おとといの晩に開けた南アフリカの白です。

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この「ニール・エリス」は我家でワインを飲む喜びを知る
過程で重要な役割を果たしてくれた友人のような存在であって
我家では勝手に「ニール君」の愛称で呼んでいます。

このニール君のシャルドネは初めてになるのですが、白としては
2品目であり、以前ソーヴィニヨン・ブランを飲んだことがあります。

●ニール・エリス・ソーヴィニヨンブラン 2006  20080426
 http://blogs.yahoo.co.jp/gishkov/32549286.html

でもその頃はワインを飲む喜びがようやく開花しかけた頃であり
十分味わうことはできなかったような気がします。

ちなみに、その時のソーヴィニヨン・ブランはスクリューキャップ
でしたが、今回はコルクです。

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あと、赤も含めると我家でのニール君はムサシノクロスを含めて
これで6種類目、計7本目となります。


ところで、この「ニール・エリス」というのは、そもそも人(醸造責任者)
のお名前だそうで、人の名前がついているからには、野菜の生産者直売と
同じ原理が作用しているのではないか?と見ています。

つまり・・・

(ニール君としては)いい加減なものは作れないハズ

とにらんでいます。

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そういう意味では、我家としては「とっておき度」の高い
白なのですが、GWの初日ということで(?)これを開けてみる
ことにしたのでした。

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さてそのお味はというと、結論から言えば

「大あたり!」・・(我家比)」

なのであって、

「白ワインの味わい方として次のステージに進んだ!」・・(我家比)

なのでした。

その複雑な味わいは久しぶりに記憶の底に眠っていた「イメージ」
を呼び起させるパワーをもっているようで・・・

良く晴れて青空が広がる初夏の日に気まぐれで訪れた海
荒波により浸食と風化が進んだ護岸を超えて水際に到達すると
小さな岩場や小さな砂浜が護岸に寄り添うようにあちこちにあって 
前日のシケでいろいろな貝殻だとか海藻の類が打ち上げられている
久しぶりに童心に帰り、興味の趣くままに貝殻拾いなどをしてみると
にわかに海底の謎の世界の想像がかきたてられ、しばらく夢中で拾い集める
心地よい疲れで乾いた護岸に身を横たえてうたた寝をしてしまった 

なぜだかわかりませんが、そんなイメージを思い浮かべました。

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そのお味は、この2~3か月で数種類を体験したシャルドネとは
は明らかに違う傾向であって、何かの海の成分のようなものが揮発
してくるかような、ちょっと不思議世界へいざなうような香りがします。

それは、あからさまなミネラル感ではなくまた、何の飾りもなく
ドンと出された明確なフルーツのような果実味でもなく、
生物に例えれば

「雌」ではなく「女性」である

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この日の晩御飯は、つい先日食べてみて、その滋味に感動した
春の畑や野山の旬の食材をふたたびリクエストしたのですが、
体が感じる自然と結びつく不思議な味わいは、存在感が類似
しているように思われ、その秘密を解き明かすように、どんどん
と飲み進めてしまいました。

そして、いつの間にかボトルが空に。

久し振りに「二人で一本飲み」をしてしまい、夢の世界に直行しました。