本日は旅行中に食べた食事を紹介
③までの写真と一部重複していますがお許しを
トップは
カルニータス
これは出発前からぺピートが“絶対に食べる！”
と言っていた料理。
味付けした豚肉をそのラードの中で煮た物。
意外に脂っこくなく、皮部分のゼラチン質も
プリプリで美味しいです。
途中で宿泊したMichoacan州の名物です。
ぺピートが食堂のおばちゃんに聞いた
美味しさの秘密は
“必ず銅鍋を使って調理する事”だそうです。
ぺピート大好き甘いパン
この日はココアと一緒に食べてました。
ちなみにカカオの産地でもあるこの地域
チョコレートも美味しいです。
サボテンの葉
正確な料理名分からず。
でも意外に美味い
私が注文したウチワサボテンのトマトソースかけ
チーズと卵焼きのせ
エンチラーダ
メキシコの他州では具材を巻いたトルティージャに
ソースをかけるのですが、この地方では揚げた
トルティージャに具材をトッピング。
私はこちらの方が好きです。
パリパリな食感と揚げたトルティージャの香ばしさ
同時に野菜も摂取できるヘルシーさ
ケサディージャ
具材を挟んだトルティージャをチーズと一緒に
揚げてます。
具は一般的には肉なのですが、今回は
マッシュルームと辛くない唐辛子の
炒め物を選択
2つ折りにして焼く方が一般的なのですが、
今回食べた物は揚げているにも拘らず
結構さっぱりしていました。
最後にかけるサワークリームが絶品
プラタノ・フリート
友人Sの実家でご馳走になった、Platano Frito
（揚げバナナ）
調理用のバナナの熟した物を油で炒めた物。
味は甘酸っぱい感じで、ぺピートはこれも
今まで食べた事が無かったのですが、
Sのお母さんにお持ち帰りをリクエスト。
しかも練乳がけ
私が住む州ではこの食用バナナの入手
が難しく食べる事は皆無。
南部の州から中米ではとても一般的な料理です。
中米では朝食の定番
因みにこの調理用のバナナですが、熟す前の
物はスープに入れたり、フライドポテトのように
揚げて食べます。
味は “ほぼイモ”
ケソ・フレスコ（フレッシュチーズ）
ヨーロッパでは何というんでしょうね・・・・。
生乳をカゼインで凝固させて脱水、塩で
味付けしただけの発酵前のチーズ。
これ、私の好物です。
もっと暑い時期や地方は塩をもっと効かせる
のですが、この村で食べたのは塩加減が絶妙。
ちゃんと牛乳の味も残ってました。
半分以上をぺピートと頂きました(笑)
ナカタマル
これも南部の州から中米にかけては
とてもポピュラーな料理
トウモロコシの皮で包んで蒸した『タマル』の方が
この国では一般的ですが、断然こっちの方が美味い。
トウモロコシの粉をラードで練った物の中に
味付けした豚肉を入れ、バナナの葉で包ん
だものを蒸した物。
アグア デ ハマイカ
（ハイビスカスティー）
甘酸っぱくて好きです。
ポソレ
豚肉とトウモロコシのスープ
トウモロコシは甘くありません。穀物って感じです。
因みにぺピートの大好物で、これも旅行前
から彼の食べるものリストに入ってました。
消化に時間がかかるので、私はトウモロコシ
少な目で注文します。
なんなら別にトウモロコシは入ってなくてもいい。
そんな私をぺピートは鼻で笑います。
ぺピート
“トウモロコシ抜くなんて邪道！信じられない！
ポソレじゃない！”
お前も梅干しのおにぎりにチリソースかけるだろが！
私
“米を主食としてきた我が日本国民に
とって、トウモロコシの粒々は消化に
時間がかかるのです。”
ぺピート
“僕は沢山入れてもらいます
”
トウモロコシの粒を沢山食った方が偉いみたいな
言い方するな！
私
“どうぞ～”
～ その日の夕食前 ～
ぺピート
“なんか昼間食べ過ぎたかも
お腹空いてない・・・。”
ほ～ら見た事か、有史以来トウモロコシを主食としてきた
国民の名誉にかけて消化しろ！
私
“だから言ったじゃん、ポソレ大盛の
トウモロコシ増量とか注文するから”
しかもナカタマルもほぼ１人で食ってたし
“夕飯どうするの？ 昨日も行った
お気に入りの食堂だけど、行くの？”
ぺピート
“頑張って食べる！ 行く！”
別に頑張らんでもね・・・・。
因みにこの日の夕食でぺピートは夜食用
にと『カボチャの黒糖煮』をお持ち帰りし、
牛乳をかけて食べてました。
実は日本食よりも先にメキシコ料理は
ユネスコの世界遺産に登録されています。
トウモロコシ、唐辛子、トマト、カカオ等の
原産地だし、海も山も砂漠もあるし、
歴史的に土着の文化とスペインの文化が
融合しているのが食文化にも反映されて
いるんでしょうね。
まあ、私の住む街は食の砂漠地帯ですけど・・・。
次回は旅行記４です。
