もしかしたら反感を買う内容かもしれません。
でも、それを承知の上で書きます。
気分を悪くされる方がいたら申し訳ないのですが。
私は、「国際恋愛」とか「国際結婚」という言葉が嫌いです。
なぜ、日本人ではない人と恋愛をするのに、わざわざ「国際」という言葉をつけたがる人が多いのか、
それがよく分かりません。
状況を説明しやすい、分かってもらいやすいからなのかもしれないけど。
別にそんな枕ことばをつける必要ないじゃない?
昔、友達がドイツ人と結婚したとき、
「おお、国際結婚だね~」と冗談めかして言ったら、
「私、そう言われるの嫌なの。 なんか陳腐に聞こえるから。」
と言われました。
その言葉に、私はほっとしたのを覚えてます。
周りにいる外国人の友達は、違う国籍のパートナーを持っている人が多いんだけど、
「国際結婚?そういう意識はないし、それって日本人独特の感性なんじゃない?」
と言います。
ヨーロッパ在住の人が多く、彼らは普通に国を超えて行き来しているからなのかもしれないけど。
私自身、しばらく恋愛の相手は日本人じゃない人が多いけど。
友達に「国際恋愛しているの」とは言いません。
まあ私の友達は私のことをよく知っているので、
「新しい彼氏ができたの」と言えば、
「今度も日本人じゃないんでしょ。どこの人?」
と尋ねられることがほとんどで、それで答えることは多いけど、
わざわざ自分から「今度の人は○○人よ」とは言わない。
第一、私は感性が同じ人ならば、日本人がいいと思ってるし…
そういう意味では、私は日本人にはもてない負け犬。
「国際恋愛」と言ったほうがかっこいいからなのかしらね。
それとも、文化の違いや言葉に苦労していることをアピールしたいのかな。
どちらにしても、特別意識的なものを感じてしまいます、私は。
今更珍しくもないのに。
私は言葉の壁を感じるような人を好きになることはありません。
だからほとんど相手も日本語を話すし、私の外国語力で相手の日本語をカバーできるような人ばかり。
そうじゃなきゃ、本音で話すことなんてできないし、その人の本質を見抜くことなんてできないもの。
文化の違い、考え方の違いについて悩むこともありません。
同じ日本人だって、育ってきた環境でかなり違うわけだから、
そういった「違い」を、国籍だとかの型にはめて考えたりしない。
だって、同じ人間だもの。
私みたいな人間は、やっぱり少数派なのでしょうか。