おはようございます。
外科医の横山です。

 

胆管癌について続けます。

 

胆管癌の手術は、
他の臓器の手術とは違い、
癌の出来た場所や
広がり方によって、
手術の範囲が大きく変わります。

 

癌の広がりや
大きさに応じて、
安全で、
できるだけ完全に
癌を取りきることのできる方法を
検討します。

 

胆管癌の手術では、
癌細胞が残っていると
予後に大きく影響するため、
切除した胆管の断端を
手術中に調べる
「 術中迅速病理診断 」
が必要になります。

 

胆管癌の手術は、
ごく早期の場合を除いて
切除範囲が大きくなることが多く、
体への負担も大きくなりがちです。

 

手術を検討する場合には、
その手術でどのようなメリットがあり、
どの程度のリスクがあるのか、
担当医によく確認しましょう。

 

それではお大事にどうぞ!

 

 

 

追伸:

 

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