終の棲家をなんとなく探していた

私達夫夫

 

 

昨年末行ったMéridaがやっぱり良さそう

で大本命の第一候補だとか

 

でもやっぱりゲイ夫夫としては聖地

Puerto Vallarta近郊も捨てがたいとか

 

大迷走

 

でも、今回は何故かペピートが

 

ノリノリ

 

どうやら職場の同僚が同じデベロッパー

の物件を複数購入しているらしく

 

今回の案件はその同僚の口利きで

そのデベロッパーから一般販売前の

募集案件の直接紹介らしい

この国では不動産価格は一般的に

一般販売前価格<公開販売価格<完成後価格

 

で、

 

その夜、ペピートに言われるままネット

ミーティングに挑んだ私

 

担当者の説明では

 

完成引き渡しは2026年8月

 

場所はCancúnとPlaya del Carmen

を結ぶ幹線道路に面しており

 

物件からビーチ迄は直線距離で2㎞

ハリケーンとか砂とか塩の被害は軽減

 

ちょっとCancúnまで足を延ばせば

商業施設も病院もあり

 

確かに魅力的

 

気になるお支払い条件も

 

手付金:物件の3%

引渡しまで:物件の10%を分割24回払い

引き渡し時(2年後):残りの87%

 

デベロッパーと直取引というメリット

を最大に提示された私達

 

ミーティングを終え

 

ペピート

 ”ねえG、他の物件も見てみなくて

  良いの?”

 

 ”色々条件を考えるとこれで良くない?”

一軒家は管理が面倒だし

 

ペピート

 ”価格は大丈夫?”

 

 ”眺めは良いかもしれないけど高額な

  3階と4階は除外、エレベーター無いし”

 

 ”2階の物件なら何とか私の予算内”

 

ペピート

 ”僕は1階が良いと思うの、庭もあるし、

    階段登ると僕足痛いし”

ダイエットは継続しましょうね

 

 ”でも1階の庭付きも予算オーバー”

 

   ”買えない事はないがキャッシュフロー

    が厳しくなる”

 

ペピート

 ”2階の物件との価格差を僕が出すって

  言ったら?”

おっ!

 

 ”ヘソクリでもあるのか?”

 

ペピート

 ”これからお金貯めるの”

当てにしません

 

 ”現在の貯金で買える物件がターゲット”

 

 ”この国で将来の収入を当てにしたり

  銀行ローンを組んだりするのはリスク

   でしかない”

 

ペピート

 ”別荘を売れば良いんじゃない?”

 

 ”あの場所の最大の利点は生活費の安さだ

    保有できるのであれば保有しておきたい”

 

 ”10年後にどっちの治安がどうなるか、

    生活費がどうなるか誰も分からないし”

あと、海産物はやっぱり太平洋側が断然美味い

 

ペピート

 ”そしたらベランダ付きの2階かな~

   ベランダなら掃除も簡単だしね”

 

 ”あと、共有スペースに面している部屋は

   絶対に避けたいかな、絶対にうるさいし”

教会、プール、バスケットコート、バーベキュー広場、

ドッグラン

 

 ”購入を決めるにあたり、条件があります”

 

ペピート

 ”なに?”

 

 ”ペピートも2年間で100,000ペソ

    (90万円位)貯金してください”

 

ペピート

 ”そんな貯金した事無いもん”

スイッチさえ入れた事が無い乾燥機とか

どでかいスピーカーとか、3回だけ使った

ルームランナーとか買うからだろ

 

 ”はっ?2年間あるんだぞ!月で言えば

    4,000ペソの貯金だ”

 

   ”あんた15日毎に給料をもらってるんだから

  1回の給料で2000ペソ(1万8千円)だぞ”

 

 ”この際、貰った給料を使命感を持って

  次の給料日までに全部使い切る習慣を

    変えて頂きたい”

 

ペピート

 ”無理だとおも~う”

 

 ”やる前から自分で言うな!”

 

ペピート

 ”がんばりま~す”

絶対に嘘

 

 ”そして、2つ目の条件”

 

ペピート

 ”まだあるの?”

 

 ”今後日本行きの便はエコノミー限定

    ですから”

 

ペピート

 ”ちょっと足元の広い席も駄目?”

プレミアムエコノミ―の事です。

 

 ”希望する場合は自分で追加料金を

  お支払いください”

マイレージだって貯めてるんだし

 

ペピート

 ”そしたら、貯金できないでしょ!”

 

 ”ではこの話は無かった事で”

 

ペピート

 ”それも駄目なの!”
 

という事でしたが

 

翌日

 

色々ソロバンを弾き、まあ問題なく

2年後に支払いは出来そうだとの判断

だけで

 

手付金を支払いました(笑)

気が変わったら売ればいいし

 

こんな街です。

 

パース図だけで不動産を決めた夫夫

 

 

カリブの海を見てみたいという方が

いらっしゃいましたら、2026年8月

以降になりますが

 

喜んでお貸しいたします。

 

又、太平洋でカジキを釣りたいな

という方にはすぐにでも

 

別の物件をお貸しいたします。

 

やしの木魚しっぽ魚からだ魚あたまやしの木魚しっぽ魚からだ魚あたまやしの木
 
因みに最有力候補に挙げていたMérida
にしなかった理由なのですが
 
単にこの街からのアクセスの問題
 
Méridaへは陸路3時間の隣街かシティー
を経由しないと行けないんです。
 
メキシコ国内の地方都市からCancún
へはたいてい直航便が出ていて
 
この街ですらも毎日直行便があり
 
2時間で着いちゃう
 
二人とも引退する迄の10年間、生活
拠点はやっぱりこの街
 
そしてペピートの故郷はこの街
 
義母さんと同居しているので言う程
簡単に完全移住できるとは思えず
 
現実的に半移住という事で考えると
この街からのアクセスは重要な条件。
ペピートはMérida近郊のビーチは水の色が嫌い
だからカリブ海が良いとか言ってます。
 
引退までは短期レンタルして些少で
あっても家賃収入があればそれを
維持費に使えるし
 
さてと
 
私は潔く55歳早期リタイヤは諦め60歳
まで頑張って働くこととします。

 

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