『テレプシコーラ』論第2回目は、“お父さんのためのお稽古バレエ入門書”としての
位置づけで語ってみたいと思います。
先ず、どのタイミングでこの作品を読めば良いのか?
バレエを習わせる前・直後・ある程度期間が経ってから…
まあ好きな時に読むのが一番よいとは思いますが。
お勧めは、
お嬢様がある程度バレエ経験を積んで かつ 自らもバレエにちょっと関心が出てきた頃
が一番のお勧めタイミングです。
私自身、Amazonで2009年10月30日に第1巻~10巻まで大人買いしたのですが、
前回の記事で述べたとおり読み込んだのは2010年12月31日でした。
その間、
・お世話になっている教室の発表会
・筑波のバレエコンクルール
・アセスメント in IBARAKI
・牧阿佐美バレエ団『くるみ割り人形』『ラ・シルフィード』
・英ロイヤルバレエ『リーズの結婚』
と、少しずつバレエ経験値をあげることが出来たので、
話の中に登場するバレエの話・用語・パやヴァリエーション(オーロラとかキトリとか)など、
だいたいついていくことができまいた。
この作品を読めば、
お嬢さんとバレエの道にどのくらいの“深さ”で関わっていけば良いのか?
父親としてもある程度の覚悟の度合いが分かると思います。
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