの通った近年なかなかいない最後のほんまもんの「男」でした。
今頃、天国で馬場さんや鶴田に怒られとるんやろか・・・
「三沢、もう来たのか!?早過ぎるぞ」
早過ぎる・・・。
(泣)
三沢さん、たくさんの夢と希望をありがとう。
あなたの魂は、レスラー、関係者、ファンに必ず受け継がれています。
妥協を許さなかった、そして最期まで・・・最期の最期までその姿勢を貫いたあなたのその姿。
一生、魂に刻んで生きていきます。
お疲れ様でした!
慎んでご冥福をお祈り申し上げます。