朝からNHKを見ています。東京電力の会見も見ました。

東電の会見では圧力抑制室が破損した可能性があると見られている状況
について詳しい状況が説明されることを期待しましたが、記者から質問
されても既に伝えられている状況を述べるだけで、事実関係に基づく
分析なり今後の予想・対応なりは十分説明されませんでした。

会見は記者の質疑応答になってから映像がスタジオにかわりましたが
それに続くニュースの中で、正門付近で8000マイクロシーベルト/hを
越える放射線が8:30頃に検出されたと伝えられました。

【不信】まずNHKの情報は正しいのか?
【不信】正しいとし、どうしてつい今しがたの会見で東電はそれを説明しないのか?
【不信】会見準備などで内部の情報伝達が行き違ったのか?
【不信】だとしてもNHKにどのルートから情報が伝わったのか?

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一方、会見の担当を命じられた方々はさぞ苦しいことであろうと思います。

思うに、今回の会見に出席している方々は、今回の危機的状況について
平常時からの危機管理の担当部署とは違う方々ではないでしょうか?
そう感じるのは、現場で起こっていることについての認識が極めて
曖昧である点によります。状況を正確に把握しないまま会見に臨んでいる
のはあまりにも不自然です。

極論すれば「子供の使い」に近い状態ではないか? 

そうでないとすれば、東電内の危機管理体制が平常時から十分構築
されていなかったのではないか?という疑念を持ちたくなります。

ただ、どちらかといえば前者のように思われ、つまりは
(以下勝手な想像ですが)本来の責任者とは違うのだけれども、
本来の責任者は何らかの事情で応じられないので(想像です)
組織の上位者から

今回の会見はキミたちに頼むしかないんだよ
(都合の悪い人員はみんな左遷しているしね)

と命じられ(想像ですが)、

そんなの急に言われても担当が違うからまともに対応できないし・・と感じながらも
組織の一員であり、しがらみもあるからここで正論を述べるわけにもいかず・・
最終的には人としての責任感から役目を了承し(想像ですが)
その結果、記者たちからの厳しい質問の矢面に立たされた(想像ですが)

一方で(これも全くの想像ですが)

現場の担当者や責任者は、常日頃から対応・体制の不十分を懸念し
必死に問題提起や改善提案の具申を繰り返してきているにもかかわらず 
組織的意思決定の責任者は目先の業績数値を優先して現場の声に耳を傾けず
「そこまでは考え過ぎである」「君は心配性だね」のように相手にせず

結果的にいざ現場で非常事態が起こると、現場の方々が命がけで対処しているのに
組織の意思決定責任者はあいかわらず業績数値を優先して「鉛筆なめなめ」
で停電地域を決定している・・・(想像ですが)

普段、組織の一員として大なり・小なり類似の状況に直面していると
ついついそういうネガティブが想像が沸き起こってきます。

社会派ドラマの見過ぎでしょうか?

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おそらく、実際にはそんなことはないのでしょう。

現場の方々だけでなく、現場から遠く離れた意思決定責任者の方々も
みなさん自らの保身は後回しにして、誠心誠意、使命を全うしようと
しているでしょう。

それほど内部事情通ではないので勝手な想像だけをせざるをえませんが、
ひとつ「あのお方」に注文したいのは、

自ら乗り込んで「暴れん坊●●」的に活躍するのは大いに結構ですが、
巧妙に裏に隠れてしまっている人の代わりに、責任感と使命感をもって
事にあたっている人がいる場合、そういう人を間違えて処罰しないで欲しい。

いずれにしても、国策と関係する事案についての最終責任は
日本国の最高責任者たるべき人が負わなければならないということを
忘れなければそういうことはないでしょう。