ひょんなことから東北の旅に出ることになりました。
東北といえば、かつて「さすらいの野宿ライダー」のはしくれ
だった頃に3回ほど訪れたことがあります。
だった頃に3回ほど訪れたことがあります。
しかし、ライダーとしての旅は
| 「走ってなんぼ」 |
のようなところがあるわけで、一か所での長居はしません。
そのかわり、その場の空気や雨に肌で触れて、さらには
地元の住人の方々よりももっと土に近いところ(テント)に寝て
土地との一体感を持つ楽しみがありました。
地元の住人の方々よりももっと土に近いところ(テント)に寝て
土地との一体感を持つ楽しみがありました。
「野宿ライダー」を辞めてから数年がたち、今回はかつてとはずいぶん趣が
異なりますが、乗り物での移動の合間に「歩く」ことを旅のテーマとしました。
異なりますが、乗り物での移動の合間に「歩く」ことを旅のテーマとしました。
歳相応にちょっとオトナ?になったのかもしれません。
というわけで、画像がたくさんあるので、少しづつ記録していこうと思います。
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まずは盛岡。

最初の地である盛岡には昼に到着することがわかっていたので、東北新幹線
のトンネル圏外に悩まされながらも、「超ラーメンナビ」でこのお店を見つけました。
のトンネル圏外に悩まされながらも、「超ラーメンナビ」でこのお店を見つけました。

達人によれば「日本一」という評判もあるほどで、盛岡名物の各種麺を
スルーしてまずはご当地ラーメンです。
スルーしてまずはご当地ラーメンです。
お店の中に入ると、かつて訪れたことのあるどのラーメン屋さんとも異なる
ある種異次元の感覚を覚えました。
ある種異次元の感覚を覚えました。
それは「外国人が描いた侍」のように、どことは言えないけれども
すべてにおいて何かが微妙に違うようなところがあって、それが
ドキドキするような初体験感覚を盛り上げてくれました。
すべてにおいて何かが微妙に違うようなところがあって、それが
ドキドキするような初体験感覚を盛り上げてくれました。
中でも最もカルチャー・ショックだったのは
| お店の人が注文を聞かない?! |
ということです。とても人柄の良さそうなおばさんが、水の注がれた
コップをテーブルに置くと、何か微笑みを浮かべたまま立ち去って
しまいました。
| あっあれれ~!(注文聞いてくれないの?) |
地元の方にしてみれば当然であって、何の不思議もないだろうと思いますが・・・
その理由はあえてここでは明かしません。お店に行けば瞬時に分かります。

さて、出されたラーメンのまずはスープを一口飲んでわかりました。
| なるほど~、これが盛岡の人たちが支持するお味なワケね! |
スープも、麺も、チャーシューも、ほとんど全ての要素が控え目。
それはあたかも、長年の工夫の果てに辿り着いた、繊細で豊かな香りを
台ナシにしないための手法なのかな?と思いました。
それはあたかも、長年の工夫の果てに辿り着いた、繊細で豊かな香りを
台ナシにしないための手法なのかな?と思いました。
ワタシ流に表現すれば「インパクト系」の対極にある「わびさび系のお味」
であって、このところずっと探し求めているものと偶然にも方向性が
一致しており、うっすらと運命的なものを感じたのでした。
であって、このところずっと探し求めているものと偶然にも方向性が
一致しており、うっすらと運命的なものを感じたのでした。
ところでこのラーメンの「控え目さ」ですが、これは「量」についても例外ではなく
ものの3分くらいで食べ終わってしまいました。
ものの3分くらいで食べ終わってしまいました。
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この盛岡で予定していた用件の時間が迫っていたこともあって、
「歩く」がテーマの旅でありながら、お店を出た後はタクシーを
拾わざるをえませんでした。
「歩く」がテーマの旅でありながら、お店を出た後はタクシーを
拾わざるをえませんでした。
他のお店の情報も得ようと思い、運転手さんにこのお店でラーメンを
食べたことを話すと、運転手さんが何気にこう尋ねてきました。
食べたことを話すと、運転手さんが何気にこう尋ねてきました。
| 「2杯食べましたか?」 |
ん?どういうこと?と思いましたが、話によると常連さんは
2杯食べる人も多いそうです。
ということは、お店の人はお客さんが「何を注文するか?」
ではなくて「何杯注文するか?」を聞きたかったのかもしれません。
ではなくて「何杯注文するか?」を聞きたかったのかもしれません。
それで・・私の表情を見て・・微笑んで立ち去っていったのだと思います。
なんだか、この盛岡の地に興味が湧いてきました。
(つづく)