※「こはる日和」は私の自己満・ストレス発散のためのブログです※

 

 

私が社会人になって間もない頃のお話です。

 

私は毎日、片道30分かけて電車通勤していました。

しかし寝不足の朝。

激混みの電車で30分立って過ごすのは非常にツライ。

そこで、途中下車してその駅発の電車に乗り換え、

座って目的地まで寝ながら過ごすという毎日を送っていました。

 

そんなある日、ふと、気付いてしまいました。

私はだいたいいつも同じ場所に座っていたのですが

(寝るので可能な限り一番端っこの席を確保!)

必ずといっていいほど、毎日同じ男の子が隣に座ってくるのです。

最初はあまり気にしていなかったのですが、

毎日毎日、その男の子は私の隣に座ってきました。

おそらく大学生くらいの子で、幼さの残る顔立ち。

カジュアルな服装にいつも大きなトートバッグを肩に掛けていました。

 

さすがにちょっとその男の子の事が気持ち悪くなってきた私。

思い切って乗る車両を変えてみることにしました。

が、その男の子は隣に座ってきたのです。

ゾっとしました滝汗

 

その日から私は、いつもと同じ場所に座ってみたり、車両を変えてみたりと

いろいろと場所を変え場所を変えしてみましたが、

必ずその子は私の隣に座りました。

 

あまりにも怖すぎて、私は朝の途中下車を止めることにしました。

立って30分間は寝不足の朝にはキツかったけど(早く寝ればいいのに)

怖い思いをするよりはずっとマシでした。

 

そして半年ほど乗り換えない日々を過ごし、

そろそろいいかな?と、また思い切って途中下車してみましたが、

その男の子は二度と現れる事はありませんでした。

 

その後しばらくして、一度だけその男の子を見かけた事があります。

その男の子はどうも私と同じ駅を利用していたようで、

仕事が終わって家の最寄りの駅に帰って来た時に

夕方の駅でお友達と思われる子と数人で駅前に立っているのを目撃しました。

同じ駅を利用していたという事は、ここで見かけられていたのかな?

私と同じように朝わざわざ途中下車して電車を乗り換えていたようです。

私はてっきりその途中下車する駅から乗ってくる子だと思っていましたが…。

 

私の事を気に入ってくれていたのかな?と後から考えるとそう思ったのですが、

その当時はそんな事を思いつきもしなかったし、

あの男の子のやり方が…とにかく怖すぎましたネガティブ

毎日毎日同じ人が無言で隣に座ってくるって(しかも場所を変えても来る)

本当に本当に恐怖でしかありませんでした。

 

あ、でもその子のお顔はなかなか好みのタイプでしたよ爆  笑

 

ちなみにこの出来事より後に、

更なる恐怖が私の身に降りかかる事となるのでした…