※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※

 

4月もあっという間に過ぎ去り、もう5月。

5月までは子供たちの学校行事などもあって

忙しくなりそうです。

 

先日テレビで芸能人の方が話されていた内容を聞いて

過去の苦い(?)経験を思い出したので

それについて少し書いてみようと思います。

 

 

 

これはいつの頃だったか

大学生の頃だったか、社会人になった頃だったか

細かいことは忘れてしまいましたが

まだまだ私が若かった頃のお話です。

 

ある日、地下鉄を降りて

地上に出る階段を上ろうとしていた時のことです。

階段の手前に一人のおばあさんがいました。

 

私が階段の手前まで近付くと

そのおばあさんに話しかけられました。

「ごめんなさい、この荷物を上まで持ってくれないかしら」

とても上品な喋り方のおばあさんでした。

そのおばあさんは手に小さな風呂敷包みを持っていました。

 

いいですよ~と返事し、その小さな手荷物を受け取ると

あまりにも軽かったのでビックリしました。

「重いでしょう?」と言うおばあさん。

いえ、全然軽いですよー!と答え

おばあさんのペースに合わせてゆっくり階段を上がりました。

あの年齢になるとこんなに軽い荷物も重く感じるようになるのかな…

などと考えながら階段を上っていました。

 

階段を上りきって手荷物をおばあさんに返すと

「ありがとうね」とお礼を何度も言われました。

いえいえ~ニコニコと言いながらその場を立ち去ろうとすると

再びおばあさんに呼び止められました。

 

「あのね、申し訳ないんだけど」

なんだろう?と耳を傾ける私。

 

「お金を忘れてきてしまって。

千円だけ貸してもらえないかしら。」

 

 

 

・・・え?真顔真顔真顔真顔真顔なんですと?

 

 

 

一瞬どう対応すべきか迷ったのですが

言われると断れない超小心者だった私。

 

 

ついつい千円を渡してしまいました・・・

 

 

そして

『貸して』もらえないかしら?と言ったはずのおばあさんは

私の連絡先も聞かず、何度もお礼を言いながら

さっさとその場から立ち去って行きました。

 

 

あ~~~・・・

これはアレね、返ってこないってヤツね。うん。真顔

貸してって言うから連絡先を聞かれるかなって

一瞬期待して「貸した」つもりだったんだけどね。うん。

 

 

いい人生勉強になりましたキョロキョロ

 

 

 

あのおばあさん、もしかして

こうやって何度もお金を手にしていたかもしれませんね。

 

その後も一度だけ同じようなことがありましたが

(なんでこんな経験を二度も…!)

その時は「あ~今お金持ってないんで」で

やり過ごしました。経験した甲斐あり?

 

 

電車での複数に渡る痴漢被害といい、

二回も経験したお金くれくれ攻撃といい、

私って他人のいいカモ🦆にされるような

ボーッとした顔でもしてるんでしょうかね無気力はてなマーク