佐野みかげ ★ Girly life -2ページ目

アマヤドリみちくさ公演「代わりの男のその代わり」@スタジオ空洞 ー赤盤ー

なんか血迷って・・・いや、血迷ってない😅

大変正常な判断で(笑)、両盤拝見致しました。

そもそもは 両方観る気はなかったんですけど、

これはもう、観なくちゃならない!みたいな気がしてしまって・・・

 

昨日より増席したのか、1番前はめっちゃ小さい椅子でした。

なのでちょっと後ろの方に行こうと思ったら、冷房直のお席で、
もう絶対そんな事で集中切らしたくないから、
覚悟を決めて1番前のセンターに座ったりました!
最前席は、自分と物語だけの世界に浸れるので、
小劇場では最上の優良物件です✨
(大劇場だと全体像が掴めなくなっちゃうので、
真ん中より後ろに行きたい派です)
今日は、覚悟を決めてお腹を空かして来たので、

どんな思い物語でもドンと来い!でした😁

 

「科白の一言も変えてない」とは伺ってましたが、
出方(居方)も出ハケ口も違って(小道具すら共通でなく)
全然違う物観てる感、満載でした。

つい最近、自分がWキャストの公演をやったので、

お客様の感想(自分の公演の)を思い出したりしてたのですが
やっぱりどうしても比べてしまう所はあるし、
だからと言って全然違うし、どっちがどう、とかでもないしね。
あと、知ってる俳優さんは居ても「よく知ってる」訳ではないので

全部が全部、フレッシュに楽しめたなぁ。

あと、青→赤の順番で観たのも、結果としては正解でした。

https://x.com/cocadomaya/status/1709177679717794049?s=2

非常に面白かったのがね、まやさん演じられるリイナさんの多面性。

私も、先週までやってた舞台で、

役の人間が、物語の中で「演じてる」っていう状態があって、
それを見抜いて下さったお客様がいらっしゃいました。
兎角、俳優って役の人間を「こういうキャラクター」という型に

嵌めがちなんですが、人って、この人の前ではこう、公の場ではこう、

みたいに実は無意識に演じてますよね。
りこさんが演じられたリイナさんは割と一本気だったけど、
(だからこそDVに遭ってそうな、ヤンママに見えましたw)
まやさんver.は、ご自身のお母さんの顔も含めて、
いろんな顔で生きて来たんだろうなぁっていう大人感があって、

感情が顔に出やすい感じも、個人的に共感高くて、

ご自身もそういう方なのかなぁ?と思って拝見しておりました。

 

朋樹さん役は、お二人とも存じ上げないので公平に言いますけど

倉田さんの方が直情的というか、ただ黙ってても感情がダダ漏れというか

その分、りいなさんとも大人の交流があって、

ほほう✨って思って拝見致しました。
ワタナベさんは、沢山の感情を眼鏡の下に隠してる感じ。
よく見えない。だから、たまに見えた時が強烈に刺さる。

全然違うタイプのお二人が面白かったです。

 

ダイゴのお二人は、2人ともぼんやりと存じ上げてるので

つい本人フィルター通して拝見しちゃったんですけど、

全体的には和さんの方が、揺れ動く激情を感じました。

飛鳥さんは抑えてる。抑えに抑えた膿が飛び散る瞬間を観たかったけど

最後まで抑えてましたね。それがまた、味なんだろうな。

哀しい笑顔は逸品だと思いました。

 

2回くらい、勝手に涙が出ました。

「感動して泣く」とか「共感して泣く」とかじゃなくて、

汗が出る位の、生理現象みたいな涙で、

寧ろ泣いてる自分が邪魔でした。
今、芝居に集中したいのに、涙拭くのとか集中切れるんでやめてくれる?

みたいな、気持ちに(自分で自分に)なりました😅

 

今日はホントに、心のお腹を万全に空かせて行ったので

まだもっと食べられる!って感じでした。

あと半膳はお代わり出来たな🍚

腹八分で、もう少し食べたい感でした。

私もどんどん大人になって、例えばもう、
20代の恋愛ゲームみたいな作品には入れて貰えないけど、
こういう、大人の生き様というか、未熟な大人が足掻いて生きるみたいな

そういう作品を演りたいと思いました。
「大人になるって素敵✨」って初めて思えたかも。

こういう、心のヒダを増やしていきたいです。頑張って生きるぞ。

「人生の癖が役に出る」

広田さんの名言を胸に、

生き様を見せる芝居をやっていきたいと思いました。

 

皆様、本当にお疲れ様でした🙇‍♀️

良いお芝居をありがとうございました。

アマヤドリみちくさ公演「代わりの男のその代わり」@スタジオ空洞 ー青盤ー

自分の公演終わってひと息つけたので、観に行って参りました。

 

良いもの(好物)を観た後は、言語化したくなくて、
なので、好きな映画とか好きな舞台って、あまりblogに記してない事が

多いんですけど(頭の中がいっぱいで、言語化する時間と労力が取れないままに終わるだけなんですが)ホントは文字にして覚えておきたいんだよね。あの、わぁあああああ!!って気持ちを、

労力使ってでも文字起こししておくと、何年経っても冷凍保存みたいに、
あの時の感覚を蘇らせる事が出来ます。
そういう意味で、blogとか長文instaとか私にとっては大事なんだが、
世の中的に短くて軽いものがウケる時代なので、
なかなか長文心情吐露blogとか流行らない。
noteに引っ越せば、みんな読んでくれるのか?苦笑

 


さてさて、肝心の観劇の感想ですが、
もうね、1時間半もない芝居なのに、4時間位観た重量感!
180%良い意味でお腹いっぱい。
行きの電車で激眠くて、劇場着いてからも、
最前で寝ちゃったらどうしようと思ってたけど、
ギンギンでしたわ。集中力全開!!
自分の体重支えるのがしんどい位に、ガンギマリで座ってました。
(この表現わかりにくいけど、自分が物体である事が、
観劇の邪魔になってたっていう意味です。
足が痺れて組み替えたり、座り直したりするのが、集中力削がれるので、自分の実体がなければ良いのに、と思いながら観てました)


んとね「月餅」みたいな作品でした😁
月餅って、中華菓子のあの月餅ね🥮
小さいのにやたら持ち重りして、中身ギッシリ詰まってて、
いろんな具が、なんだかわからない位入ってて、
一体何の実食べてるのか全然わかんないんだけど美味しくて、
どんどん違う味がいっぺんにして
「美味しい」とか「好き」以外に語彙がなくなる感じ。
「餡子の甘みが控えめで・・・」とか、そういう分析出来ないの。
だってこのギッシリした感の正体が、一体なんだかわかんないんだもん。
でも美味しい。
地味で小さくて、でもすっかりお腹一杯になる、そんな作品でした。

https://x.com/cocadomaya/status/1709177655474757694?s=20

 

3人芝居であの科白量・・・尋常じゃないですよね💦
あれが自分の血肉になるまで、どれだけ稽古されたんだろう。
いやー、皆さん芝居上手い。ヤバい。
女優なんでどうしても女性を見てしまいますが、りこさん素敵でした✨

終わって外出てすぐに、出演者の方からお声がけ頂いて
挙動不審になる私💦
サッと褒めたり出来ないのよね。本気の時は。

(ライトに褒められる時は、ライトに良かった時です😅)

いやぁ、参ったな・・・
演出助手の成ちゃんが「広田戯曲の最骨頂」って言ってたの、
そうなんかもしれないと思う。
「広田さんに出逢ってしまった」って気がしました。

参りました🙇‍♀️

WS始まったよー!

終演した翌日から、みんな次の科白覚えたり

顔合わせ行ったり、いきなりLIVEだったりして

すげえなぁ😅と思ってたけど


私だって翌々日には月末の仕事の打ち合わせを

ZOOMでやったし、今日からはWSで

新たに覚えるべき台本が現れまして

有難い限り✨進むべき未来があるのは

マジで助けられるよね!


今日から新しいメンバーも参加しまして、

新しい台本に取り組む事になりました📕

写真撮るの忘れちゃったので

稽古後の飲みで行った、沖縄料理屋さんの

「スヌイ(もずく)の天ぷら」写真を。

生まれて初めて食べたけど、

めっちゃ美味しかった🤤❤️


「演技のためのジム」7月

今回、ScottoのWSの後に別のWS行ったりしたけども、WS終わった次の日にまたWSというのも

WSオバケ👻通り越して、

最早、WS中毒位な勢いがあります😅💦

まぁ筋トレだかんね。演劇筋トレ🏋️

筋トレサボると、すぐ筋肉落ちるからね。

サボらずに続けるしかない訳です。

 

でも流石に4日間、真面目にマイズナー学んだ後なので、

今日は何が何でも、その感覚を活かそうと思って臨みました。

 

始まる前に30分位読み合わせするんだけど、

その時点で「この戯曲で自分が何をやるべきか」

明確にわかったんだよね。

先月までの私は、私(役)の言いたい事を

様々なプランでどうやって言うかばかりを考えてたんだけど、

今日は相手役の和さんの顔見てたら、

私は私の話をこの人にわかってもらう為に、

あの手この手で何とか伝えなきゃいけないんだ!ってわかったの。

つまり、言いたい事を言いたい様に言ってても

それはほぼ独り言でしかなくて、

私がすべきは相手に「そうかわかった」って言って貰う為に話すので、

相手の望む?話し方とか、届け方とかを考えなきゃいけなくて、

伝え方一つとっても自分勝手に喋る事は、

計画が台無しになる可能性を含む訳だから、命懸けでわかって貰う!

という一大目的が見えたんどすな

(今更❓って話ですが、今日ようやく見えたんですよ😅)

 

その為には、特別な動きとか、

トリッキーな仕掛けとか要らなくて

丁寧に丁寧に、お届けするしかないな、と。

非常に丁寧に喋りました(読み合わせでは)

ただね、本番!となった時にさ、

やっぱり科白がうろ覚えなので、

謎のテンポ感になってしまったり、

余計な芝居で繋いだりしてさ、

気持ちが逃げちゃったりして、

本当に今日、科白覚えられなかったの失態です。

マジで時間なかったんだけども、

科白覚えてしまった時の自由さを知ってるからな

科白覚えてないっていうのは

地図見ながら歩くみたいなもんですよ。

歩きも遅くなるし、地図見てる間は景色見てないし、

その間に大事な事を取り落としちゃったりする。

稽古中にコッソリ怪我する😥

興奮した状態で荷物を取ろうとして、

その部屋のステンレスの角みたいな所でガリッと引っ掻く😰

この手の傷って跡になると、

その昔、看護師やってた俳優さん(今や著名な方)に言われた事がある

(ベニ釘に引っ掛けて、同じ様な切り傷つくった時に)

確かに10代の頃の怪我だけど、今でもうっすら後がある。

やーねー。興奮して怪我するとかめっちゃ素人。

本当に身体のコントロールが効かない。恥ずかしい🫣

稽古用の内履きと衣裳用の鞄に紋黄蝶が飛びまくってた🦋✨

良い事あるかな☺️

 

帰りに、初めましての劇団員さんに、

マイズナーやScottoの話を熱く語ってるうちに

色々と自分でも腑に落ちる。

科白は記号なんだな。

大切なのは言語ではなく、衝動。

私、言霊の人だから、どうしても言葉に囚われ

がちなんだけど、少しそれを手放せた気がする。

これ、実生活にも使えると良いな。

現実の世界でも言葉に拘りがちだから、

言葉の奥にある相手がちゃんと受け取れる様に

なると、日常生活も豊かになる気がする。

うぇえええ🫢 Scottoの教え、深いな!!

忘れない様にしよう✨

 

Scott Williams WS drop-in class

今日がホントに最後の最後。

Scottoのオマケみたいなlesson。

人数もグッと増えて、初級クラスだった人、

Scottoのlesson初めての人も居た。

個人的には、他のWSでご一緒した超お久しぶりの方とか、

SNS上で繋がってるけど、初めてリアルで会う方とか居て、

色々嬉しい出会いが✨

 

120分1本勝負。全員で回すround robin。

今日は全部で3回repititionやれたんだけど、

最初の2回は気負ったと言うか「欲が出た」なぁ。

Akiyoとやった時はvividな彼女に負けないfreshな反応をしようとして

なんかenergischに振る舞ったけど、本当にそれが、

相手の反応を貰ったものだったのか(無我夢中過ぎて記憶は曖昧)。
Sakurakoの時は、彼女の変化を引き出せない自分への焦りで、

相手の反応よりは、自分の衝動に忠実になってしまった気がする。

特にSakurakoの回は反省😨

一昨日のsceanも色々反省して、夜中に凹んだりしてたんだが、

帰り道に「それは内なる批判者ですから気にしない方がいい」と
Sakurako本人に言われて、ちょっとホッとする。
sceanの「反応」に絞って言えば、本当に上手く出来たのか、

かなり疑心暗鬼だったんだけど、

観た人も、Sakurako本人も「面白かった!」っていうから、

内なる批判者の言う事は気にしないでおこう。

round robin最後に組んだMamiは凄い人で、
初日から心身のオープンさが凄い方だなぁと思ってたんだけど、
後で聞いたら身体表現の人らしい。

そうなんだ。身体を操れる人って、心を操るのも上手なのか。

他の方とやってるrepi見て、すげぇなぁ!!!!!!!って
思ってたけど、相手が私でも同じだった。
私は必死に、相手の反応だけを取る事を丁寧に心掛けた結果、

paradiseに行けたよ✨🌈

ホントに楽しかったし「note(ダメ出し)はありません」ってScottoに

言われて、夢心地だった。今日最後の相手がMamiでよかった。
 

終わった後、今日で日本のwork最後のScottoと懇親会。
(明日からは香港で演出?するらしい!すげえな)
張り切ってScottoの横の席を取ったものの、
通訳無しで話すには演劇の話は難しすぎるんだよ💦
技術の話から、生き方の話になるからね。
「polyamory(複数恋愛)」とか、
言葉自体知らないから訳せないちゅーの!!
あと、単純に普段使ってる「アップ」とかさ、「アップ」って何の略よ?
updateじゃないでしょ?
身体を温めるというか、身体能力を上げる?気分を上げる?
アップって何?なんて訳すの???
みたいな感じで、申し訳ない位話が弾まず(いや、色々話したけどね)
「美味しい?」みたいなしょうもない会話しか出来んかったよ😓

もやしって英語でなんて言うの?

bean sprout? 言われりゃわかるけど、初めて聞いたわ!うわーん!
私の1番好きな映画もマイナー過ぎて、全然説明出来なかった。

Scottoと講師のSogoさんは芝居を観に途中退場。
残ったメンバーで、なんだかんだ語る語るで、
最終的に6時間飲み屋におりましたとさ🍻
演劇人は「語る」よねぇ。帰りの電車の降りる間際まで「語った」

 

それにしても、真剣に学ぶ仲間同士はさ、互いのrespectがめっちゃある

お互いを凄いと思うし、尊重するから、相手の話も素直に聞ける。

情報にも貪欲だから、知ってる事を教え合う。

学びに来てるのは、actorばかりではなく、

directorやteacher、dancerやvoice actorなど様々だ。

こうやって学べる場と仲間を得られたのは、
ホントにSogoさんとScottoのお陰と思う。

ありがたや〜🙏✨深謝🙇‍♀️
 

ホントに、この感覚を錆びつかせない事が、出来る恩返しだと思う。
日本でScottoのlessonを受けられた数少ないluckyなactorとして

胸を張って生こう!


(それにしても眠い・・・😪)

Scott Williams WS Advancing Impulse days3

めちゃくちゃあっという間の3日間だった。

1日4時間もあっという間だったし、3日間てめっちゃ短い!!
あと2日はやりたかったな。

 

昨日はWSの後に別のWS行って、

家帰ってからオーディションの書類準備して、

wordに写真貼れという指示に従ったけども、

PDFにしたら写真が切れちゃったり、文字列揃えたり、

なんだかんだ書類と格闘してるうちに

科白覚える時間が明け方になってしまった😥

 

それでもやるしかない!と明け方に

リビングで一人で科白をしゃべる女。

たかだか2頁。

時間にしたら3分くらいの科白量だったけど、

努力して覚えて行った事は、自分にちゃんと見返りがあった。

やっぱ「努力は裏切らない」と実感。

努力は自分を自由にしてくれるし、

他人からも認めて貰えるので自信になる。

 

scean workは初日から1回づつ、今日は2回やった。

その4回が、全て違ったと思う。

全く違う4回だった(特に私!)
桜子(相手役)は激情の人だと私は思ってて、
その地雷を踏まない様に、もしくは正しく踏む様に相対するのって、

めちゃくちゃexcitingだった。
私の感性が錆びついていたら、彼女のメッセージを受け取れない。

私のイメージするCrea(役名)って、結構おっとりか、

ちょっとお馬鹿さんか(Catherineに比べて)、
なんかsensitiveな妹に対して、空気読めないor読まない

みたいな女性だと思ってたので(もともとのイメージ)
やってみたら結構怒りがあってびっくりした。

(Scottoは勿論Creaは怒ってる、と言ってたけど、
全然そういうイメージがなかったから)

怒るとしても、このシーンではないだろうと思ってたし。

 

4回目の、椅子を取っ払って自由に動いて良いというworkの時に

(動かなければいけない訳ではなく「動かないという選択肢」も

一つの動きだと教わったけれど)
グイグイ近づいてくる桜子に、私は動けずに居た。

「後退りって演劇的で変だよね(日常で後退る人って見た事ないよね)」って話の後に、後退らずに、相手を見ながら相手から離れるという事が

出来ず、すっかり動けなくなってしまった。

でも、相手から目を離さずに、丁寧に衝動を科白に乗せて行ったら

最後はとても上手く行った(様に思う)

あれはideaではなかったけど、結果、シーンとして綺麗にまとまった。

 

他の人も「衝動に従って行くと、結果、

役として正しいposition(体勢)になる」と言われていたけど、

古典は、役としての衝動に従えば、あとは戯曲が行くべき場所に

自動的に連れてってくれるんだよね。

めっちゃ勉強になったなぁ!
魅力的な俳優さんが沢山いた。みんな素敵だった✨

あと、それぞれに本を選んでpairを組ませてくれた
壮吾さんのcastingの妙が凄かった!

作品選びも、その本の中でのシーン選びも、

たまたま集まった参加者を2人づつに組み合わせるpairingも、
各自の魅力を見抜いているというか、

ものすごい絶妙に、全員にピッタリだった。ホントにすごい👏✨

 

今日で終わりなんて、本当に信じられない。

明日はスタジオ行かなくていいのか。うーん・・・

本当にもっとやりたかったなぁ。

「毎月やりたい!」ってみんな言ってたけど、

せめて年に2回はやりたい。来年まで待てない!!
Scottoにもう会えないのも超さみしい😢

ようやく、英語に耳が慣れてきたのに。

(最初、muscleとmathが聴き分けられなくて、
『演劇的筋トレ』の話を、何度も『数学』の話だと思って、

ハテナ?が頭の上に立ちまくった昨日一昨日でした)

 

 

終わってお疲れ様会🍻(このテーブルは宴を早退する人達のテーブル)

みんなとももっと色々話したかったなぁ。
休憩時間はほぼないので、無駄口叩く暇もなく、

結局1度もお話ししないままにサヨナラした方もいらっしゃったなぁ。

逆に、毎日見学にいらっしゃってるのに、初めてお話し出来た方も居た。
やっぱり「集う」って大事だよねぇ。本当に。
演劇は特に大事だと思います。

 

「あーあ!楽しかった」で終わらせない様にしよう。
Scottoに教えて貰った事を、ちゃんと私の血肉にしていこう💪
演技筋トレ サボらずに「努力し続けられる為の努力」をしよう😁

Scott Williams WS Advancing Impulse days2

・Theater is always  “Now”!
・Act before you think!
・Just talking!

それぞれの意見というかideaを聞くScottoが

「成る程。僕だったらこう考える。だけど、君の考えは素敵だね!
I love it.それでやってみよう」

これ、真面目な話で日本中の学校の先生に学びに来て欲しい。

指導者とは異なる答えを生徒が出した時に

「そっちもアリだね」「僕とは違う答えだけど素敵だね」って言われて

育ってみ?その子がどんな成長をするか。

 

私に子供が居たら、私が何かを教える立場の人間だったら、

こんな風に相手を肯定出来る人間になりたい。

Scott Williams WS Advancing Impulse days1

昨年、ZOOMでlessonを受けたScottoがとうとう日本にやって来た!

直接指導を受けられるなんて夢の様✨

 

始まる前に外でバッタリScottoに会ったので

「I'm Mikage!」と自己紹介したら「覚えてるよ」と言われて昇天😍

1年も前なのにな(体感的には昨秋位と思ってた)

嬉しい🙏有難い💕

Scottoの来日を実現させてくれた壮吾さんに感謝だ✨

 

部屋に入ったら、予想外に沢山人がいて、受講者が20人位。

見学者が10人弱。本人と通訳とホスト入れて30人以上がひしめいてて

ちょっと気圧された。でも、知ってる人も沢山いた。

始まる前にScottoが自己紹介として

「自分はマイズナーに直接指導を受けた位、歳をとってるけど、

自分が歳をとってるとは全然思ってない。

でも、マイズナーに直接教えて貰った人はもうあまり生き残ってない」

みたいな話をしてくれた。

Scottoは27年間、

日本で教える日を夢見てたんだって。

待って!という事は、今回初めてなの?

日本で教えるのは。

壮吾さんが単純に私にとって師だとすると、

師の師に直接教えていただくのだから、

大変な事だ✨

 

 

今回は4時間✖️3日間しかないので、猛スピードでレッスンを開始。

最初にリピにtryした二人、物凄いスピードが早くてびっくりした。
さすがAdovance classって感じ。
あと、男女問わず(男と男でも)めっちゃキスしてて、
それはちょっとびっくりした。
日本人としては、そっちにパワーが行くのはなかなか💦
私も昨年のクラスでついうっかり、リピでキスしたけれど、
その時はまだ、互いにマスクだったんだよね。
なのでそこまで躊躇しなかったんだが、リピテーションで、
初対面の人のキスを受け入れられるまで、心が動くんだろうか。
このスピードでは、ちょっとみんな張り切りすぎて
無理してるんちゃうかな?って気持ちになってしまった。
私は相手とそういうムードにならなかったので助かった。

50分間ノンストップで全員が交代していくリピテーション。
めちゃくちゃ面白かった。
観てる方もめっちゃ集中したし、最初からすごい解放感に満ちて

観る事が出来た。キスの件を除けば、

観てる私はずっと満面の笑みだったし、声をあげて笑った。

参加者に対して、観てる場内が一致して笑ったり、

笑いでツッコミを入れたり、みんなの熱さをめちゃくちゃ感じた。

「楽しみすぎて昨日眠れなかった」っていう他の人の話を休憩時間に

チラッと聞いたけど、その位、価値ある4時間だった。

もっともっと英語がわかればなぁ。
めぐさん(通訳)がいらっしゃらないと、細かい事が全くわからない。
走り書きでnoteを取るが、訳してる暇がなくて書きとった英語のスペルが

全然わからなくて、後で自分のメモ見て迷子という(苦笑)
漢字も書けなくて、ひらがなで「かんさつ」とか「しょうどう」とか書いてある。

漢字を思い出したりしてる暇もないんよね😅

Scottoの本当に素敵な所は「絶対肯定から入る」所。

まず、workを「すごく素晴らしかった👏」と褒めてくれて

「でももう少しこういう所を見たかった」とか

「一つだけアドバイスするなら、これはこの方がいい。

それも決して間違いではないけれど、こっちの方がいい」

みたいな事を言ってくれる。

これは、見学に来てる「指導者の方達」もめっちゃ参考にしてた。

そうだよねぇ。私も人としてそうありたい。

 

帰って真っ先に宿題をした。

課題がたまたま、谷さんのWSで死ぬ程やった題材だったので

(今回の当該部分はやってないけど、

全体は読んでるので内容は把握している)助かった。

全然知らない作品じゃなくて良かった。
以前よりは、古典に対する知識も増えて、

科白を聞いただけで、作品がわかったりする自分が嬉しい。

 

明日はWSの後にも別WSだが(本当に行けるのか?私😅)
何とか頑張ろう。

3日間、2度とないチャンスを思い切り楽しもう!!!

初日‼️平熱‼️快晴☀️

初日の朝(つーか昼)です。

おはようございます🙇‍♀️


なんと1週間ぶりの平熱。

バリ平熱‼️ビバ平熱‼️

なんか急にモヤが晴れた様✨

これで科白も言えそうです😁


昨日までは、霧の中でテニスやってるみたいで

何処から球が来て何処に返したら良いか

全然判断できてなかったんだよね。

自分の番だとわかっても

ラケット握りしめて立ち尽くして

ボールが抜けて行ってしまったり・・・


熱が下がっただけでこんなに視界がクリアになるなんて‼️やっぱり健康大事っすねー✨


やる気出して、1週間ぶりに肉🍖

(と言ってもソーセージ1本)食べました✌️

この1週間、家の非常食のお粥を朝晩食べてた

んですが、お粥・梅干し・インスタント味噌汁

を1週間続けると、めちゃくちゃ嗅覚が

良くなります。

公演会場はなぜかドーナツの匂いがします。

(ドーナツの販売はないし、

誰もドーナツ買って来て食べても居ません)

マスクしてても、ドーナツの匂いがするので、

ドーナツパーティしたのかな、っていつも思う。

なんだろう。笑笑


あと、古着で買った衣装の柔軟剤臭さが辛いです

ちゃんと洗ってあるって事だけれど😅


そんな訳でやる気満々‼️

当日券もございますので

是非お越し下さい。

LINEとかDMでもOKです。

ご連絡下さい。


頑張るぞおおおお

「演劇的である事」と「リアリズム」

「演技のためのジム」本日4回目。

「何度か来て下さってるので、僕も掴めてきたつもりで言うんですけど」

と、いくつか気になる点を言って頂いた。

 

 

まずは「役作りが台本に寄り過ぎる(言葉のチョイスは私の意訳)」

私という生身の人間を通してではなく、台本上だけで役作りをして

しまっているので、私と言う生身のフィルターを落っことしてる・・・

みたいなお話でした(彼は全然こんな言葉使ってなかったんだけど、

どういう言葉で言われたか、忘れてしまった💦)

 

そうなんだよねぇ。どうも0or100なところがあって、

「まるで自分」か「自分から遠い、台本上のキャラか」

みたいな二択をしてしまうんだけど、

実際そのどちらでもないといけないんだよね。

両方を自由に行き来するというか、良きmix加減というか。

それが本当に難しい。

身内には「何をやっても全部キミでしかない。キムタクか高倉健か」

みたいな事を言われるので、

めっちゃ役に寄り添おうとするキライはあります😰

もう一つは「演劇的な動き」について。

私の動きは演劇としてはアリなんだけど、

リアルにそんな事やる人居ますか?って話。

(だいぶ昔のオーディションでも言われたな、これ)

うーん・・・これも根深い。

実際 両方共通してる問題なんだと思うけど、

そもそも最初に演劇のイロハを学んだ場所が「形から見せる」

カンパニーだったので、その癖がどうしても抜けないんだよね。

舞台上でヅカ女優みたいに見栄を切りながら綺麗に歩く癖とか、

もう超長い事全然払拭できなかったけど、

今日は、どうでもいい所でジャズダンサーみたいに華麗に、

瞬間的に 観客に尻を向けない様に不自然に1回転してたらしい。

(講師の広田さんが再現して下さった😰)

勿論無意識ね。身体が勝手にやってた。

 

「演劇的な身体」

これ、リアリズムとかなり相性悪いのよね。

二人芝居で会話劇で、そんなに派手な動きもない。

でも舞台は広いから空間は埋めなきゃならない。

4回参加して4人の相手役とやって来た訳ですが、

うち3人はめちゃくちゃ接近してくるタイプの演技だったので、

そうすると芝居が小さくなっちゃうから、

どうにか距離を取って離れようと思って、無駄に動き回ったりしてたんだ

でも「動く理由は何ですか?」って言われた時に

役の理由ではなくて、役者の理由なんだよね。

それは確かにおかしい。

 

帰りに一緒に帰った他の俳優さんも

「回を重ねる毎にドツボにハマってる気がする」と仰ってたけど、

私も、慣れてきて突き詰める程に、フレッシュさも勢いもなくなって

己の癖との闘いになって来た・・・はうう(でも、皆さんそうみたいだ)

 

スポーツも、地道に練習を重ねるうちに、

出来なかった事がふっと出来る様になる瞬間が来るから、

私も日常の己の心と身体を手放して、

舞台上では自由に自分の事を操れる様になれたら良いと思う。

そのためのジム💪