引越ししなくては・・・と思いつつ、ありがたいことに訪問者の方がいらっしゃるので少し書いてみます。

 

日々の記録を顔本(FB)でするようになり、ブログでの記録をおさぼりするようになって以降、森林ボランンティアを始めました。その経緯について書いてみます。


 

1)東北被災地での森林作業の必要性認識

2011年11月の唐桑でのボラ活動で、津波でダメになった竹林の伐採・片付けをしました。

 

その際、作業リーダーを任されましたが、チェーンソーの安全知識や適切なスキルをもった人員が誰もいないのに、使わざるをえない状況(いろいろ問題が重なっていましたがここでは割愛します)になりました。

 

●唐桑の思い出:その15 (竹林作業)
http://blogs.yahoo.co.jp/gishkov/45894022.html

 

311津波に襲われた地域には多くの山林があり、塩をかぶって枯れてしまい、放置するといずれたいへん危険な状態になる場所が多くあります。

 

そういう山林の片付けはこれからも多く発生すると考えられますがビジネスとは縁遠い世界の話なのでボラの出番です。

 

もっとも、伐木の基本的な知識やチェーンソーの安全知識がない一般のボランティアではかなり荷が重く、正確にはプロボノが適切かもしれません。

 

ところが、林業の衰退(ここ数年は国の環境政策と併せて盛り返そうという動きがありますが)のため、林業関係者は経済的に恵まれた条件にはないことが多いようで、遠方に出かけてのボランティアを反復継続するのは厳しいようです。

 

そうなると、一般のボランティアが正しい知識と十分なスキルを身に付けたうえで、伐木などの危険な作業を行うという道があります。



 

2)安全講習会への参加

そこで、チェーンソーの講習会を受けることにしました。

 

調べてみると、全国の各都道府県毎に、安全講習会が半年に一回程度のペースで実施されていることがわかりました。申し込みは一ヶ月前からで日程は2日間で、その日程で都合が悪ければ半年待たなければなりません。

 

さらには、安全講習会は林業従事者(従業員)に受けさせる義務が雇い主に課せられているため、平日開催が圧倒的多数です。

 

平日に仕事を2日間休むのは、なかなか難しく、都合がつけられないといつになるかわかりません。

 

そこで、予め年間計画されている全国の安全講習会の日程と、仕事の都合があうのを虎視眈眈と狙っていたところ、2012年6月に岐阜県で開催される安全講習会の日程で、仕事を休める千載一遇のチャンスとが訪れることがわかり急遽申し込みました。

 

開通して間もない第二東名を走りましたが、最新技術による道路らしく全く揺れのない区間が何キロも続き、速度感が極めて小さい状態でとても運転がラクでした。

 

講習会を受けてみて、安全知識の重要性を強く認識できたので後日、刈払機の安全講習を後日埼玉で受けました。



 

3)多摩川水源森林隊への参加

講習会はうけたものの、その後チェーンソーに触れる機会はなく、せっかく遠くまで講習を受けにいって学んだことが、次第に曖昧になってきました。

 

これはマズイと考えて情報を探したところ、多摩川水源森林隊を見つけました。


 

森林隊では一般の参加者はチェーンソーも刈払機も使わず、斧と手鋸と両手鎌を使いますが、それをみっちりやることで、伐木のスキルをみにつけるとても重要なトレーニングになります。

 

特に、伐木については基礎的な安全知識は必須ですが、現場でのスキルさらに重要です。単にチェーンソー操作ができるだけではNGで大切なのは、伐採しようとしている対象木の状況や周囲の状況をいかに適切に判断し、狙った方向に確実に倒せるか?です。

 

これを現場で学んで身につけるには、斧と手鋸で経験を積むのが実に好都合です。言ってみれば、バイクに乗る前に自転車に乗れるようになるようなものに近いかもしれません。


 

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というわけで2012年7月から参加(入隊?)した多摩川水源森林隊ですが、昨日で12回目の参加となりました。

 

冬の作業は枝打ちが予定されており、前回始めて河野式登降機を使って枝打ちをしてみて、昨日がその2回目でした。10数メートルの高さで直径がソフトボールくらいになる部分まで登りますが、自分の体重でかなりしなって揺れます。


 

枝打ち作業までいくと、東北被災地でのボラ作業とは関係性がだいぶ薄くなりますが、地方の活性化という視点では林業は重要であり、また、災害復興住宅の点でも林業は関係性があるように思います。