叔母が今朝亡くなった。



昨年、発覚した、叔母の乳がん。
母の姉にあたる。

私の治療が終わったのに、
母はどんなに胸がしめつけられたことだろう。
おばさんは薬がなかなか合わなくて、
ついに骨転移までして、
もう抗がん剤は嫌だと、先週話していたそう。

「(私の名前)ちゃんが元気になったから、おばちゃんも励みに頑張るね」
そう手紙をもらった。

だけど、あまりに体調が悪そうで、
私は直接話しをする機会はなかった。

もっと私が力になれたことがあったかもしれないけど。。。

具合が悪いのに、新幹線を乗り継いで、
山形のばあちゃんに会いに行ったのは先週の話。つい4日前だ。
私の母も一緒だった。90になる、ばあちゃんにとっては、娘2人と話をして、
さぞかしいい時間だったことだろう。


なのに、今朝、容態が急変して、
だれも看取れないまま、
叔母は亡くなった。


悔しい、悔しいと泣く母を抱きしめることしかできなかった。



9月には息子に長男が生まれる予定なのに。
抱かせてあげたかった。
若くして旦那さんをガンで亡くし、
女手で二人の子供を育てあげた。



人の命が亡くなるということ。
昨日まで動いてたものが動かなくなる。
昨日までそこにいた人がいなくなる。

わからない、わからない。
どうしよう。と言っても、そうなんだ。
変えることのできないものなんだ。



生まれてくる命。
昨日までお腹にいたのに、始まる人生。
未来は変えていける。


後悔は誰のせいでもない。
悔やんではいけない。

悲しい。悲しい。
病気が悔しい。
病気が憎い。


じいちゃん、おじさん、
どうか笑顔でおばちゃんを迎えてください。