もう彼の地では紅葉も終わり冬の景色なのだろうなあ・・
と思いますが、思い出の中の東北はまだ紅葉が始まってもいないのでした。
クリスマスまでには記録を仕上げなければならないと思います。

2008/9/20の記録です。

この日の宿は十和田湖畔にある木造建築で有名なホテルでした。

せっかく東北旅行に来ているのに、温泉宿に泊まらないのは

「もったいない」の極み

とも言えるのですが、今回は旅の計画に手間取って宿の手配が
遅れたのでしかたがありません。
そのかわり・・・というわけでもありませんが、木造建築の美しさや
サービスの良さで知られているこのホテルに泊まることにしました。

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このホテルの木造建築が素晴らしいとされているのは、普段は
出入り口としては使われていない玄関ホールであるとのことで
カメラをもって見物に行きました。

外から歩いていくと、玄関の引き戸が閉められていて、写真を
撮るために開け放つのを躊躇させる雰囲気があります。

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敷居をまたいで少し進むと、そこは2階?までの吹き抜けとなっており、
非西洋系のログハウス?とでもいうような、全て木材で丁寧に作り込まれて
いるのでした。

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ところで、この木造建築は確かに見事なのですが、何か心に響くものがありません。
木のぬくもりというか、生命のようなものをあまり感じないのです。
年月を経てなじんできた空気感のようなものも感じません。

使っている木材や建築の工法などははたしてどうなのかわかりませんが、
和風建築のエッセンスは感じるものの、どことなく、日本の伝統的
な建築様式とは根本的に異なるような気がします。

まるで・・・

欧米人の映画監督が撮影のセットとして作らせた日本の建築物

のような感覚です。

もしや、もともと「和風」へのこだわりはそれほどなくて、単に、
木造建築というところにのみ、こだわりを持って作られたのかも
しれません。

それとも・・・高級な和風建築というものを我々が見た経験が
ないだけなのかもしれません。だとしたら、しっかり目に焼きつけ
なくてはいけませんね。


一方、ホテルとしてのソフト面はなかなか上級であるように思います。
玄関(通常使用されている方)で客を出迎えるあたりからフロントの対応まで、
さほど上客でもない(=我々)のに、非常に丁寧な接客です。

こういう接客をされると、

ちょっとしたセレブのつもりで上品にふるまわないと!

のように思ってしまいます。
お部屋を奇麗に使うとか、歯ブラシは持って帰らないとか。

意外と雰囲気に流されやすい?


ホテルの内部は木造建築と近代的な建築(と思われる)ものが一緒に
なっているようです。

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お風呂は、温泉ではないのが残念でした。

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しかしながら、清潔感が高くて温度も程良い高さであり
「本物かどうか怪しいイモ洗い温泉」よりも、明らかにこちらの方が
良いと思いました。窓からみえる十和田湖の景色も極めて素晴らしいです。

十和田湖の景色といえば、部屋の大部分?がいわゆる「レイク・ビュー」
なのであり、

窓から見る朝の十和田湖の眺め

はこのホテルの最も価値ある部分ではないか?と思われ、
100点満点をつけたくなる気分でした。

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あまりに眺めが良く気分が良いので「旅先恒例の朝の散歩」
に出ずにはいられないのでした。

(つづく)