彼岸の墓参りも連休初日に済まし、民族大移動の混雑も一段落したところで、ヒラマサ釣りに行こう、と思い立ち行っちゃいました、外房勝浦へ。
釣り客で混んでるのかな・・・と思い、前日船宿に電話したところ「明日はまだ3人しか入ってないよ、来てよ」と言われたので即予約。
2015年 9月22日(火) 長潮 干潮 3:38 満潮 12:11 天候 晴 北東風 ナギ
タックル : リール ビーストマスター6000 ロッド グラス泳がせ 2.4m
例によって、前日夜出発、途中いつも混まない所で少々渋滞があったが、ほぼ予定通り到着。勝浦・松部港 W8丸 いつも私が通ってる船だ。指定席の右ミヨシにクーラーを置いておく。しばし車中で仮眠。
4時にアラームをセットし、寝付いたところ、3時過ぎ、エンジンが壊れそうな音がしてる車が隣に・・・起こされてしまった。アジング師で港内5分位竿を振って、また轟音と共にどこぞへ消えてしまった。やれやれ、すっかり目が覚めてしまった。
準備しているうちに船が接岸、そそくさと乗り込みセッティングにかかる。船長と雑談したところ、ココの所ボチボチらしい。ボチボチって船中1~2匹って事かな。あまり期待しないでノンビリ行こう、と勝手に決め込む。総勢5名、右舷3名・左舷2名、皆さん連休中は家族サービスで釣りには来ないのかな?今日はノンビリできそうだ。
4時半になる前、出船。港前でエサの小アジを釣ってからポイントに向かう。
アジ釣り開始、かもし用のゴツいタックルに小アジ用のサビキを付け快調に数を伸ばす。エサ用には10匹もキープすれば足りるのだが、オデコ覚悟のこの釣り、今夜のオカズ確保と無意識に思考が働き、バンバン釣り上げる。気が付けば足元のタルには40匹位のアジが・・・今夜は南蛮漬け、と独断で決める。

各自エサのキープが終わったところで、ポイントへ移動、20分も走っただろうか、
今日のポイントは”ハタ根”通称「三本松」だ。ジギングでもよく通ったポイントである。見渡せば川津・御宿のかもし船が勢ぞろいしている。最近はこのポイントが調子いいのであろう。このご時勢、かもし釣りをやってた船が皆一つテンヤ船に様変わりしてしまって、淋しい限りだ。自分はこの敷居の高い、適当で大雑把なかもし釣りのファンの一人なので、客が減っても続けてもらいたいと願っている。

とりあえず、第一投、どうしようか悩んだが久しぶりの事もあり細ハリスで様子見。
6号10mにサンマのブツ切りを付け投入「タナ18ヒロ」かもし独特の船長の一声で幕が開く。探見丸を覗く限り、タチ40~60m中層と底付近にかなりの反応が見られる。
根が荒い・・・でも底釣りじゃないから根掛りの心配無し。コマセをかもしてタナを取りロッドをキーパーへ、とたんにアタリ、微妙なアタリ。上げてみると20センチ強のイサキでした。右トモ氏は早速ロッドが弧を描いてる。いーなぁ~、タモ取りされたのは4キロほどのマサ?かな。遠目なのでよく分からん。お隣さんはマダイ狙い、1キロ弱のマダイを上げた。左舷でもマダイ・ワラサが上がったらしい。あわよくばマダイでも食ってくれ、と期待を込め第二投。また・・・さっきと同じアタリ、イサキが来た。今の時期、ココのイサキじゃぁ・・・と落胆してると右トモ氏がまたファイトしてる。
も、様子見ヤメ、ハリス14号に交換、持参のイカ餌を付け一発狙いのヒラマサ仕掛で投入。期待を込めて待つ、が、音沙汰無し。上げてみると、イカが餌取りについばまれズタボロ。釣りにならないからアジの活エサ泳がせに交換。そんなこんなでウロウロしているうちに他の皆さん着々と獲物をゲットしている。トモ氏は同サイズ2本、お隣さんは1.5キロクラスの綺麗なマダイを追加。左舷もマダイ・ワラサと追加している様子。一人カヤの外で置き去りにされている・・・とアセリ気味。
アセってもしゃーないや、と開き直り、本日の獲物で終わるかもしれないイサキをカメラに収める。

そんなことしているうちに、トモ氏とお隣さんが同時にファイト!
あ~ぁぁぁぁぁぁまたオレだけ取り残された。タモ取りを手伝おうと、待機していると、トモ氏は痛恨のバラし、お隣さんはマダイ狙いの4号ハリスの為、青物らしき引きに耐えられずハリス切れ。コレで流れが変わるとは誰も想像出来なかった、この時点では。

朝一の活性の高い食いも収まり、少々マッタリした時間が続く。7時50分、ハラ減ってきたのでサンドイッチを開けガブリつく、と、その瞬間・・・
ズッド~ン
眼の前のロッドがグリップを支点に一直線に海面に突き刺さった。
キター!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつ見てもいいカットだ。この瞬間をカメラに収めたいといつも思ってるんだが、写真を取ってるヒマが無いのでかなわぬ夢だ。
全身の血液が瞬間的に沸騰した。アドレナリンが噴出してるのがマジマジと見える。
ストライクゾーンにドラグ設定していた為、ピロピロピロとドラグが滑るミュージックを聴きながらドラグを締め直す。ロッドを構えファイト開始。そこそこの手応え、本命に間違いない。ハリス14号・ライン10号、ブレイクの心配はまず無い。ヒラマサとガチンコ綱引きの開始だ。根が荒いのでライン出せない、力任せの引っ張り合い。こっちきやがれこの野郎!と声に出さず口にして数分間のやり取りの末、タモ取りし引き上げたのは6キロクラスの中堅どころ、イエローベルトがやたら眩しいヒラマサ。
船長が「おめでと」と握手を求めてきたので、ヒラマサを掴んだばかりのヌルヌルの手で握り返してあげました。船長、手ぇ洗ったかなぁ・・・。
とりあえず本命一本ゲット、50ℓクーラーにそのまま入るギリギリのサイズ85センチ。

ちょっと露出オーバーでボディが白く飛んじゃいました、あしからず。
やっとオレも仲間入り、ホっとして血抜きにかかりクーラーに入れて『今日は、も、上がってもいーや』と内心思ってた次の瞬間
前 入ったヨーっ!!!
船長のマイクでのがなり声。
8時15分 本日二回目のロッドの突っ込み。
他の方々は静かなままみたいだ。完全にツキがこっちに来た。
今度はドラグがミュージックを奏でない。小さいのかな?あっ・・・ドラグをストライクゾーンに戻すの忘れてた。ま、いーや、と変な事を結構冷静に考えながらさっきとは違い余裕のやり取り。二本目になるとクールに振舞える。手応えも先程よりソフト、上がってきたのは4キロ程度の小マサ。ま、ちっちゃくてもヒラマサだから良しとしよう、勝手に納得し、処理にかかる。

この後船中パッタリ、アタリが出なくなってしまった。
エサ取りもどこかへ行ってしまい、イカ餌に変えた左舷の方がアテる、がバラし。
10時頃、左舷の方に久々のアタリ、上がってきたのはハガツオでした。
エサをヒイカにしたり、活アジに変えたり、ヤリイカ丸ごと付けたりいろいろ試すもアタリ無し、静かな時が進む。この時間が結構長いから釣れない釣りが嫌いな人には「かもし釣り」は人気出ないんでしょうか?

も、今日はコレで打ち止めかな、と考えてたその時、イカ餌に変えてタナにぶっ込んでた仕掛けに・・・食った!
本日三回目のアタリ。
ノンビリしてた船中全員寄ってきて自分のファイトを見物してる。ちと優越感に浸りながら、コレ以上クーラーに入れたらもう重くて持てないよ、とか余計な事を考えてたら
スカッ・・・・・・・・・・・
お見事、抜けてしまった。
痛恨のバラし。ま、しゃーない。ハリス切れは絶対にやりたくないけど、バラしはしょーがない、変に納得し、本日は終了。
んで、あっさり一日無事に終わったけど、今回のリール、実は筆卸しだったんですね。買って暫く経ってるんだけど、今年の6月に母が他界しその前後、介護・看護・その後の後始末等で全然釣りに行けず、やっと何とか釣りに行く事ができまして、このリールもようやく陽の目を見ました。下ろしたその日にヒラマサ2本ゲットできて、しっかり魂を吹き込む事ができたと思います。ツキのあるタックルになってくれれば、と期待してます。

帰港後、後検量で 5.8㎏ 3.8㎏ と判明。血を抜いちゃったから、6キロ・4キロで勘弁してね。
本日、船中ヒラマサはこの2本だけでした。朝一トモ氏が獲った2本は共にワラサだったみたいです。船長の「ぼちぼち釣れてる・・・」船中2本で大正解でした。
他船では全員2本以上ゲットとかの船もあったみたいで、状況は悪くないみたいですね。
今度こそ10キロオーバー狙ってまたチャレンジしたいと思います。
帰宅後、半身は刺身、半身はどうしようと思ってたけど、前から試してみたかった西京漬にしてみました。美味しいのかなぁ・・・試しに食べてみます。
カマと頭は塩焼き、エサの小アジは南蛮漬けになりました。
もう1本は食べきれないので、釣り友にあげようとメールしたら、忙しいから取りに行けない、いらない・・・と、あっさり断られてしまい、例によって近所の寿司屋に献上。
翌日、上半身全ての筋肉が筋肉痛でした。ガチンコ綱引きのせい?
今度はスルメの船上干しが食べたいなぁ・・・・・・・