毎日欠かさずお邪魔しているブログ、
「【漫画】♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です 」のうたぐわさんが、トークセッションに出られるということで、
新宿のジュンク堂書店に行ってきました。
もともとこの日のイベントは、うたぐわさんが師匠と呼んでいらっしゃる、
大塚隆史さんの本の出版記念だったのですが、
うたぐわさんも、昨日本を出され、
「ゲイから学ぶ、二人で生きるための技術」というのがテーマでした。
今はあまり、ゲイって言うだけで拒否反応を起こす人っていないのではないかと私は思うけど、
実際のところはどうなんでしょうね。
私の場合は、
小さい頃、友達がみんな男性アイドルに騒いでいるのに、私は女性アイドルしか好きになれず、
同級生の男の子にも興味がなくて、「自分はレズ?」って悩んだことがあったり。
(だからって別に、女の子が好きだったわけじゃないんだけど。)
女子高に通っていたから、隠れレズの子がいたり。
(そういうのって、気がついちゃうタイプ。)
初めてのポルトガル人の友達はバイセクシャルだったし。
(まだ20歳ぐらいの生娘(?)だった私に、男性同士が絡んでいる画像とか送ってきて、
どう反応していいのか困った…。すごくいい人なんだけど。)
ちょっと違うけど、会社には性同一性障害の人がいたり。
私自身が「お前は男だ」と言われていることもあって、
こういうことって、結構すんなり受け入れられちゃう。
お二人が何度も繰り返していたのは、
「パートナーシップを続けていくのに大切なことは、コミュニケーションだ」ということ。
好きになるのが異性か同性か、その差はあまり関係ない。
逆に、ゲイ(レズ)の人がちょっと羨ましいなと思ったのは。
彼らには「結婚」というものがありえないから、パートナーとしての関係をずっと維持していくのが「普通」。
でも、私みたいに異性愛者だと、結婚せずにパートナーシップを続けていくのは「異質」。
結婚せずに事実婚、というのは、やっぱり日本の社会では認められにくい。
ただ、同性愛者は選択肢がないけど、
私には選択することはできる、という点で違うのかもしれないけどね。
それから同性愛では、体から始まる関係が普通らしいけど、
異性愛ではそれが、あまり受け入れられやすいことではないこと。
私は、付き合う(=恋愛する)には体の相性も重要だと思っているから、
付き合う前にセックスすることが多いけど、
やっぱりそれは一般的に「尻軽」であり、敬遠されてしまう。
でもやっぱり、異性愛者でも同性愛者でも。
自分の個性をきちんと受け入れて、コミュニケーションをきちんととって、表現して、
パートナーに理解してもらうこと、パートナーを理解すること。
そういう相手が見つかる、そばにいるってことが幸せなことに変わりない。
久しぶりに、全面的に同意できて納得できるお話を聞けた日でした。
- じりラブ/うたぐわ
- ¥1,000
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ブログの動画で見たうたさん、そのままでした(って当然か)
何気に私、人見知りなので、
そうじゃなかったらサインしてもらう時に、いろいろお話したかったなぁ。
- 二人で生きる技術─幸せになるためのパートナーシップ/大塚 隆史
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どんな方だろうと思っていたのですが、
すごくダンディで、優しい感じのおじさまでした。
お話されることすべてに納得!
でも、私はやっぱり異性愛者だな…。
そうはいっても、いつどうなるか、先のことは分からないけどね。
サインしてもらったら、
うたさん手作りのクッキーcomうたさんのイラスト&ケーキcom大塚さんのイラスト
というお土産までいただいちゃいました。
私、料理は好きだけど、お菓子は絶対に作らないので、うたさん、超そんけ~。
これからもついていきます!