非常に面白く、自分に好ましい結論が書かれていたので嬉しくなった記事がありました。
発達障害の子供を持つ家庭の中学受験に関する記事でした。これを読んで少し自分の家族に関連した発達障害に関する一考察を書いてみようと思いました。
〇前提となる自己紹介
私自身発達障害のケがある、という自己・他己評価です。ちょっとした(自分では)不注意が多い、人付き合いが好きではない(これは陰キャの範囲かなとも思う)、こだわりが強いetc。診断は受けたことはありませんがASDに属するものかなと。
小3の息子が3才健診のときに指摘を受け、その後数年療育に通ってました。今は通院は止めましたが、人との距離感がつかめない、他人に興味があるものの他人への思いやりや共感性は低そう。軽度のADHDとASDといった印象で療育でもそのようなことを先生に言われました。
娘ちゃん(年長)は心配ないと感じています。相手への思いやりがあり、お友達にお手紙を出すのが好きでお返しをもらうととても喜びます。恥ずかしがりやな面もありますが、社交性〇という性格。
〇発達障害というワード
あんまり深く勉強していないので(息子が療育に通っていたのに。。。)いまだに「発達障害」というワードに違和感を持ってます。勉強・学習面では困っていないので、健やかな発達ができていないとは自分にも息子にも思ってません。けどまぁ社会性が乏しいという面は発達が上手くいっていないと言えますかね(自己解決)。
〇子どもの進路で望むことについて
記事では、集団社会で生きづらさを感じている両親が子どもの進路として検討したのが「芸術家」と「音楽家」というのが驚きました。
やはりコミュニケーションを必要とする業種(代表としていわゆる普通の会社)はしんどいだろうということで、人とのコミュニケーションは比較的少なくできる業種を選ぶ、というのは論理的かぁ、とも少し思いました。それでもこれらは専門職の最たるもので受け皿も小さいイメージなのでリスクが高すぎるという思いの方が強いですが。
私の考えとしてはつぶしがきくサラリーマン(優良企業(笑))を受け皿として、研究職や仕業を目指せるように促すのがいいのかなぁと思ったゆえに、息子に中学受験に勧めたいと思ってます。ま、学歴社会だしなんにせよ学力は大事だろう、というような思想も根底にある気がします。
〇嬉しかったこと!私立中学の多様性への寛容さといじめの少なさ
お子さんが公立小学校では「落ち着きがなく協調性がない子」と評価されていたのに対し、私立中学では「大人しい模範的な生徒」と担任の先生に言われたそうです。お子さんが成長・変化したという説もありますが、私立中学が生徒の多様性に寛容と言われることに通ずるのではないと思いました。
また勉強や個性の高め合いで忙しく、いじめとは無縁という文章がこの記事で最も嬉しかった内容です。
中学受験に挑戦する最大のモチベーションがここなので、この核となる思いをぶれずに持ち続けたいです。
(発達障害の考察ではなかったかも。。。ご容赦)