さて、Sの誕生日パーティーで

 

ペピートが撃墜したセニョーラ二人

に絡まれ始めた私

因みに二人の旦那はセニョーラ達に撃墜され

 

踊りに行こうとか

歌えとか

ハグをしろとか

チューしろとか

 

同じ言葉を何度もリピートしたり

 

一番困ったのがじっとりした眼で

私を見てきた事

正直大迷惑

 

私、50年位生きてきて苦手な物の

結構上位に

 

絡んでくる女性酔っ払い

 

という物がありまして。

 

そもそも、実家の父も家で酒を飲む

事は無く、酔っ払いの扱い方を学んだ

のは、社会人になり自分が飲みに出る

ようになってから

 

しかも

 

男性だけ集まる特殊バーにばかり飲みに

行っていたので

 

女性酔っ払いをどこまで突き放して

突いて良いのか判断がつかないんです。

男相手なら”視界に入るなブス”とか言えるんですけど。

 

でも今回学びました。

 

その方法、特に相手がラテン系の場合

 

無表情でNoと言う事

 

結構これで相手は引き下がりますね。

 

ペピートにも言われましたが

 

基本笑顔の私が黙って無表情になると

とても怖いんだそうで

 

という事で、会場の雰囲気を壊す事

無く私の半径5m以内から酔っ払いを

追い払う事に成功したのですが

 

敵は彼女達だけでは無かった

 

そう、真の敵はペピート

 

酔っぱらってるのに会場からSの家に

まで運転するとか

鍵を奪って私が運転しました。

 

Sの家に戻ったら

 

どんなプレゼントがあるのか見たいとか

言って深夜12時に数十個あるプレゼント

をSに全部開封させ

まあ、Sも酔っていてノリノリでしたけど。

 

その5分後にはもう眠いとか言い出し

寝室に追い込んだら

 

私にジャレ始めてエルボーを食らわせ

私からこっ酷く怒られ

 

静かになって反省してると思ったら

寝てるし

 

翌朝は恒例の二日酔いで頭痛薬を

私にねだり

想定済みで薬持ってきた私、良き夫

 

翌朝、Sの出身地から参加した3名と

Sと私達2人で行った

 

荘園レストランでの朝食も

 

ぶっちぎり2日酔いのSとペピートは

 

レモンと塩入炭酸水を飲みフルーツ

しか食べないという

 

 

二日酔いの典型的パターン


Sと別れたのが13時位

 

その頃にはペピートは絶好調

 

ペピート

 ”あのさ来年の僕の50歳の誕生日さ”

 

 ”あっ、もう聞かなくても言いたい事

  分かるから言わないで”

 

ペピート

 ”聞いて!”

 

 ”沢山の人招待したいの”

ファミリー以外、友達ほぼ居ないじゃん

 

 ”沢山ってどれくらい?”

 

ペピート

 ”50人とか”

 

 ”50人が各1名同伴者連れてきて

    子供達含めたら100人越えじゃん”

経験上全く知らない奴が3割位来るぞ

 

 ”私は絶対にオーガナイズしないからな”

 

ペピート

 ”お酒も沢山準備しようかな~”

 

 ”限度の無いウワバミ(モンスターと訳した)

    のような人達に準備する酒は無い”

 

ペピート

 ”食事は焼きそばが良いかな~”

 

 ”俺は絶対に作らんぞ!”

 

ペピート

 ”テキーラはやっぱり必要だよね”

 

 ”しかも今回のイベントいくらかかったか

  知ってるのか”

 

 ”10万ペソ(75万円)だぞ!”

B子談

 

ペピート

 ”お金貯めるもん”

嘘ついてます

 

とか会話しながら、アウトレットに行き

 

私がUnder Armourで試着している間に

 

短パンとベルトをこっそり買い物かごに

潜ませて私に支払わせたり

 

 

まあ、それでも憎めない

 

私の夫、ペピートです。

 

私が還暦をこの国で迎えた際には

お世話になった人を沢山招待して

 

こんなパーティーを開くのも良いの

かなと少し思うようになりました。

 

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