「何それ?いったい何のこと?」
「いったい何種類もってるの?バイブルをやらを。」
「タイトルで誘っておいて、内容がくだらないと承知しないよ!」

などと、いきなりの自分へのツッコミで恐縮の気持ちをあらわして
おきたいと思います。

ところで、日頃のこのブログのポリシーは・・・

「プランターによるエコロジーな手法による有機栽培の成功・失敗経験
 の公開や、答えが示されていない素朴な疑問点に関する検証実験の公開
 などによるナレッジ面での小さな社会貢献と地球温暖化防止への貢献」

などという大それたところにあります。

しかし、常にそれだけではつまらないので、ときどきは
自己満足に過ぎない内容も書きたいのでありました。

とまあ、言い訳はこのくらいにして、本題に入ります。

=====

これは、20年来欲しいと思いながらも「こんなのに出費してどうする?」
という思いで踏み切れずにいたものです。
しかしながら、ついに先日決意し、かねてから目をつけていた古本屋
に行きセットで購入してしまいました。

イメージ 1
↑ 集英社刊、宮下あきら大先生著「魁!!男塾」全20巻です。

このマンガ、言ってしまえば「荒唐無稽」なのですが、
よく言えば「古き良き時代の極道系学園マンガ」とも言えます。

このマンガを普通に読んで得られるものはそれほど多くはありません。

しかしながら、このマンガに登場する「塾長・江田島平八」を
はじめとするキャラクターの言動には、人生において容易に回避
できない難局に直面し、もはや通常の手段では活路を見出すこと
ができなくなったとき、いかに振舞うべきかについて重要なヒント
が隠されています。

すなわち、現代においてはもはや「迷信」と化してしまい、日常
生活では忘れ去られようといる「勇気」や「根性」を「信じる」
ということ、あるいは、自分自身の心の奥底に眠っているメンタル
なパワーがモノをいう場合があるということ、を思い出させてくれます。

先日不幸にもこの世を去った某大臣も、極限状態に追い詰められて
いたことと推察されますが、できることならこの「魁!!男塾」全20巻
を読破してからもう一度考えてもらいたかったです。

=====

某大臣は様々な疑惑の渦中にいたことが報道内容からわかりますが、
「人間としてクリーンであること」
が唯一最大の価値であるとすれば、疑惑が存在するという点において
某大臣は極めて苦しい立場であったであろうと思います。

しかしながら、一般論としていえば「クリーンかどうか?」という類の
問題は、その判断基準は極めて相対的で曖昧なものであり、時代によって
様々に変化しうるものです。

極端な話、例えば自分が会ったことも無い遠い祖先が1回でもクリーン
とはいえない行いをしたことが、自分自身にふりかかってくる、そんな
時代を間違っても招くようなことがあってはいけないと思います。

そういう意味で、相対的で曖昧な価値観を国家のビジョンに盛り込む
ような「美しい国」のような考え方は、芸術振興の政策に限定して
のスローガンであったり、これを芸術家が語るのではあれば全く問題は
なく、むしろ奨励されるべきことです。

しかしながら、一国の政治を担う立場の者が、国全体のビジョンや政策指針
を語る際に掲げるべき理念としては著しく妥当性を欠くように思います。

もしかして、そんな相対的で曖昧な価値観を一国の首相が唱え、強力に
推進していることによって今後そのような価値観がますます幅を効かせる
時代になるのだとすれば、疑惑の渦中にいた某大臣は追い詰められた状態
の中で「自分の未来はもはや無い」と思っても不思議はありません。

 ※ とあるTV番組でも現在の首相はクリーンであることが最大の
   長所(他についてはわかりませんが)であるかのようなことを
   言っていました。その見方が妥当なのかどうかはわかりませんが、
   「美しい国」を掲げていることからして、本当かもしれないな~
   と思いました。

一方、某大臣が自らこの世を去れば、そのことに関する任命権者の責任
追及は免れず、その結果、その任命権者が推進する相対的で曖昧な価値観
が増長することについて、一定の歯止めがかかるかもしれません。


もしや、某大臣はそこまで考えて・・・

=====

農業問題あるいは農業政策は国家の屋台骨にかかわる問題でありながら
選挙における集票への利用価値以外は、常に低い優先順位で取り組まれて
きている印象があります。

某大臣のことはあまり良くは知りませんが、農業問題に積極的に取り組
んでいたという報道もあり、仮にその手法の中にクリーンでない部分が
あったとしても、疑惑の追及だけでなく、評価できる働きについても
検証されるべきではないか?と思います。

いずれにしても、某大臣のご冥福をお祈りいたします。