バレエ評論家の長野由紀さんのお話 | ドロッセルマイヤー2010のブログ

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さて昨日『今日と明日の間で』を観てきたわけですが、
上映終了後、バレエ評論家の長野由紀さんのトークイベントがありました。


首藤さんの魅力はもとより、バレエ全般についての魅力・簡単な歴史・お勧め作品など
短い時間でしたが話題は多岐にわたり、改めてバレエのよさが分かってきました。


そんななかで、トリビア的なネタ:
「なぜ男性ダンサーは白タイツを穿いているのか?」
それは、ルイ14世の影響(というか真似?)
バレエの歴史を語る上で、フランス・ルイ14世の功績ははずせないらしく、
彼自身が舞台にも上がっていた(らしい)。
当時は男性も体の線が出る服装だったので、その名残で、白タイツが穿かれている。
う~んw


さて、バレエの歴史をかなりざっくりと紹介してもらいまいたが、

 クラシックバレエ
  ├ いわゆる皆がイメージするバレエ:『眠れる森の美女』etc
  ↓
 モダン
  ├より現代的・人間的な物語を表現:『椿姫』
  │   (分岐) 
  ├見える音楽:ベジャールとか
  ↓
 コンテンポラリー
  ├今を生きている人、首藤さんの映画に出てきたような作品:『アポクリフ』

ということです。


最後に、これからバレエを観たいという人のためにお勧めバレエ作品が紹介されました。
基本は物語がしっかりしている作品とのことで
 1 『ロミオとジュリエット』
 2 『白鳥の湖』
 3 『ジゼル』
そして、見る音楽としてのバレエ作品として
 4 『ジュエルズ』 
でした。


ちなみに6月にマリンスキーバレエが来日して『ジュエルズ』を演るらしい(詳細未確定)です。
これは観に行きたいヽ(゚◇゚ )ノ

バレエの見方/長野 由紀
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