先日勝沼で買ってきたワインをあけました。
結論は・・
結論は・・
| 5分で蘇る美しき日々のようなワイン |
でした。
詳細な記録は後ほど追記します。


【20080912追記】
私自身は運転があって試飲できなかったのですが、
妻の好みの味ということでセレクトしたものです。
妻の好みの味ということでセレクトしたものです。
開けてみて、グラスに注いでまず気がついたのは色が薄めであること。
赤の場合、無意識のうちに濃い色に期待をもってしまうのでややがっかり。
赤の場合、無意識のうちに濃い色に期待をもってしまうのでややがっかり。
地下のカーブの薄暗い明り(劣化を防ぐため?)の下では気がつきませんでした。
でも気を取り直してグラスを口に運んでみました。
でも気を取り直してグラスを口に運んでみました。
第一印象の味わいは、色の薄さに比例するかのようにインパクトが弱め。
その中に、樽熟成の香りも含まれています。ラベルにも樽熟成をしたことが
ちゃんと書かれています。
その中に、樽熟成の香りも含まれています。ラベルにも樽熟成をしたことが
ちゃんと書かれています。
ほかに味わいが隠れていないか?と思いながら2度3度とくちに運んでいると・・
うっすらとイメージが浮かんできました。
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落ちついたインテリアの洋室。
決して豪華とは言えないが、よく手入れもされている。
決して豪華とは言えないが、よく手入れもされている。
もともと質のよい材料を使って丁寧に作られているので
メンテナンスさえ怠らなければ長期の使用でむしろ味が出る。
メンテナンスさえ怠らなければ長期の使用でむしろ味が出る。
良く見ると、近年ではあまり見かけない真鍮の金具が
所々に使われている。
所々に使われている。
そのデザインはいわゆる洋風ではあるものの、
これ見よがしのゴテゴテした感じはしない。
そういうものを排した中で美しさを表現しようとしているかのよう。
これ見よがしのゴテゴテした感じはしない。
そういうものを排した中で美しさを表現しようとしているかのよう。
しかし、そこにはなぜか、生活感というか人の気配のようなものがなく、
時間が止まっているような感覚が支配している。
時間が止まっているような感覚が支配している。
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そのようにイメージしていると、そが何のイメージと重なるのか思い出しました。
それは有名なホテルであったとされるこの場所です。
それは有名なホテルであったとされるこの場所です。

すでにホテルとしては使用されておらず、建物のみが重要文化財に指定されて
保存されている場所です。
保存されている場所です。
しかしかつては世界のトップレベルに引けを取らない、日本の最高セレブである
この方々が訪れるほどの品格を備えた場所であったと思われます。
この方々が訪れるほどの品格を備えた場所であったと思われます。

そういえば、このワインを買った葡萄の丘にもこんな写真が飾ってありました。

ホテルに話を戻すと、かつての繁栄はすでに過去のものとなっていて・・・
その事実を考えるとき、繁栄とは人がそこに喜んで集う状態そのものをいう
のではないか?と気がつきます。
その事実を考えるとき、繁栄とは人がそこに喜んで集う状態そのものをいう
のではないか?と気がつきます。
数十年の時を経て今はもうその繁栄の本体は失われ、
形のみが文化財として保存されているのだと思います。
形のみが文化財として保存されているのだと思います。
そこまで考えてから、ふと些細なことを思い出してテーブルを離れ、
5分くらいして戻ってきました。
5分くらいして戻ってきました。
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再びこのワインを口にしてびっくりしました。
わずか5分ほどの間に印象ががらりと変わっていたからです。
わずか5分ほどの間に印象ががらりと変わっていたからです。
さっきはほとんど感じられなかった果実味をはじめとするいろいろな要素が
一気に芽吹いたかのように現われてきていたのでした。
一気に芽吹いたかのように現われてきていたのでした。
それは季節が冬から春に変わったかのようでもあり、あるいは、
時を経て、懐かしい昔の友人たちが再びその場所に集ったかのようでもありました。
時を経て、懐かしい昔の友人たちが再びその場所に集ったかのようでもありました。
私自身はあのホテルには泊まったことはもちろんありません。
でも、もしもあのホテルが自分の大切な思い出の場所であったとしたら、
そして、その思い出を共有する仲間達と再び訪れたとしたならば、
そして、その思い出を共有する仲間達と再び訪れたとしたならば、
かつての美しき日々の記憶がその当時の感情とともに
一気に蘇ったのではなかったか?と思いました。
一気に蘇ったのではなかったか?と思いました。
ということで、今回の○○の雫ごっこは終了。