2023/09/07 18:04

 

みなさま、お久しぶりです☀
3月に第二子を出産し、久しぶりの赤ちゃんのお世話にバタバタしておりました💦
まだまだ寝不足な日々が続いてはいますが・・・、9月からサニパの運営メンバーとして活動させていただくことになりました😊改めて、よろしくお願いします🌟

駐在ファミリーカフェのインスタライブに出させていただく機会があり、そこでお話ししたことをブログにまとめたいと思います✨


~本帰国は「帰る」ではない?日本の新しい土地での暮らし~

①自己紹介(渡航前にいた地域⇒駐在先⇒現在の住まい)

★東京⇒中国・上海⇒(長崎)⇒愛知

2018年、夫の上海駐在のため、都内の企業を退職し帯同。
2020年、コロナが流行し始めてすぐ緊急帰国し、当時長崎にあった実家に1年半居候。
2021年、私たちは戻れないまま、夫が本帰国し、勤務地の愛知県へ引っ越し。

②その地方へ行ったきっかけは?
きっかけは、夫の勤務先が愛知県になったこと。
でも、夫の勤務地について行ったというよりは、自分で「選んだ」という感覚が強い。

なぜならば、単身赴任で東京に戻るという選択もできたから。
また、県内でもどの市にするかなど、住む地域を選ぶこともできたから。

家探しは、夫任せにするのではなく、自ら積極的に参加して、優先順位を話し合って決めた。

住む場所を夫に任せると、嫌なことがあったときに、被害者意識というか、夫のせいにしてしまいがち。
自分で選ぶからこそ、自分の選択を正解にすべく、楽しい生活ができる。

過去に、夫の転勤先の大阪に引っ越した際、
妊娠中だったこともあり、物件探しに同行せずに夫に決めてもらったところ、とても子育てしにくい環境で後悔したことがある💦

周りにファミリー世帯が少なく、単身赴任の方ばかりで、公園などもなく、飲食店もラーメン屋ばかり。笑
近所に友達も作れず、全く知り合いのいない環境で孤独を感じ、夫に八つ当たりすることが増えて夫婦関係が悪化😂

そのため、上海での家探しも、実際に渡航前に足を運んでこの目で確かめて決めた。
それくらい、生活を楽しめるかどうかは、家や周りの環境によると思う!

ちなみに、今回選んだ基準は、
1.子育てのしやすさ
        自然豊かな環境の中でのびのびと子育てができる。
        また、教育に力を入れている学校や魅力的な幼稚園が近くにあること。
2.生活のしやすさ
        毎日の買い物が大変ではないこと。その他、病院や駅へのアクセス、ある程度の便利さ。
3.夫が通勤できる距離
        コロナ禍で単身赴任の期間が長かったため、一緒に住めるところ。

もし、企業に再就職することの優先順位が高ければ、選択肢が多い東京に戻っていたと思う。

国内とはいえ、都内での生活とは全く違うから、また駐在しているような感覚で、日常の中に色んな発見があるのが日々楽しい。
まさに、旅をしながら暮らしている感じ🌎

③ここが違うよ!立上げ生活!
海外の家具・家電備え付けの物件とは違い、
自分たちで一から揃えなければいけないところ。

でも、海外での立上げを経験していれば、余裕。笑

④一番困ったことは?
その地域の情報収集。
誰も知り合いがいないところからのスタートのため、誰に聞けばいいかわからなかった。
駐在先では、日本人のコミュニティがあるけど、日本だとそのようなコミュニティがないから、新しい土地だとゼロから人間関係を構築しなければいけないところが大変。
海外に住んでると、日本人を見かけたら話しかけることもできたし、お互いに助け合おうという意識があったから話しやすかったけど、
国内だと、みんな日本人だけど、そこらへんの誰かにいきなり話しかけるわけにもいかず😅
思わず、公園で話しかけたジンバブエ人が初めてのママ友に。笑
日本にいるのに、外国人の気分😂

⑤持ち帰るといいもの、日本で買った方がいいもの!
上海に戻れなかったため、整理せずに全部持ち帰ったら、日本の狭い家に全然入らなかった💦
現地でなるべく物は減らして帰るべき。笑
家電とか雑貨など、やっぱり日本のモノは便利で良いなと思ってしまう。

住む場所が変わると、必要なものも異なる!


その代わり、思い出をたくさん持ち帰ろう💖

⑥本帰国する方へアドバイス
海外生活経験することによって、渡航前の自分と価値観は変わってると思う。
子どもがいる人は、帰国するときの子どもの年齢も違うだろうし、色んな人との出会いを経て、自分が求める働き方も変わるかもしれない。

だから元の場所に戻るという選択肢もありだけど、もう一度、自分にとって心地良い場所はどこか、軸を明確にして優先順位を家族で話し合って、住む場所を決めるべき。

復職するために元の会社に近いところ?
子育てサポート必須の実家の近く?
再就職の選択肢が多い都市部?
サーフィンにはまって海辺?
外国人が多い麻布十番?
在宅ワークに切り替え、思い切って沖縄?

海外で生活の立上げを経験していれば、もうどこでも住めると思う💛

だからこそ、自分の軸を明確にして、自分が心地よく生活できる場所を見つけることが大事✨


⭐おまけ
私は帰国後の住まいについて、トラウマがあります。。。
それは、小6のときに、滞在先のスイスから帰国したときのことです。
自然豊かで街並みビューティフルな環境から、
帰国して、東京都大田区へ。(社宅なので選択肢なし。)
11才の私が、東京に降りたってまず感じたことは、
「空気汚い!!!!!!!」
当時、大田区は工場が多いからか光化学スモッグの注意アナウンスがよく流れるほど📢

次、
「家、狭い!!!!!!」

あまりにもギャップが大きすぎて、ショックでした😨

スイスでの生活は夢だったのか…?
と思うくらい、現実が受け止められず💦

あまりにも不平不満を言いすぎて、父親に怒られたのを覚えています。。。
スイスに戻りたい気持ちでいっぱいでしたが、どうしようもない現実なんだ・・・と、親に言っても怒られるだけなので、自分の気持ちを我慢するしかありませんでした。。。

しかも、転校先の公立の小学校(これも住む地域によって決まってるから選択肢なし)は、荒れていて・・・「帰国子女」が珍しかったみたいで、学校生活に馴染むのにも苦労しました。

駐在先と帰国後の環境にあまりにもギャップが大きいと、メンタルにも大きな影響があると思います。
慣れ親しんだ母国だとしても!!

私はハイジのような生活が大好きだったから、フランクフルト(東京)は合いませんでした😓笑

でも、スイス滞在中に培った「環境適応力」を武器に、その後結婚するまでずっと「空気の汚い」「狭い家」でなんとか楽しい東京LIFEを送れたので、
みなさまだったらきっとどこでも大丈夫だとは思いますが、
選べるのであれば・・・・ぜひ、自分にとって心地良い場所を!!!

 

 

コメント

こあい@マレーシア→本帰国(埼玉)

20:54

@SHIORI@上海→日本 さん!被害者意識というワードに共感です!! 先月?旦那と喧嘩した際に「あんたのせいでこんなとこ(マレーシアの田舎)に来てんだよ!」と言ってしまい… 自分で選択して海外帯同したんだ!と言い聞かせてたつもりが感情の激高にてNGワードを😇 沁みます❤️ そして第二子おめでとうございます👶赤ちゃんのにおいを嗅ぎたいです✨笑

 

えりか @アメリカNY駐在中

03:03

@SHIORI@上海→日本 さん インスタライブ、アーカイブで拝聴しました〜「自分で選んだ!」と言い切るShioriさんがかっこよかったです💕いつも理路整然としたShioriさんの話には納得しきりです👏 私も未だにNYはあまり好きじゃなくて(以前住んだヨーロッパが大好き)嫌なことが重なると「ここに住むことは自分の意志で選んだ訳じゃない」という気持ちがムクムクと湧き上がります。。。私にとっては「家族揃って一緒に住む」がプライオリティなので、自分で決断してるし、日本に帰りたい訳でもないのですが😭

 

Sayumi@シンガポール(本帰国済み)

12:35

@SHIORI@上海→日本 ステキなブログをありがとうございます!!!✨ 行く前は色々な日本人の方のブログをよみあさっていたのを懐かしく思うと同時に、帰ってくるときは、その地域のブログやってる人もいないし…に「ホントにー!!」と思わず共感しました😊笑 軸を持つって、本当に大切ですね💫私も常にアップデートしながらその時その時のステータスに合わせて心地の良いように生きていきたいと思いました。