東京で働いていた頃、
長期出張した社員が皆痩せて
帰って来ると言われた湾岸6か国
私は現地のインド系の料理が
美味すぎて食いまくり
3週間で3キロ肥えて帰ってきました。
まあ、今も雑食性、鋼鉄の胃を
持つ私ですが、この国でも食べ
られない物があります。
それが
Arroz con Leche
(アロース・コン・レチェ)
英語:ライス プディング
お米を牛乳でお粥状になるまで
煮て砂糖とシナモンで味付けした物。
おかゆかと思いきや口に広がる
生温かく甘い牛乳の味と最後に
鼻に抜けるシナモンのかほり。
味は想像していたんですけどね
どうしても無理なんです。
キンキンに冷やせばいけると
思うのですが、何故か生ぬるい
絶対に無理だし、嫌いだと言ってる
のにこの国の方々は親切と言うか
基本的に過度にお節介焼きなんです。
ぺピート
“G(私)って結構何でも食るけど、
この国で一番嫌いな料理って何?”
私
“Arroz con Leche”
ぺピート
“なんで~!!美味しいじゃん”
私
“あなたは美味しいかもしれません。
私は一度も美味しいと思った事が
ありません”
ぺピート
“たまたま食べたのが美味しく
なかったんじゃない?”
私
“米と砂糖と牛乳とシナモンの
超シンプル構成で、そんなに
劇的に味って変わる?”
ぺピート姉1号
“私が今度作るから食べてみてよ、
美味しいって評判良いんだよ”
ぺピート姉2号
“あれは本当に美味しいよね~
甘くてシナモンの味がして”
それ以外の味がしたら怖いわ!
私
“絶対に嫌!そう言われて今までも
何回もトライしました。”
“駄目なもんは駄目”
ぺピート
“最後に1回だけ食べてみなよ”
しつこいな・・・。
私
“わかりました。
砂糖たっぷりのフリホーレス
を3人が食べるのなら私も
食べましょう。”
※フリホーレス(フライド・ビーンズ)
インゲン豆を煮て塩と油で練った物
この国の主食(塩油練りあんこ)
ぺピート
“なんで豆を甘くするのさ!”
“そんな事する必要が無いでしょ?”
じゃあ、米も甘くするな!
私
“あら、東アジアの伝統的なお菓子
ですけど。”
“街の日本食材屋にもあるから
買ってくる?”
ぺピート
“甘いのは駄目、太るから!”
食いたくないだけだろお前!
米に砂糖も太るわボケ!
~本日の教訓~
主食は甘くしちゃダメ
絶対にダメ
昔、別の国ですが勧められた時は
“宗教上の理由で食べられません”
とか言って断っていました。
もちろん、幼虫、昆虫系はちょいと
抵抗がありますが、調理済で動い
ていなければ挑戦します。