（2020年4月加筆修正）
さて、ここでは小規模保育園・認可乳児保育園の連携園について、横浜市港北区の綱島・日吉エリアを例にとって見ていきます。このエリア以外でも、横浜市における小規模園と連携園の考え方は同じですので、是非 参考にされてみてください。
■綱島・日吉エリアの連携園（2020年8月末日時点）
＜認可乳児保育園＞
- はなまる保育園[枠なし]
- みらいく日吉本町園[枠なし]
残念ながら、上記２園とも連携園は設定されていません。つまり、３歳クラスでの再保活は不可避ということです。さらに言うなれば、認可の基準を満たした乳児のみの園なので、認可保育園と保育料が同じなのです。そこをどう見るか？…ご家庭によっていろいろなお考えがあるかと思いますが、このあたりを冷静に見極めながら、希望順位を精査してみることも大切かな？と思います。
＜小規模保育園＞
- スターチス日吉保育園 [定員８に対し８枠：ココファンナーサリー日吉本町３、わかさと保育園２、キッズパオ日吉あおぞら園３]
- ジャンプ保育園 [定員８に対し８枠：桂幼稚園２、アスク日吉本町開善保育園２、アスク日吉本町第二保育園２、めぐみ保育園２]
- キッズパートナー日吉 [定員８に対し８枠：チロル幼稚園２、ベネッセ日吉保育園１、みのわのぞみ保育園３、ブライト保育園横浜日吉２]
- 日吉チューリップルーム [定員３に対し３枠：小学館アカデミー日吉保育園２、太陽の子日吉保育園１]
- Luce陽だまりの家保育園綱島 [定員８に対し８枠：アスク日吉東保育園３、アスクゆめみらい保育園３、アスクみのわ保育園３]
- 保育ルームClover綱島園 [定員８に対し９枠：グローバルキッズ綱島園１、木下の保育園綱島東４、第二尚花愛児園１、キッズパートナー綱島東２、ココファン・ナーサリー綱島１]
- 天才キッズクラブ楽遊館綱島園 [定員８に対し８枠：天才キッズクラブ楽学館大倉山園３、ウッズ保育園３、明日葉保育園綱島２]
- キッズパートナー綱島 [定員８に対し１０枠：ベネッセ綱島台保育園１、ブライト保育園横浜綱島２、港北コスモス保育園３、キッズパートナー綱島東２、大曽根コスモス保育園２]
- 尚花ぞうさん保育園 [定員７に対し７枠：尚花愛児園３、第二尚花愛児園４]
- グローバルキッズ綱島SST保育園 [定員７に対し７枠：グローバルキッズ綱島園６、グローバルキッズ大口園１]
2018年8月末時点よりかなり拡充され、定員以上に枠が設定されている園もでてきました。
で、このリスト元に何を見て・どう考えていくか…というところなのですが、３つほど例にとって見てみましょう。
【例１：尚花ぞうさん保育園】
尚花ぞうさん保育園の連携園には、同・尚花愛児園が設定されています。この尚花愛児園は、綱島エリアの人気園の一つ。なので、尚花ぞうさん保育園に入ってしまえば、３歳時には尚花愛児園のいずれかには入れるということになります。なので、その将来的な部分を見越して、尚花ぞうさん保育園を希望順位に入れる／他の認可園よりも順位を上げてみる…というのも一つの手かな？と思います。
特に、２歳クラスで申請を出そうとする方の中には、小規模保育園だとすぐに卒園だし…という理由で希望から外す方もいらっしゃいますが、それはとても勿体ない話だというのがこの例からお分かりいただけるかと思います。
【例２：スターチス日吉保育園】
駅近くにあるスターチス日吉保育園、立地が非常に良くて魅力的な園の一つです。ただ、同園の連携園が軒並み日吉駅からは遠いので、連携園のメリットを享受出来る方は少々限られてくるかな？という印象です。逆に、そのエリア付近に住まわれている方で、毎日日吉駅まで行くという方には好都合ですね。
【例３：キッズパートナー日吉】
チロル幼稚園…個人的にはココが注目ポイント。チロル幼稚園は日吉の幼稚園の中でも結構な人気園で、預かり保育もやっています。入園は、基本は紹介じゃなきゃダメとかなんとか…ある意味保育園より敷居が高いです。そんな園に、連携の仕組みを使ってスルリと入園することができるわけですから、「３歳からは保育園じゃなくて幼稚園も考えたい」なんて方には結構面白い選択肢なのでは？と思っています。
…と、簡単に３例をご紹介しましたが、小規模保育園や認可乳児保育園も、連携園までじっくり眺めてみると色々見えてくるものがあったりします。認可保育園に比べると人気こそ劣りますが、実は条件さえ合えば【隠れた優良物件】にもなり得るのです。是非深掘りしてウォッチしてみてください。
市公開のリストはコチラ：横浜市掲載のPDFページにリンク
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