11月の唐桑の思い出を記録することができていないうちに、
次々とイベントがあり、あっという間に年末になってしまいました。

何をどう記録するかあまり考えている時間がなさそうなので
とりあえず、心残りになっている某サイトでの作業記録のブログ
の完全版をここに載せることにしました。

※ブログ係に立候補したものの三日間の作業を帰還前夜までにまとめ上げる
 ことができず、帰宅後に急いで作成し送信したものの、画像サイズの
 不適切や誤字脱字があり、後半が途切れた状態でアップされました。
 あわてて、修正版を再提出したときにはすでに拠点が忙しくなり、
 それどころではなかったらしく、尻切れのままになっていました。

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2011年11月3日~5日 藤浜・竹林片づけ大作戦

文化の日の11/3、この日RQ唐桑VCは久しぶりに大勢のメンバーが
集まりました。

リーダーのHさんが我々RQメンバーと学ボの連合軍に用意してくれた
ミッションは、津波で大きなダメージを受け荒れ果てた竹林を元の
美しい姿に再生するための基礎を整えること。
つまりは、枯れて折り重なるようにして倒れている大量の竹や樹木を
その場から全て除去することでした。

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※最前線のノコギリ隊が路を切り開き、徐々に綺麗になっていきます。

3日間で延べ100人以上を投入する唐桑史上最大級の竹林片づけ
大作戦で作業リーダーに抜擢されたのは、寅壱の白装束を身に
まとった謎のIT系女子でお料理の達人でもあるNPさん。
NPさんの指揮は変幻自在であり、刻々と変わる状況に合わせて最適な
人員配置を次々と指示していきます。

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※ジャングルのようになった竹林から切り出したものをリレーで
 運び出しています。

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※朽ちた竹を大量に運び出しました。

ところで、現場の作業リーダーのNPさんの活躍ぶりは、昼間の作業指揮
だけではありませんでした。
この日のためにわざわざ食材を準備していただき、お風呂もそこそこに
3日間の日替わりの鍋料理をRQメンバーにふるまう姿は、まるで
「勝利の女神」のようでした。

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※1日目のモツ鍋。驚くほどクセがなく、野菜もたっぷりで超美味なお鍋でした。

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※竹林作業2日目の朝に現れたショッキングピンクの朝日。

さて、今回のミッションはRQと学ボ(日本財団の学生ボランティア)の
共同作戦だったわけですが、現場ではほとんど渾然一体となって作業に
あたりました。
それはまさにRQが目指しているアメーバのような組織が現場で姿を現した
ようでもあり、同時に
「現場から学ぶ」や
「誰も責任は負わない=責任は自分が負って動くからこそ
 大胆で臨機応変な活動ができる」
も現れていました。

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※もはやダメか?と思われたチェーンソーが動いた!


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※リスクの高い作業にもチャレンジして現場から学び経験値を高める

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※要所では歳の功を発揮。Kさんがお昼休み返上で遠くまで買いに
 行った替刃を装着。


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※休憩中の1コマ。背景は舞根湾・藤浜。

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※軽トラと2t車のダンプ機能のありがたみを知る。

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※1日目のメンバーの集合写真
(2日目、3日目はありません。登米からの援軍のみなさんごめんなさい!)


時間的な制約もあって完璧とはいかないまでも予定した範囲での
ミッションはほぼ完了。
ほとんど現場で初顔合わせして結成した連合軍でしたが、
全員がそれぞれ自分の役割を見つけて機能していました。
現場で集団としてのスキルがどんどんアップして作業効率がみるみる
高まっていくのは心地よいものであり、全てにおいてこうありたい
ものだなあ~と思いました。

みなさんご協力ありがとうございました!