「徳島は、なんもない」というと、「そんなことない」と反論する人がいます。
でも、そのなんもないことこそが、すごく貴重な気がするのです。
徳島の自然や風景の魅力は、いわゆる「箱モノ」には決して収まりません。
先日の徳島新聞の記事に、縁側喫茶の話が載っていました。それこそなんでもある都会から、この徳島に、何かを求めてやってくるとしたら、それは、こういった安らぎであり、誰の心にもある原風景なのではないでしょうか。
立派な施設や、道路より、手付かずの自然や昔と変わらぬ風景、そして親切な表示と接客の方が、どれだけ人の心を打つかもしれません。
今の季節、山では、新緑の中、棚田に水が満ち、初夏の光をキラキラとはね返しています。やがて、青田が斜面を覆い、さまざまな生き物たちがそこに集まってくることでしょう。
幸せな笑顔で、「なんも、ないんでよぉ」と言える徳島が、私にはとてもすてきに思えるのですが?
(徳島新聞・「読者の手紙」より)
いや~、ちょっと感動もんですね。そうなんだよ、徳島の魅力って、みんな気付いてないだけでそこら辺に溢れてるんだよな。と、頷きながら読みました(^-^)/