いえね、日本の株式が乱高下を繰り
返しているってニュース
私、人生既に半分くらい生きてますが
株に手を出したことはなく
そもそも
なんだかよく分からないものには
手を出さないという
わりと慎重な性格でして
それでも、全く投資を行っていない
かというと
仕事柄毎日チェックする円とこの国の
通貨ペソの為替取引をしており
ペソに対してだけ発生する利子と
月2~3回の売り買いで少しずつ資産を
増やしております。
日銀が市場介入した日以降
円に対してペソもぐんぐん20%位
下がっちゃいまして
2つの通貨をだいたい同じ位保有して
いる私の資産はメキシコの銀行口座
だけで言えば
実質の損失は0、利益も0
なのですが
先日の契約した不動産の価格が現行の
為替レートで計算すると円価で
330万円も下がっているという
という事は
将来、その逆もあり得るわけで
今更ながら
市場の怖さを認識した私です。
私
”このまま1ペソが7円になれば2年後
のアパート引き渡し時に日本から
送金しなくてもよくなるかも”
ペピート
”そうなの!! 下がれ~”
私
”で、更に言うと1ペソが6円になれば
ペピートの100,000ペソ必要無いかも”
ペピート
”それはいくら何でも難しくない?”
私
”希望を捨てるな、2020年の平均為替は
1ペソ5円台だ”
ペピート
”そうなの!僕は祈ります!”
100,000ペソは貴方の担当ですけどね
私
”でもそうなったら、日本では買い物
控えないとね”
ペピート
”なんでよ”
私
”良いかよく考えろ”
”4月の為替レートは1ペソ9円だ”
ペピート
”100ペソ900円って事でしょ?”
こんな計算は速い
私
”もし1ペソ5円になったら”
ペピート
”100ペソ500円って事ね”
”・・・・。”
”・・・・。”
何やら察知したらしい
私
”分かった?”
”GAPで1000円で売っていたシャツを
去年は111ペソ、1ペソ5円になったら
200ペソで買う事になる”
ペピート
”・・・・”
”だから言ったでしょ!”
私
”何がよ”
ペピート
”スタバの桜のタンブラー欲しかったの”
”姪っ子3号も毎年春限定だって言って
たのに!”
”でもGが絶対に使わないから要らない
って言うから買わなかったんだから”
私
”てか売り切れてたじゃん。しかも別の
タンブラーは買ったし”
そして、それすら使って無いし
ペピート
”買ってよね!”
”Gのせいなんだからね”
私
”神に祈っておきます”
世界経済の仕組みに翻弄される我が夫
ペピート49歳でした。
結婚前は自分が毎年日本に行くなんて
想像すらしていなかったペピート
彼の脳内通貨はペソ、ドル、名前だけ
聞いた事があるユーロ
円? なんすかそれ?
って感じだったんでしょうね。