強風のために急遽休養日となった午後、私たちの班は宿舎で
のんびり過ごすこととなりました。

●災害ボランティアの記録(その6) I軍団に負けるな
 http://blogs.yahoo.co.jp/gishkov/45060311.html

今回のボランティアに参加するにあたり、もしも時間がとれたら
やりたいと思っていたことがありました。それは・・

何かの手作りの置き土産を作って残してくること

日頃から木を使った工作が好きで小物などを作ったりしているのですが、
自然豊かな場所にいけば、いろいろ材料があるハズで何か思いつくかも
しれないな~と考えていたのでした。

幸い、宿舎には薪ストーブ用の蒔が用意されており(事務局判断で
それは使用しないことになりましたが)宿舎を管理されている責任者
の方からは薪ストーブを利用して良いとの説明を聞いていたところでした。

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なので、その薪を少しだけいただいて材料にすることにしました。
まず手始めに作ったのがこれ。

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薪ストーブの焚きつけにするような細い枝のうち、桜材を選んで
先端を丸く削り、紐が結べるような溝を彫っただけのものです。

じつはこの前日の夜に手始めに1個は既に作ってあったのですが、
自分で使ってみて「それなりに使える」ことを確認していたので
みんなが使えるように勢いで3つ作り、表の洗い場の近くに
吊るしておきました。

しかし・・・

残念ながらこの「ただの棒」に見えるものが何であるか、
同じ班の仲間には説明したものの、他の班の人は見ただけでは
分からなかったようです。
(つまり本来の用途に使ってはもらえなかった)

じつはこれ、

毎日の作業で使うゴム手袋を洗う際、指の部分をひっくり返すための棒

なのでした。

次に着手したのが月並みですが「靴べら」です。

宿舎にはすでにプラスチック製の靴べらが1本置いてあったのですが、
別棟のシャワー小屋にはありませんでした。

荷物を最小化することが必要だったので、大部分のメンバーはサンダル
などを持参できず、作業から帰った後はふだん履きのスニーカーなどを
履いていました。

シャワー小屋への移動時には裸足でスニーカなどを履いて
短い距離を歩くことになりますが、プラスチックの靴べらでは
裸足の踵では滑りにくく、スニーカーを履きにくかったのでした。

そこで、裸足の踵でも滑りやすいように、木(薪)を削って作る
ことにしたのでした。

1時間程度でできました。
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グリップ位置を示すちょっとした窪みと、紐を通す穴を作りました。
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ただ、残念なことに完成が近づいたところでショッキングな事実が
判明しました。肝心のヘラお先端部分の材料に割れがあったのでした。
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いずれ遠からず破損するでしょうが、それまで少しでも使ってもらえれば
と思います。

ちなみに裏側はグリップ部が滑りにくいように自然の木の肌(皮)を残しています。
「すりこぎ」のような具合です。
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全体を並べてみました。
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これらの置き土産を全員に披露する時間は残念ながらありませんでしたが、
靴べらの表にはマジックで

都民ボランティア 第5期 2011(H23)4/29~5/5

と書きました。

『作:ギシコフ』と彫ることも考えましたが、それはやめておきました。

シャワー小屋の入り口のところに置いたので、次の期のメンバーや
あるいは、地元の方に使ってもらえたら幸いです。