

購入にふみきれないでいたのですが、昨日仕事帰りに
寄った書店で見つけました。それで1時間ほど眺めた末
購入しました。
どちらも「山と渓谷社」から出ているもので
「山渓カラー名鑑・日本のきのこ」4495円
「ヤマケイフィールドブックス・きのこ」2000円
の2冊です。
これらは日本に自生する1000種類前後のきのこの
写真と特徴の解説があり「きのこ狩バイブル」
あるいは「きのこ研究バイブル」と呼ぶにふさわ
しいものだと思います。きのこ狩りを趣味にしている
人の間では、おそらくかなりの所有率になるのでは
ないでしょうか?
似たような名前の本が多いので、以下親しみをこめて
(誠に勝手ながら)それぞれ「きのこ名鑑」および
「フィールドきのこ」と呼びたいと思います。
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ところで、購入をためらっていたのには
「いきつけの書店に在庫がなかった」
の他にも二つの大きな理由があります。
一つ目は価格の点です。
資料的価値からして決して価格は高いとは思わないの
ですが、最近はユーズド書籍のネット通販(某大手A社)
を良く利用しており、
「程度の良いユーズドがあればお得感が高いのでは?」
という思いがありました。
(※)某大手A社はビジネスとしてのスジのよさや
規模の点では一流かもしれませんが、サイト上の
注文~購入~評価のシステムの機能的な完成度が
ユーザの立場から見て驚くほど劣悪であり、10年
くらいタイムスリップしたような感覚にとらわれます。
他にもっとまともな会社やサービスがあれば乗り換え
たいと考えています。
しかし一方で、この類の資料的価値の高い本は繰り返し
参照するものであり、装丁も特に強いものではないので
値段だけでは十分わからない傷みなどの心配があります。
また、スギヒラタケのように近年毒性が現れた(?)もの
もあり、古い刷だと記述が修正されていないリスクがユーズド
の場合はありえます。
理由の二つ目は、「きのこ名鑑」の方はじつは以前も購入
したことがあるのです。
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初めてこの本に出会ったのは今から約20年前、
この本が出版されたその年でした。
店頭で一目見るなり飛びついて
「おお!ついにこういうのがでたか!」
と思いながら数時間もその場で読みふけり
その挙句思い切って購入したのでした。
当時私はまだ大学生であり、価格は覚えていませんが
当時としては新品購入した趣味の本としては自分史上
最高額であたことははっきり覚えています。
現在その最初の「きのこ名鑑」は実家の両親のもと
にあります。
ここでの問題は、最新の刷で記載の修正があるにしろ、
基本的に同じものを2冊も買う必要があるのか?
ということです。
しかし、両親はだいぶ離れたところに住んでおり、
見たいときに随時参照できる状態ではありません。
また、20年も経つのでページが何箇所もバラバラ
になっているものの、両親は今でも大変重宝しています。
というわけで、やはり買うしかないということになった
のでした。
ところで、なぜ「きのこ名鑑」に加えて「フィールドきのこ」
まで買ったのか?というと、それは次の理由によります。
1)「フィールドきのこ」のほうが出版年が新しく、
しかも、収録数では「きのこ名鑑」の954種類に
対して、「フィールドきのこ」は1155種類に
のぼる。(執筆者が重なっており、配慮されている)
ちなみに、
「きのこ名鑑」には「オオムラサキアンズタケ」が
収載されていないが「フィールドきのこ」にはある。
逆に「ムレオオフウセンタケ」は「きのこ名鑑」
にはあるが「フィールドきのこ」にはない。
2)きのこは幼菌~成菌~老菌と成長につれて色や形が
変化するものがあり、また、環境で姿が異なる場合
があるため、1種類でも何枚も写真を掲載している
ほうが資料価値が高い。
この点で「きのこ名鑑」は抜群に優れているが、
反面重くて大きいのできのこ狩りにもっていくには
「フィールドきのこ」が小さくて便利である。
3)上記2)の点は「フィールドきのこ」にも書かれて
おり2冊の併読を勧めている。
というわけで、我家のきのこ参考書籍は合計6冊になりました。
それぞれ独自の存在意義があるため、また機会があれば
紹介しようと思います。